2011年11月30日水曜日

東京電力を必要としない生き方


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 今回は脱原発の具体的な方策の一案をご紹介します。東京電力及び電力各社が原発を運転停止しない理由として、「電力不足」を掲げるのなら、各電力会社の電気を買わなければイイのです。自家発電に切り替えてしまえばイイだけの話です。

 極論のようですがすが、先ずは世界のナベ・・・もとい、世界の「HONDA」のコージェネレーション・システムのHPをご覧下さい。


コージェネレーション エコウィル(ECOWILL)


 ね?既に自家発電は「夢」でも何でもなく、明日にも実行可能なワケですよ。
 火力発電と比較してもエネルギーのロスは格段に少なく、ましてや大きなリスクを伴う「原子力発電」とは比べるまでもありません。前にも書きましたが、原発とは・・・「原子力湯沸かし器」に他ならないのです。たかだかお湯を沸かすのに・・・


本当に原子力が必要か?


・・・という疑問に尽きるワケです。ワタシは。
 エネルギー変換効率からしても、発電から受電までの経路が「0(ゼロ)」の自家発電の方が効率がイイ(エネルギーロスが少ない)のは当然です。

発電所からの送電の場合

ガス供給などによる自家発電の場合
 で、値段はお幾らなの?というと、HONDAでは直接販売せずガス事業者が取り扱っているとのコトで、参考価格として大阪ガスでは、「現金標準価格:795,690円(税込)※別途、設置工事費が必要となります。」とのコト。

 トータルで100万くらいですかね?この値段が高いと見るか?安いと見るか?ひとつに、「フクイチ」の事故後の無計画停電で命を落とした人もいますよね?なおかつ、自宅で電子医療機器を使用している患者のみなさんもいます。


<転載>

シンポジウム・震災と停電をどう生き延びたか

<抜粋>

◆2011/09/21 「停電弱者」[今日のノート]
 『読売新聞』大阪版2011-09-21朝刊 気流面 記事・画像(pdf)

 ライフラインという言葉は阪神大震災以来、よく使われるようになった。電気や水道、ガス、電話など生活に欠かせないサービスの供給網のことだ。

 なかでも電気が文字通り、生命線になっている人たちがいる。人工呼吸器や酸素吸入器を使って在宅で暮らしている重い病気の人たちだ。


 「停電は即、命にかかわります」


 全身の筋肉が動かなくなるALS(筋萎縮性側索硬化症)の増田英明さん(68)(京都市左京区)は、そう強調する。

 東日本大震災に伴う停電では、手動で空気を送る蘇生バッグを家族が押し続ける、車の電源につなぐといった方法でしのいだ人たちもいたが、山形県では4月の余震後の停電で63歳の女性が死亡した。病院へ緊急搬送された人も多かった。

 人工呼吸器の内蔵バッテリーがもつのは1時間程度。予備バッテリーは数万円、燃料を使う発電機は10万~20万円もする。みんなが自前で用意しておくのは難しい。

 厚生労働省は、発電機などを医療施設や保健所に備えて患者に貸し出す事業を始めたが、東京電力と東北電力のエリア以外は自治体と施設の費用負担が必要で、進んでいない。東京都は独自に、予備バッテリーや蘇生バッグを全額公費で無償貸与する事業を開始した。

 「停電弱者」への支援は、急いで進めないといけない。行政だけでなく電力会社や機器メーカーも協力してほしい。(編集委員 原昌平)」(全文)

</抜粋>

</転載>


 少なくとも、高いの安いの言ってる場合じゃない人たちも居るというコトです。停電イコール即、「死の恐怖」であれば、奴隷の身分と何ら変わりません。生殺与奪の権利を電力会社に握られているに等しいのですから。

 であれば、100万円で奴隷身分から解放されるのは高いのか?それとも安いのか?自分で考えて答えを出すしかありません。それが個人革命の第一歩なのです。
 ところでこのユニット、とても小型でオドロキです。突起部分は含みませんが、高さ75cm×横幅58cm×奥行(厚さ)30cmと、ちょっとした旅行用スーツケースのサイズです。

 ということは何処にでも持ち運びが可能なワケで、引越しなどの際にも新しい居住先でそのまま使えますなあ。もうね?ベトナムで使いたいですなっ!

 何度も書いたコトですが、ベトナムではサイゴンのような都市部でもワリと計画停電があったりして、その度に飲食店などでは発電機を回すのですが、これがけっこうウルサイんですわ。その点、このユニットは静音性も考慮されているようで、ヘム(路地)の奥の住宅地で使用してもダイジョウブかも?
 で、貯湯ユニットの方は早い話が「タンク」ですから、世界中どこにいっても手に入るでしょうし、何なら自分で自作することも可能でしょう。つまりこれは世界に向けて販売できるシステムなワケですよ。すばらしいですなあ。


ブータン王国にでも寄付


してみたらどうですかね?HONDAは自然環境との調和に協力します。とか?

 ま、それはさて置き・・・100万円という値段に納得できれば後はもう・・・


ヤルか?ヤラナイか?


