2007年12月31日月曜日

大晦日に吼えろ!

今年1年も、何とか生き延びたなぁ・・・
(嫁も引き連れつつ)
新聞、TV、インターネットを見るに、
今年も、“ヤラレ”ちゃった人の何と多い1年だったことか。

日本が「良くなりつつある」のか「悪くなりつつある」のか
ワタシにはよく分かりませんが、ま、
「良くなりつつある」と信じたいデス。はい。

んで、こんなご時世には「陰謀論」なるものが実しやかに飛び交うもので、
「何が」真実なのか?「誰が」真実を語っているのか?
イロイロなことが、ますます混沌としつつあるワケなのですが、
だからとって性急に答えを求めたりするのは「いかがなものか?」と。

唐突に、「なぜ自殺するのか?」という事を考えてみるに、
そこに「自殺する理由」があるからですわな。
で、その「自殺する理由」ってやつがどこから来るのか?を考えてみるに、
おそらくほとんどの場合は外部的要因なのでは?

例えば・・・「借金苦」。
「借りた金」を返し続けなければならないという
「社会的責任」の重さに耐えかねて「自殺」を選択したのなら
言葉を変えれば、「社会に抹殺された。」とも言えるワケで・・・。

例えば・・・「将来に悲観して」。
生活が苦しい。人生が楽しくない。希望が持てない。
子供にも十分な教育が与えられない。
だから「自殺」や「一家心中」を選択したのだとしたら、
やはり、「金」が無ければ幸せになれないような「社会」に
精神的に追い詰められ、「抹殺された。」とも言えるのでわ?

社会的な問題を解決するのは一筋縄ではいきません。はい。
なんせ、いろいろな人間の利害関係が絡み合っていますから。
そういう複雑な利害関係を整理するのはヒッジョーに骨がおれるワケで、
「陰謀論」とかに飛びつきたくなる心理もまぁ・・・ね?

しかしながら、「陰謀論」はウラが取れない限り「憶測」
に過ぎないワケで、単なる「風評」と五十歩百歩の世界。

「じゃあ何を信じたらいいんだ?」

自民党を信じたらいいのか?
民主党を信じたらいいのか?
それとも・・・

「まずは自分を信じなさい。」

と、ゆうのがワタシの意見です。はい。
自分が、「コレおかしいんじゃないの?」と思ったら、
どこかのオエライさんがどう言おうと、
それはきっとオカシイのよ。で、
その気持って、きっと大多数の人も思っている事なのよ。

だけど自らの知識不足から、そのオカシナ事
明確な根拠が見出せなかったからといって、
安易に「陰謀論」に与してしまうのはチョッと短絡的なんじゃないの?と。

答えが出なかったら、答えが出るまでジックリ待てばいいのよ。
そのときに大切なのが「平常心」てヤツなんだろうケド、
この「平常心」てヤツを説明するのもまたムズカシイので
ワタシなりの言葉で表現するならば、

ヤラレてたまるかっ!

・・・ということでしょうか?
え?よけいにワカらない?
失礼しましたwww・・・orz

ま、ワタシの日々の実感としてネ、
タイミングの悪い時にはイロイロな問題が一度に発生したりして、
そんな時、「正直しんどい」ってなカンジなんですが、
パニクりそうな頭の中を落ち着かせたり、
ダウン気味の自分を奮い立たせるために心の中で叫ぶワケですね。

ヤラレてたまるかっ!

と。

ええ、2008年もこれでイカせてもらいます。はい。
で、その前に大晦日にあたり、今年最後の浪人の一吼えをば。

ヤラレてたまるかっ!


みなさん良いお年をお迎えください。

でわっ!

2007年12月14日金曜日

チョッと気になった

「新テロ特措法」にはあくまでも反対なのがワタシのスタンスなのですが、
その理由は一言で言えば「無駄金」を使うなというコトですな。

くどいようですが、「新テロ特措法」の意味とはアメリカが始めた
「テロリストとの戦い」ってヤツを支援しますというコトなのですが、
そもそも、この「テロリストとの戦い」ってヤツに「大義」「正義」があるのか?
・・・というのが”ビミョ~”なワケですな。

もともとが「期間限定」の法律だったに関わらずズルズルと延期され、
その間にイッタイどれだけの「国民の税金」がつぎ込まれたことやら・・・
その結果として世界情勢が「安定」したならまだしも、
「テロ」が減る、減らない以前に、各国の政治体制そのものが破綻しそう。
にも関わらず、


「新テロ特措法」を成立させる!