という個人の決心にかかってくるワケです。

 で、スペックにはLPガスも使用可と謳っていますが、運転時間の目安が無いので、当面は都市ガスが整備されている地域が対象になるでしょうが、震災などに見舞われた場合、ガス管が破損するケースは十分に考えられます。


型番: MCHP1.0K2

使用燃料: 都市ガス(天然ガス)/LPガス

エンジン型式: 4ストローク水冷単気筒OHV

排気量: 吸気行程容積110/排気行程容積163

発電機形式: 多極式正弦波インバーター発電

発電出力: 1.0(AC100/200V)

熱出力kW: 2.5

ユニット重量(整備) kg: 71

サイズ mm: 全高750×全幅580×奥行298(突起部を除く)


 そうすると災害にも強い自立した発電のためには、やはりLPガスボンベなどの使用が有利なワケで、是非!その辺りを基本設計として盛り込んで欲しいと願う次第です。そして将来的には、HHOガスなどの再生可能ガスにも対応させ、ひとりひとりがもっとエネルギーに関心を持つ社会になればイイなあ。・・・と。

【日本の技術】水から生まれた新燃料




以上。東京電力を必要としない生き方でした。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月29日火曜日

ヨーロッパ金融史


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 これが日本にどう関係してくるのか定かではありませんが、ドイツ国債が入札割れしたそうで、ドイツ国債の人気が落ちたのか?それとも他の国に、ドイツ国債を買う余力が無いのか?


<転載>

wsj.com:波紋呼ぶドイツ国債入札不調
2011年 11月 24日 16:15 JST

<抜粋>

 オーストリア通信(APA)によると、欧州中央銀行(ECB)理事を務めるオーストリア中央銀行のノボトニー総裁はドイツ国債入札の結果を「警鐘」と呼んだ。

 カナダのフラアティ財務相は、結果について「非常に重大な懸念」を抱いていると述べた。ユーロ圏の債務危機は今や世界的な病に拡大しつつあり、ユーロ圏の政策担当者が早急な解決策を打ち出して前進する必要性が強まったという。

</抜粋>

</転載>


 で、藤井センセイもこの件について解説しておられますが、毎度、センセイの落語家並みの歯切れの良さには感心する次第です。「笑点」である日突然、歌丸師匠に代わって座っていても何の違和感も無いような・・・。



【拡散希望】ユーロ崩壊か!?ECBは何故、最後の貸し手になれないのか、ドイツの国債も札割れ


ユーロ崩壊か?!①




ユーロ崩壊か?!②




 フランスはドイツに支援を求めグダグダの様相を呈しているワケですが、EU主要国がこの体たらくじゃ・・・


いかがなものか?


・・・と、思う次第です。はい。

 で、フランスとドイツの経済観念というか、経済・金融に対する態度が違うのも、ヨーロッパ金融の歴史が係わっているんだろうなあ・・・と。
 

<引用>

テンプル騎士団


<抜粋>

概要

 テンプル騎士団は構成員が修道士であると同時に戦士であり、設立の趣旨でもある第一次十字軍が得た聖地エルサレムの防衛に主要な役割を果たした。特筆すべき点は、騎士団が保有する資産(構成員が所属前に保有していた不動産や各国の王族や有力貴族からの寄進された土地など)の殆どを換金して、その運用のために独自の金融システムを発達させ、国際銀行の元祖ともいうべき役割を果たしていたことである。ヨーロッパ全域に広がったテンプル騎士団は聖地がイスラム教徒の手に奪い返されて本来の目的を失った後も活動し続けたが、1300年代初頭にフランス王フィリップ4世の陰謀によって壊滅させられ、以後活動禁止となった。

</抜粋>

</引用>


 解散させられたテンプル騎士団の資産、メンバーは、同時期に存在した聖ヨハネ騎士団に引き継がれるワケですが、簡単に言うと、テンプル騎士団が整備した金融システムが乗っ取られてしまったワケです。

 で、フランス以外の国ではテンプル騎士団への弾圧はほとんど無く、そうなると、テンプル騎士団の残党と、テンプル騎士団の金融システムを乗っ取った連中との間で確執が生じるであろうことは、容易に想像がつくというものです。

 つまり、ヨーロッパの金融界は一枚板ではないと考えられるワケで、ふたつの勢力が時代を越えてせめぎ合っていると考えた方が自然です。ヨーロッパにおいては・・・ 


金融もまた、ひとつの利権なのだ。


・・・と。

 ちなみにテンプル騎士団の資産を引き継いだ聖ヨハネ騎士団ですが、結局、エルサレムを死守できずに、ロードス島、マルタ島と戦線を後退させつつ、最後はナポレオン1世にマルタ島をも追われ安住の地を失い消滅・・・かと思いきや、なんと!国連のオブザーバー国として、現在に至るまで存在し続けています。


<引用>

マルタ騎士団


<抜粋>

国際連合での位置付け

 国連では、マルタ騎士団を「非加盟国」としてではなく、「オブザーバーとして参加するために招待を受ける実体(entity)あるいは国際組織」のひとつとして扱っており、国としては認めていない。マルタ騎士団は世界の約94か国と外交関係を持ち、在外公館を保有しているが、2005年現在、日本はマルタ騎士団を国として承認しておらず、外交関係も持たない。

医療などの慈善活動を行っており、独自のコインや切手を発行している。また、イタリア入国とは別に入境に際して許可の取得が必要である。

</抜粋>

</引用>


 ま、あくまでも憶測ですが、ヨーロッパではテンプル騎士団の資産を引き継いだマルタ騎士団に、かなりの正統性が認められている証でしょう。恐らくはヴァチカンに匹敵する程の。

 そう考えると、EUの内情もまた別な側面が見えてくるワケで、そういった過去の因習に縛られているのはヨーロッパに限らず日本もそうだし、きっと世界中に蔓延していると思うワケです。

 で、正しい歴史、事実を知ることでそういった過去の因習を断ち切り、因習は因習。伝統は伝統。是は是。非は非。として、しっかりしたロジックを身につけるのが、経済にしろ何にしろ、これからのワタシたちの進み方のように思うワケです。はい。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月27日日曜日

NESARA発動


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 「Occupy Wallstreet」がエジプトにまで飛び火したようですが、所謂「エジプト革命」がへタレてしまったのは(ワタシにはそう見えます)、「革命のその先」のビジョンを、エジプト庶民が持ち得なかったのが原因だと思う次第です。