と息巻いている自民党って・・・orz


以下、ある自民党シンパのブログから勝手に引用させていただきましたが、ご容赦。



二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/2007/12/post_804.html


■ 原油価格高騰

 原油価格の高騰で国民生活に多大なる影響が出ている。だいたい、ハイオクが100円だったのはいつの話だっただろうか。

 ところで、「今回の原油価格の高騰は民主党のせいである」という話を聞いた。要するに、テロ特別措置法に反対したせいで、原油輸送リスクが上昇→投機筋がさらなる原油買いに入った、という論法だ。確かにテロ特別措置法で税金は1兆円使うが、それよりも原油の高騰で3-4兆円ともいわれるむやみな物価高を招く方がリスクが高いのだ。その辺も含めて政府自民党はうまい説明をすればいいのだが、どうも日本の文化のせいか、表だってはいえないようだ。多少日本の油が横流しされようとも、そんなものはどうでもいい。国際的な原油価格の安定に務める方が国益にかなうのだ、と誰かが言えばいいのだが、もはや原油は投機筋のマネーゲームとかしてしまっているのでどうしようもないのかもしれない。


 いずれにしろ、お茶の間感覚とか、国民生活感覚、なんていう庶民感覚、つまり教育問題とエネルギー問題をおなじモノサシでしか見れないような議員が多いのが民主党だということだ。やっぱりそんな政党に政権は渡せないだろう。渡してみて「ほら、やっぱりだめだったでしょ」といってもそのときにはすでに後の祭りかもしれないのだ。


以上、引用終わり。




ま、アレだ・・・

「今回の原油価格の高騰は民主党のせいである」という話を聞いた。要するに、テロ特別措置法に反対したせいで、原油輸送リスクが上昇→投機筋がさらなる原油買いに入った、という論法だ。

なにがなんでも民主党を悪者にしたいらしいのですが、アレですか、
日本だけが原油価格が上がっているのなら「テロ特措法」の終了が
その引き金となっているという因果関係も理解できるのですが、
ヨーロッパやアメリカ、いわんや世界中?で原油価格が高騰しているこの折に
この「論法」では小学生もダマせないように思うのですが、チョッと気になったもので。

正直に言ったらどうなんですかね?


「原油価格が上がっているワケじゃなくて、ドルの価値が下がっている。」


と。

で、思うに、「ドル」で原油を買い付けるから価格高騰の煽りを受けるワケで、
「円」建てで原油を買い付ければ、以前とそんなに変わらないんじゃないの?
(ヨクワカンナイケド・・・)

というのも、サイゴン-バンコク間の航空運賃が
先月より30ドルも安くなっていて、ま、アレコレ理由を考えましたが・・・

1.欧米ではクリスマス休暇シーズンなのでキャンペーン中。
2.インターネット予約の特典。

・・・くらいか?ワタシの脳みそでは。・・・orz
あと考えられるとすれば、「原油価格の高騰が頭を打った」かな?

ま、件の航空会社は「エールフランス」なワケで、
フランスは「ユーロ」建てで原油を購入しているから、
「ドル建て」での原油購入に比べていわゆる「価格高騰」の影響をうけてないのかな?
なんて思ってみたりして・・・

ジッサイ日本はどうなの?
イランからは「円建て」で原油が購入できるハズでしょ?
もし、この「原油価格高騰」を利用して金儲けを企んでいるヤツらがいたら・・・
これから寒くなるというのに、日本国民を欺いているヤツらがいるとしたら・・・
そんな国民の窮状を、自らの政治的立場のために利用しているヤツがいたら・・・


「てめ~ら人間じゃねぇ!叩っ切ったる!」 (by 破れ傘刀舟)


でわっ!