 ところで、「NEW WOLD ORDER(新世界秩序)」に反対する人たちは世界中に大勢いますが、「NWO推進者」に比べて反抗勢力の行動効果が薄い?のは何故か?ワタシが思うに「エジプト革命」と同じで、


その先のビジョンが無いから


に他ならないからでは?・・・と。

 ただ「反抗」するだけなら子供でもできます。「NWO推進派」がビジョン・計画を以って、世界を着々と創り変えようというのなら、反抗勢力・・・レジスタンス側もそれに対峙し得るビジョン・計画を持っていないと、結果、エジプトのようにグダグダな状態になり、「真の革命」からは遠く離れてしまう・・・と。

 「革命」は、悪弊に満ちたシステム・因習の破壊であると同時に、新たなシステムの創造であり、それが提示できなければ単なる混乱を引き起こすだけであり、混乱に陥った社会の住人は「秩序」を求めるでしょう。そしてその際に、容易く旧来の勢力が支配力を巻き返すのは明らかです。時として、「革命」の前よりも一層、その力を増すでしょう。

 例えば「尊王攘夷」派の過激な行動が、後の「安政の大獄」に繋がったように、例えば9.11の後に、アメリカで「米国愛国者法」が制定されたように、大きな混乱の後に体制側が支配力を強める例はいくらでもあります。


恐怖!「人権侵害救済法案で私は消される。」 故中川大臣




 前置きが長くなりましたが、ま、日本における「反TPP」「脱原発」の件は今回は脇に置いとくとして、アメリカ全土に拡がる「Occupy 運動」の今後のビジョンについて、部外者ではありますがひとつ提案するならば、


NESARA発動


旗印として掲げ、分散した各「Occupy」戦線を統一するのが、「戦術」としても効果的ではないか?と思った次第です。

 ま、ワタシ自身・・・どころか、大多数のアメリカ庶民も「NESARA」の全容を知らされていない現状、「NESARA」の実態を白日の下に晒す好機でもある・・・と、ワタシが「Occupy」の執行部なら、ここらで具体的な「戦略」をたてるでしょうな。せっかくここまで盛り上がった運動の気運・・・モチベーションを下げないためにも。


日本人が気がつかないTPPの罠




<転載>

オバマとNESARA

<抜粋>

NESARAは、アメリカ合衆国で既に立法化されている法律(National Economic Security And Reformation Act)ですが、まだ施行には至っていません。しかしオバマの勝利によって、ようやく出番が見えてきたといえます。

NESARAには数十年にわたる深甚な歴史があります。

そもそもは、アメリカ中西部で農民たちが銀行に土地を取り上げられる事態が多発して、窮地に立った農民が裁判に訴えたことが発端です。

その過程で、銀行と一部の政府高官や判事たちが結託して、土地を不正に抵当流れ処分にする組織的な詐欺が行われていたことが段々と明らかになり、同時にアメリカの中央銀行に相当する連邦準備制度(FRS)及び傘下の銀行(FRB)の違憲性も露呈してきました。ちなみに、FRS/FRBは私企業です。

これに対して、正義心に燃えた陸軍・海軍の将軍や提督たちが、支援者や共同提訴者になったことも裁判の帰趨に大きい影響を与えました。

結局1993年に、一連の裁判に対して最高裁判事の7対3の多数で農民側を勝利とする判決が出ましたが、その中で連邦準備制度は(ルーズベルトによって金本位制が廃止された)1933年から違憲状態にあったとされ、政治と金融システムの大幅な改革が要求され、更にアメリカ国民が何世代にもわたって被ってきた金銭的損失が補填されるべきとされています。

このような革新的な内容から、最高裁は、改革内容が公式に発表されるまで一切の裁判記録を封印することにして、全ての関係者に守秘義務を課しました。

その後、施行への責任を負った裁判所は、各分野の専門家を集めるなどして徐々に改革内容を具体化させ、貴金属の裏付けを持つ新通貨の準備も整いましたが、クリントン政権との「調整」を含めて、結局は遅々たる歩みにとどまったのです。

改革の内容が具体化するにつれ、様々な利害関係者の妨害も出てきました。

裁判所が、そして政府も、必ずしも改革に積極的でないことを見抜いた上記の将軍や提督そして法律専門家たちは、必要な改革を統合した単一の法律を立案して議会を通す方策を案じました。

それを成立させた過程も大変ドラマチックで、彼らは、法案に賛成の上下両院議員だけに対して(陸海軍の特殊部隊を使って)書面を回送して定足数を確保した上で、直ちに、それら議員たちに(特殊部隊員の護衛の下で)それぞれの議院に集まってもらったのです。

こうしてクリントン政権末期の2000年春に、上下両院の賛成多数で奇跡的に成立した法律がNESARAです。

以上のような経緯があるので、NESARAの詳細は公表されていませんが、その精神や内容の革新性は次のアウトラインから明確に読み取ることができます。

1.合衆国憲法の回復

2.正副大統領と大統領任命の閣僚や官僚、また国会議員の全員がNESARAの公表から72時間以内に辞任。臨時の正副大統領が指名され、6ヵ月以内に選挙

3.クレジットカードの残高、銀行借入金や各種ローン等を全て免除

4.国家に帰属する新中央銀行を発足させ、貴金属に裏付けされた新通貨(兌換通貨)を導入。FRS/FRBを廃止

5.所得税を廃止し、重要品目を除外した新消費税を導入

</抜粋>

</転載>

 
 ところでワタシ、「民主主義」を繰り返し口にしていますが、確固たる民主主義は何に基づくかというと、「自立した個人」に他なりません。自分の頭で考え、自分で判断を下す。当たり前のコトのようですが、それが忘れられてしまったから現在の日本が、世界が在るワケです。そして、「自立した個人」の連帯が確立されない限り、


健全な民主主義


も成立しないのです。「民主主義」なんて、単なる言葉遊びに過ぎません。あらゆる「主義」に縛られてはならないし、「主義」を頼りにするのも間違いです。大切なのは「自分」なのです。

 ま、そういう次第で、いつものアレ・・・見直すことにしました。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月25日金曜日

TPPが農家を攻撃したとき


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 おおお!!藤井センセイも、「TPPをブッ飛ばせ!!」と吼えております。


カンゲキmmm!


 しかも英語で発信されてます。ヤッパリ、「真のインテリ」は戦い方が違いますなあmmm!もうね?みなさんも薄々感付いてはいるかも知れませんが、現在、日本は非常にヤバイ状態にあるワケです。表向きは平穏な日常が過ぎてゆくかに見えますが、


臨戦状態


にあるといっても過言ではありません。そして日本に限らず、世界中いたるところで、企業独裁主義 VS 民主主義の鍔迫り合いの真っ最中なのです。

 そんな中、藤井センセイがTPPの問題に関する日本人のオピニオンを、英語で海外に向けて発信するというコトは、世界中のワタシたちに「共闘」を呼びかけるメッセージに他なりません。

 ワタシたちは弱い。ひとりひとりは弱い存在ですが、自らの生存を賭けた戦いを避けることは「死」を意味します。座したまま「死」にたくなかったら・・・


戦うしかない!


・・・のです。


Let's Get Rid of TPP !!



<転載>

 このメッセージは、TPPの問題点、内容、現在の状況等について、英語でNEWS解説を行ったものです。趣旨は、日米両方の反対派に共闘を呼び掛けるものです。

 現在のアメリカでの反対派の状況、オバマ大統領が、大統領選挙初期のころには、自分の選挙区の雇用や安全を脅かすから「NAFTA」さえも見直したいと、アピールしていたのに、スッカリ意見をCHANGEしてしまったということ等々、語りました。

 特にアメリカ人に一人でも多く、この内容を知ってもらいたいです。 そして共闘して、TPPにストップをかけたいのです!

 是非、海外の英語圏の御友達がいらっしゃる方は特に、フェイスブックやTwitterや、メルマガ等、あらゆる形で、このメッセージをひろめることに、どうか御力を貸して下さい。

 TPPに対する、日本のごく普通の生活者の立場、反対派の声は、特に英語圏では殆ど報じられていません。この声を大きくしたいという思いで、今朝は、出発前に、英語のスピーチを行いました。

是非宜しくお願い致します。

 = 藤井厳喜 =

</転載>


 ワタシたちも心の中では、「何とかしなければ」とは思っていても、「戦い方」が分からないのが実情ではないでしょうか?


どうすればイイんだろう?


と考えている人は多いと思います。が、その気持ちさえ失わなければ「戦い方」も見えてくるんじゃないんですかね?

 「どうせ」とか、「所詮」なんて言葉は「恥識人」の専売特許であり、ワタシたちとしては「雨だれが岩に孔を開ける」が如く、淡々と、休みなく、真の民主主義の実現に向けて邁進するのが正攻法なのでしょう。

 その上でも中野センセイにも、もうひと頑張りして頂きたいと・・・。


日本人が気がつかないTPPの罠




 ・・・で、ワタシなりに藤井センセイの意気に感じ入り、こんなメッセージを考えてみました。


TPPが農家を攻撃したとき。

<独文>

Als die TPP die Farmers holten,
habe ich geschwiegen;
ich war ja kein Farmers.

Als sie die Anti-Globalist einsperrten,
habe ich geschwiegen;
ich war ja kein Anti-Globalist.

Als sie die Gewerkschafter holten,
habe ich nicht protestiert;
ich war ja kein Gewerkschafter.

////////////////////////////////////////////////////////////////////
Als sie die arme menschen holten,
habe ich geschwiegen;
ich war noch nicht arm.
////////////////////////////////////////////////////////////////////

Als sie mich holten,
gab es keinen mehr,
der protestieren konnte.


<英文>

When the TPP came for the farmers,
and I did not speak out,
because I was not a farmer;

Then they locked up the anti-globalist,
and I did not speak out,
because I was not a anti-grobalist;

Then they came for the trade unionists,
and I did not speak out,
because I was not a trade unionist;

////////////////////////////////////////////////////////////////////
Then they came for the poor people,
and I did not speak out,
because I was not yet poor;
////////////////////////////////////////////////////////////////////

When they came for me,
and there was no one left
to speak out for me.


<和文>

TPPが農業を攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は農家ではなかったから

反グローバリストが牢獄に入れられたとき
私は声をあげなかった
私は反グローバリストではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき
私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

////////////////////////////////////////////////////////////////////
彼らが貧しい人たちを連れ去ったとき
私は声をあげなかった
私はまだ貧しくなかったから
////////////////////////////////////////////////////////////////////

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は
誰一人残っていなかった



民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月24日木曜日

初心に還る


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 TPP問題に関して、「開国」だの、「鎖国」だの、と観念的に語ると、「本質」が見えなくなる様に思うワケです。そこで、そもそも「貿易」とは?について一度整理したいと。

 そもそも、そんなに難しく考える程のコトでしょうか?今や個人輸入は珍しくも無いワケですし、ネットでいくらでも海外製品が購入できます。つまり、日本では手に入らない物品を海外から取り寄せるのが「輸入」で、逆に日本にしか無い物を海外に売るのが「輸出」です。

 諸外国と交易を始めると、従来の「国内市場」の他に「海外市場」も生まれます。それにしたって別に最近始まったコトではなく、正倉院の収蔵物を見ても、大昔から既に日本は中東エリアと交易していた形跡があるのです。