2007年12月8日土曜日

きょうは

日本が、アメリカ、イギリスを相手に宣戦布告した日だったのだなぁ・・・
そして、日本人として、きょう、12月8日を忘れてはいけないと思うのだな。うん。

「終戦記念日」には戦争の愚かさをあれほど噛み締める日本国民も、
「開戦記念日?」のことになると、まったくの素通りなのだな。

不思議だ。


始まりが無ければ終わりが無いわけで、始まりがあったから終わりがあった。(当たり前)
すべての物事には「因果関係」があるワケで、まぁ、「新テロ特措法」における
日本の国際社会(主にアメリカ)に対する献身的なまでの協力や、
沖縄での米軍基地の滑走路移転問題、グアムへの基地移転費用負担etc...
諸々の「問題」は今日という日があったから、現在、日本に存在するワケなんだな。うん。

「開戦記念日?」をどう位置づけるのか?どう総括するのか?
ここらでジックリ考えたほうがいいのだな。


<抜粋>


反米嫌日戦線「狼」(アカにサヨおなら)

宣戦布告の日
http://anarchist.seesaa.net/article/71702657.html#more


(前略)

1941年 -
午前2時(以下日本時間)に日本陸軍はマレー北部に上陸し、午前3時19分に日本海軍機動部隊が、ハワイの真珠湾攻撃を開始した。太平洋戦争勃発、米英と開戦。


(中略)

美しい冬日とはこんな日であろうか、紅葉した梢が凛としずまり、葉の素枯れかけた菊が花の凛々しさを掲げて咲き誇っている。
まばゆいばかり白く散る陽の下に朝刊を開くと、英米の腹黒さが見透かせるような敵性行動の数々が報道してある。
「あまり甘く見なさるな」と海の彼方まで叫んでやりたいような気のする時、突如としてラジオは、英米との間に戦端を開いたことを告げた。どきりとして息を呑み込んだ。西太平洋において戦闘状態に入ったという。

国中の空気が、すべてこの音響に充ち満ちているように刻々の報道がなされる。どの家でもラジオを入れて聴き入っているので、人声もざわめきもひそめられた。民族の同じ血潮は、この大事に直面して、ふつふつと紅濃く脈打ち無言のうちに覚悟を決め誠志を誓っているのであろう。号外を呼ぶ声が、常ならば聞こえぬ遠方から伝わってくる。戦線を突破するような勢いで号外売りの威力ある姿が近づいて来る。


(中略)

今日の妻達が、男性の足手まといにならぬのはもとよりのこと、深い高い愛情に徹して、夫を国家に捧げ切り、絶対に後顧の憂なからしめる雄雄しい心情でなければならぬ国家と個人はつとに一体である。
気がつくと、路地には子供達が集まって、先刻ラジオ放送した愛国行進曲を歌いながら石蹴りしている。続く時代も健康だ。
婦人は心を静かに、今日の日のような晴れやかさで、戦う人々の慰めとも、うるおいともなりながら、日々のつとめを果たそう。
茜雲も暮れかけて、警戒管制の夜に入る。(阿部静枝 週刊朝日12/21)


</抜粋>


この記事を読んでわかったことは、

「突如としてラジオは、英米との間に戦端を開いたことを告げた。」

という部分から、国民の合意があったから米英に対して「宣戦布告」がなされたワケでなく、
ある日、突然、「それ」は始まったというコトなのだな。うん。
(モチロン、それ以前から国民に対して十分な”教育”が成されていたワケだが・・・)


「ある日突然、戦争は始まる」

おもえばコワイことなのだな。
一般の市民には何も知らせれず(当たり前と言えば当たり前なのだが)、
例えば、どこか遠い国での局地的な紛争が引き金になって、
多くの国を巻き込んだ大きな戦争に発展する危険性は現代でも十分にあるワケだ。



「本日、現地時間午前11:30ころ、中東のA国に駐留する自衛隊の駐屯地に
迫撃砲が打ち込まれ、これにより自衛隊員に死傷者が多数出た模様です。
迫撃砲を打ち込んだのはA国政府軍とみられ、その後もA国政府軍の
自衛隊に対する攻撃は続いており、日本国政府はアメリカ政府とも慎重に協議した上で、
先ほど、A国に対して正式に「宣戦布告」をしました。
日本国民のみなさんには、本日より日本全土が戦時体制に入ったことをお知らせいたします。
また、日本国内でのテロ発生の可能性が非常に高まりましたので、不審な人物を見かけたら
まずは最寄の警察署に通報をお願いします。
一時間後に政府より正式な発表がありますので、テレビ、ラジオのスイッチは切らず、
そのままの状態でお待ちください。」(by 犬HK)



なんて未来は御免こうむる。

「或る日」

「突然」

庶民のまったく知らないところで戦争がはじまるなんて・・・

ア~、ヤダヤダ!



でわっ!