 で、「国内市場」と「海外市場」は別モノですよね?輸出なんかしなくたって、国内の市場に物品を供給して経営が成り立っている会社なんて、星の数ほどあります。

 一方で、国内での需要が無いか飽和状態になり、販売先を海外に求めなければならない企業もあります。

 したがって、国内市場依存タイプと、海外市場依存タイプの、二種類の企業が日本国内に混在していることになります。

 国内市場依存タイプは、基本、「関税」は無関係です。国内で生産・販売するワケですからね。しかし、海外市場依存タイプは無関心ではいられせん。輸出競争力を上げる(価格競争に勝つ)ためにも、輸出先の「関税」は低いことが望ましいのです。

 で、ここまでが取り敢えず「TPP以前のハナシ」となるワケですが、「関税」レベルの段階であれば、「米」の輸入関税を下げろと諸外国から強要され従ったとしても、外国米が不味ければ、消費者が買わなければイイという、消費者の選択権があります。


外国製品が安く買える。 


・・・などと「恥識人」は吹聴しますが、ワタシたちが第一に求めるのは製品・食品の「安全性」であり、決して「価格」だけが判断基準ではないのです。

 そして、国内市場に流通する製品・食品の安全性はいまのところ、JAS(日本農林規格)や、JIS(日本工業規格)によって守られているワケで、海外からの輸入品目に対してもJAS、JISが適応され、ワタシたちの「食と生活の安全」に寄与している次第です。はい。

 で、ここまでがTPP以前・・・「関税」レベルのおハナシなのですが、TPPでは「非関税障壁」を取り払えと・・・JAS、JISの安全基準を変更しろというハナシになるワケで、ワタシたちの「食と生活の安全」が脅かされる事態になります。 

 具体的な例で言えば、国内市場にBSE牛肉が氾濫するようになるワケです。



431:11.11売国記念日~野田閣下、君が「ISD条項を知らない」と言ったから、今日は私の売国記念日


日本人が気がつかないTPPの罠




 そうなると最早、国内市場依存だの、海外市場依存だの言ってる場合じゃなくなるワケです。日本という国から「食と生活の安全」が奪われかねない事態になるのですから、極論からすれば・・・


人間やめますか?TPPやめますか?


・・・という選択にもなるワケです。はい。


民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月21日月曜日

ハーメルンの笛吹き男


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 「恥識人」の筆頭格のような池田なにが氏が、またまた「TPP推進論」をブチ上げているのですが、ワタシ自身、経済学なんて勉強したことが無いので自分なりに、池田なにが氏の力説するところの「比較優位の原理」とやらを調べてみました。


『「TPP開国論」のウソ』のウソ
2011年11月20日21時32分


<引用>

MBAナビゲーター  ~MBA取得の道標~

比較優位の原理

国力に差のある2つの国間での自由貿易からでも、両国とも利益を享受できるという理論がD・リカードが提唱した比較優位の原理です。

通常、国力に差がある場合は、強い国に一方的に優位な状況になるのではと考えられがちですが、それぞれの国が相手の国よりも生産性のよい製品に特化して生産し、足らないものはお互いに貿易することで補うことにすれば、両国とも独自ですべての製品を生産していたことに比べて、双方の利益になるという考え方です。

具体的には、先進国A国、発展途上国B国のそれぞれの生産コストが

A国の生産コスト
自動車 10000ドル
バナナ    10ドル

B国の生産コスト
自動車 20000ドル
バナナ     1ドル

のような状況であれば、A国は自動車の生産に、B国はバナナの生産に特化し、A国はB国からバナナを輸入し、B国はA国から自動車を輸入することにより、お互いの利益をそれぞれ伸ばすことができます。

</引用>


 上の例を見れば、極論からすればA国はバナナを生産する必要は無く、B国は自動車を生産する必要がなくなり、それそれの国において生産性の低い産業は衰退し労働者が失業するでしょう。

 で、失業した労働者を特化した産業に回せるか?となると、労働力が増えるというコトは、それだけ生産性が落ちることを意味しますから、そう簡単には解決できません。

 必定、失業者が増える事態となりますが、あの・・・リカードって人は、もしかしてバカだったんですかね?それとも確信犯的な詐欺師?


フェアトレード情報室
自由貿易理論の問題点~リカードのウソ


野田総理のTPP交渉参加表明にあの方がお怒りのようです




 比較優位の原理=国際分業化と見做せますが、先のタイでの洪水や東日本大震災、さらにはお馴染みの「中東紛争」などの国家的な災害、紛争が発生した場合でも、「比較優位の原理」は適用可能なのでしょうか?

 タイの洪水被害のように自動車やコンピュータ部品の生産が滞っても、当面、生活する分には困りません。しかしこれが、食糧品の生産が滞ってしまったとなると、食糧生産に特化されていない国では途端に食品価格が暴騰し、多くの人が飢えに苦しむ事態となるのは明らかです。

 国際分業化の危うさはそこにあるワケで、それを良く知っているからこそ、欧米諸国も、先ずは自国の食料自給率は下げないようにしていますが、金儲けに夢中になって、そんな簡単なコトも解らないバカっているんですかね?ええっ!?


農林水産省HP
世界の食料自給率

諸外国・地域の食料自給率(カロリーベース)の推移(1961~2009)(試算等)


 1961年当時、食料自給率はアメリカ(124%)、フランス(111%)、イギリス(42%)、日本(78%)でしたが、それが2007年にはアメリカ(119%)、フランス(99%)、イギリス(65%)、日本(40%)と、イギリスは自給率を高め、他の国はほぼ横這いなのに比べ、日本の食料自給率は半分になってしまいました。

 これをどう考えるんですかねえ?くどいようですが「国防の要は人」です。自衛隊員にすら、食料供給が出来なくなる事態を迎えたら、だれが国を守ってくれるんですかね?政治家ですか?官僚ですか?マスコミですか?大企業ですか?

 つまり、行き過ぎた自由主義や経済偏重は、「国を危うくする」ことに他ならず、ウォール街のデモに退役軍人が賛同しているのも頷けるワケです。現役はさすがに、政府に反旗を翻せませんからねえ・・・。


廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ
428:米国動乱:元軍人ら「我々も99%」と絶賛反格差運動中


 TPPと安全保障と絡めて語るヘタレな輩がいますが、先ずは自分の国は自力で守る覚悟無くして、


同盟もヘッタクレもあるかいっ!


・・・というのがスジだと、ワタシは思う次第です。はい。

 と、まあ、経済学に無知なワタシでも、ネットで調べればある程度の状況は見え、池田なにが氏のような「恥識人」や大手マスコミの、ミスリードにも乗らなくなるワケですが、それは一重に、「個人革命」・・・当事者意識が持てるかどうかに掛かっていると思うワケです。


日本人が気がつかないTPPの罠




 勿論、ワタシのロジックが正しいとは限りません。ワタシはワタシで情報を吟味し、矛盾の無いロジックを構築しているだけのハナシで、また別なロジック、別な情報があって当然であり、それらを補完しあって、みんなが納得できるロジックを再構築するのが民主主義社会だと信じてますから。


だから、みんなで考えて欲しいのです。



民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月20日日曜日

王権


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 ご来日されていたブータン王国のワンチュク国王夫妻のお立ち振る舞いを見て、アルチュール・ランボーの詩の一篇を思い出したので、憚りながらここに。




王権

ある美しい朝、如何にも優しげな人々の間にたち交じって、

見事な男女が、広場で叫んでいた、

「皆さん、私は彼女を女王にしたいのだ」

「妾は女王様になりたい」

女は笑い、身を震わした。

男は黙示に就いて、既におわった試煉に就いて、人々に語った。

二人は抱き合って気が遠くなった。


ほんとうだった、

家々には、紅色の布が張りわたされ、二人は午前も王様だった。

棕櫚の園を進む時、午後も二人は王様だった。


*岩波文庫 『地獄の季節』 ランボオ作 小林秀雄訳


 で、この詩に影響を受けたとワタシが勝手に思い込んでいる、デヴィッド・ボウイの楽曲、「HEROES(ヒーローズ)」もついでに。


David Bowie - Heroes



I, I will be king
僕は「王」になる
And you, you will be queen
そして君は「女王」になる
Though nothing will drive them away
「障害」を取り払う術は何も無いけれど
We can beat them
僕らは負けやしない
Just for one day
一日だけでも
We can be heroes
僕らは「英雄」になれるんだ
Just for one day
一日だけでも

And you, you can be mean
そして君は僕を悩ませ
And I, I'll drink all the time
僕は飲んだくれる
'Cause we're lovers
だって僕らは恋人同士なんだから
And that is a fact
そうなる事は目に見えている
Yes we're lovers
ま、それはそれとして
And that is that
僕らが恋人同士なのは事実だ

Though nothing will keep us together
僕らを縛り付けるものは何も無い
We could steal time
一日だけ
Just for one day
「時間」を手に入れ
We can be heroes
僕らは「英雄」になれるんだ
For heaven and ever
「永遠の楽園」のために
What do you say?
何か言う事はあるかい?

I, I wish you could swim
君が泳げたらイイのに
Like the dolphins, like dolphins can swim
イルカが自由自在に泳ぐように
Though nothing ,nothing will keep us together
僕らを縛り付けるものは何も無い
We can beat them
僕らは負けやしない
For heaven and ever
「永遠の楽園」のために
Oh, we can be Heroes
そう、僕らは「英雄」になれるんだ
Just for one day
一日だけでも

I, I won't be king
僕は「王」になんてならない
And you, you won't be queen
君も「女王」になんてならない
Though nothing will drive them away
「障害」を取り払う術は無いけれど
We can be heroes
僕らは「英雄」になれるんだ
Just for one day
一日だけでも
We can be us
僕らは「僕ら」になれるんだ
Just for one day
一日だけでも

I, I can remember
僕は覚えている
Standing by the wall
壁の傍に立っていたら
And the guns shot above our heads
銃弾が僕らの頭上をかすめた
And we kissed as though nothing could fall
それから僕らは、何事も無いかの様にキスをした
And the shame was on the other side
恥じらっている場合なんかじゃなかった

Oh, we can beat them
そう、僕らは負けやしない
For heaven and ever
「永遠の楽園」のために
Then we can be heroes
その時、僕らは「英雄」になれる
Just for one day
一日だけでも

We can be heroes
僕らは「英雄」になれる
We can be heroes
僕らは「英雄」になれる
We can be heroes
僕らは「英雄」になれる
Just for one day
一日だけでも
We can be heroes
僕らは「英雄」になれるんだ

We're nothing, and nothing will help us
僕らは無力で、何も助けてはくれない
Maybe we're lying, then you better not stay
多分僕らは力尽きて倒れているが、君は踏み止まるな
But we could be safer
とにかく、僕らはより「安全」になれる
Just for one day
一日だけでも


「ヒーローズ」フルコーラス

(意訳:saigon ronin)


 それではいつもの・・・


民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月19日土曜日

ひと味違う。


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 過去何度かブータンについて言及しましたが、ジッサイのところわずかな知識のみで、あまりにワタシの中で理想化され過ぎて、自分でもそんな「ユートピア」のような国、


ホントにあんのかいな?


という思いもあったのですが、先日NHKスペシャルのブータン特集を視て、


こういう国もあるんだねえmmm!


と、「我が意を得たり」の心境でした。

 で、来日されたブータン国王の国会演説が大変すばらしく感銘を受けたので、僭越ながらここに転載させていただきました。


<転載>

ブータン国王のスピーチが日本に投げかけたもの
2011年11月18日13時30分

<抜粋>

ブータン国王 演説(全文)

 天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。このことに対し、感謝いたします。

 妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。

 ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。

 私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。

 皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。

 このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。

 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。

「ブータンには寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています」 ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。

 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。

 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。

 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。

「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。

</抜粋>

</転載>


 むむむっ!30才そこそこにして、


ここまで人間ができているとわmmm!


自分の30才の頃を思い出すに・・・


穴があったら入りたいっ!


ですわ。ついでにどこかの生臭坊主にも、ワンチュク国王の爪の垢を煎じて飲ませたいですな。

 今回の東日本大震災にも言及されていますが、もしワタシたちが「先人の教訓」を謙虚に受け止めていたら、被害も最小限に抑えられたかも知れません。


"TSUNAMI" 失敗は伝わらない




 今更ナニ言ってんのお?・・・と、思われるかも知れませんが、今更もこれからも一緒です。要は、


失敗に学ぶ気があるのか?


に尽きるのです。そして学ばない限り、


同じ失敗を何度でも繰り返す


だけなのです。進歩しないというコトです。失敗に学び「知行合一」をなしてこそ、ワンチュク・ブータン国王の過分の賛辞にも応えられるというものです。


日本人が気がつかないTPPの罠




 最近見たTV番組で、「さかのぼり日本史(NHK Eテレ)」が江戸時代の「宝永地震」を取り上げていたのですが、やはり地震と津波の影響で、耕作地が大打撃を受け生産量が激減してしまったと。

 で、それまで右上がりだった経済ですが、当時の農民はどう考えたかというと、無計画な新田開発が被害を大きくした面もある。・・・と。そして防災も考慮に入れた生産活動にシフトしたと。

 つまり、災害発生時に被害を広めそうな無闇な新田開発は止め、耕作地を制限しつつ効率的な生産活動に切り替えたワケです。これは自然界と人間界の間に「バッファ」を置き、自然災害がダイレクトに人里に及ばないようにする先人の知恵であり、おそらく日本中に見られる「里山」とは、伊達酔狂で創られた領域では無いというコトです。

 ワタシの地元、多摩地区にも里山が点在しますが、里山にはたいてい「神社」が祀られています。それは、自然界と人間界の間で「結界」を張り、災害が人間界(人里)に及びませんようにという先人たちの思いなのです。

 もうひとつ、同番組では先人が子孫に向けて書き残した「農業心得」も紹介されましたが、先人たちの子孫に対する「愛」に満ち溢れています。翻って今の時代を生きるワタシたちは次の世代、そのまた次の世代に対する愛を持っているのでしょうか?


今さえよければイイ


といった、軽薄な自己実現とやらに酔っていないでしょうか?先人たちに顔向けできる努力をしているのでしょうか?

 ・・・とと、ジジイの癖で説教臭くなるのでこの話は、ま、この辺にしといて、それよりもアレですな、ワンチュク国王夫妻が京都をご訪問されるそうですが、一目見たさに人が集まりすぎてパニックにならないか、今から心配ですなあ。それではいつもの・・・

 
民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月16日水曜日

すごいよくわるアメリカ経済


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 もうね?コレを視れば現在のアメリカ国内の状況が・・・「オキュパイ・ウォールストリート」の主張が、すごいよくわかります。

 そしてアメリカが・・・というか、アメリカの大企業がTPPに拘る理由も。


藤井厳喜WEBサイト | Fujii's Focus For Future 公式ブログ

崩壊するアメリカ経済:更に貧富の格差が拡大するアメリカと、税金を払わぬ大企業


崩壊するアメリカ経済①




崩壊するアメリカ経済②




崩壊するアメリカ経済③




 アメリカのこの状況を知った上で、それでも尚・・・


TPPは素晴らしい!


と持ち上げるコトができるのでしょうか?つまりこういうコト↓なワケですよ。


2011年11月04日 22時16分39秒
アメリカで「TPP」を推進して米政府を操る黒幕たちの正体


日本人が気がつかないTPPの罠




 アメリカのような国を目指すのは、止めて欲しいですなあ・・・。というか、一丸となって


阻止しなければ!


 ところで藤井センセイが係わっておられる?「日本経済復活の会」ですが、そうそうたる議員の方々が顧問をしておられますが(亀ちゃんの名前も)、勿論みなさん?TPPには否定的な見解かと・・・。であれば、その意思表明を是非!


国会の場でしていただきたい。


・・・そう、切に願うものです。ところでワタシ、「税金天国」だと思い込んでいました。お恥ずかしい。orz


民主主義ナメんなよ!


でわっ!

オツムの除染


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 しかし、相変わらず廣宮孝信センセイ?のツッ込みは・・・


コクがあるのに、切れがある。


・・・の一言ですなあ。ヘタな漫才を見るよりよっぽど面白い。中野センセイとコンビを組んだら最強ではなかろうか?・・・と。


<転載>

「TPP」より 「11月27日」
2011年11月15日09時00分

<抜粋>

しかしこの後、国を開き、次代に向けて国の体制変革をリードしたのは、薩摩と長州の人たちです。江戸幕府の中枢にいた役人でも代々の将軍を出してきた御三卿でもなく、江戸から遠く離れた鹿児島や山口の地の人たちだったのです。

</抜粋>


</転載>


馬鹿言ってんじゃねエmmm!


 本当の歴史はコッチです。


<転載>

434:反TPPは攘夷運動?~三宅久之さんの「反TPP派は幕末の外国船を打ち払えと言ってた連中と同じ」説を論破しましょう♪

<抜粋>

さて、このTVタックルと、前々回くらいの「たかじんのそこまで言って委員会」でもでしたが、三宅久之さんの「反TPP派は幕末の外国船を打ち払えと言ってた連中と同じ」という論法について論破しておきたいと思います。

これについて、昨日は「開国を言っていた良識派はみんな殺されてしまった」ともおっしゃっていました。


え?逆じゃなかったでしたっけ?


開国派の井伊直弼が「外国船を打ち払え」と言っている攘夷派を徹底的に弾圧、粛清しまくったのが安政の大獄ですよね?

それで吉田松陰も刑死しましたよね?

で、攘夷派の代表格である長州や薩摩は実際に外国船を打ち払おうとして、返り討ちにあい、それぞれ、下関戦争、薩英戦争でボコボコにされて攘夷はあきらめ、「尊皇攘夷」が「尊王倒幕」に変化したんじゃなかったでしたっけ?

</抜粋>

</転載>


 中学生でも分かる「ウソ」を、「息をするように吐く」のが「恥識人」ですなあ。「尊皇攘夷」で振り上げたコブシでしたが、薩摩も長州もジッサイにイギリスと戦火を交え敗北。が、そんなのは地方の跳ねっ返りの暴走に過ぎず、幕府は独自に開国の方策を練っていたワケです。


薩英戦争
1863年

下関戦争
1863年、1864年


 格好がつかないのが薩摩と長州で、コブシを振り上げちゃったケド「蟷螂の斧」であることを自覚し、このまま幕府主導で開国が進めば、自分たちの立場が無くなると恐怖したことでしょう。それでなくても幕府に良く思われていないし・・・。

 そこで起死回生の策として思いついたのが、


幕府を倒し開国の主導権を奪う。

 
というナイス・アイデアです。そしてこれは、イギリスの思惑にも合致したのでしょう。

 イギリスが薩摩、長州に勝ったとて、一地方自治体の反乱の鎮圧にすぎず、開国交渉の相手は、依然、手強い幕府。日本を意のままにするには薩摩、長州を操って幕府を倒し、それに乗じて利権をガッポリ・・・と。


戊辰戦争
1868年 - 1869年


 で、日本の内戦で儲けるには、英が倒幕側、仏が幕府側に、武器・・・アメリカ南北戦争向けの余剰在庫を調達して。・・・と。


南北戦争
1861年 - 1865年


 てコトは、アメリカで南北戦争が無かったら、戊辰戦争(明治維新)も起きなかった・・・かも知れないですな。ま、歴史に「もし」はナントヤラですが、長州ファイブ・・・井上聞多(井上馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(伊藤博文)、野村弥吉(井上勝)の5人の肖像写真が、英国のフリーメイソンのロッジにあるのは、そういうワケなんでしょう。


長州五傑(ファイブ)


 ま、それが「尊皇攘夷」から「尊皇倒幕」への一連の流れの真相・・・といったトコロでしょうか?多少「陰謀論」じみていますが、事実、証拠を調べるとそうなるというコトです。

 いずれにせよ「恥識人」の皆様におかれましては、「嘘をつく」のも大概にして頂きたいですな。次の世代を担う子供たちの教育上・・・


いかがなものか?


・・・と。

 で、TPPの構図もコレに似ていません?薩長が己の保身から攘夷 ⇒ 倒幕に鞍替えしたように、TPP推進派の勢力って・・・ナンか不純な動機が見え隠れするんですよねえ。


山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!
衣の下の腹黒(皮算用)が見える【経団連会長の住友科学はモンサントと農薬で提携=#TPPの受益者】10/6米倉経団連会長、JA北海道でTPP交渉参加に理解を求める。


 それはそうと、先のような浅はかな歴史認識で日本の「開国」を語ろうなんぞ「笑止千万」。いままで何を学び、何を詰め込んできたのか知りませんが、


オツムの除染


が必要なんじゃないですか?・・・お後がよろしいようで。orz


民主主義ナメんなよ!


でわっ!

2011年11月15日火曜日

民主主義を死守セヨ! 5


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 陛下もさぞかし御心労が重なっておられるのでは?内なる「売国奴」がこの日本を、陛下が愛される日本国国民を苦境に陥れんと画策している現状に。


<転載>

天皇陛下、39度近い熱続く 医師「気管支炎長引く」

 東京大付属病院に入院中の天皇陛下の病状について、宮内庁の金沢一郎皇室医務主管と門脇孝東大病院長は15日、気管支炎が長引き、39度近い熱やせきなどの症状が続いていることを明らかにした。「退院しても今月いっぱいは療養を」と進言しているという。

 天皇陛下は最近、気管支炎の症状がたびたび出ていたが、3日に発熱したことから6日に入院。いったん症状が落ち着いたため、11日に退院する予定だった。しかし11日朝に体温が37度台に上がり、せきの症状も強くなったために退院を延期。12日以降は熱が38度台に上がることもあるという。気管支炎が長引く「遷延(せんえん)性」となっており、抗生物質を変えるなどの治療を進めている。

</転載>


日本人が気がつかないTPPの罠




<転載>

首相「二枚舌」発言に批判噴出 米発表訂正せず 国内向けに途中下車も示唆
2011.11.15 19:29

 野田佳彦首相は15日の参院予算委で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐり、12日の日米首脳会談で「全ての物品、サービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せる」と発言したと米政府が発表したことに対し、「一言も言っていない」と否定した。だが、米側に訂正を求めない考えも表明。海外では交渉参加に積極姿勢を示し、国内では慎重姿勢を強調する首相を、野党側は「二枚舌」と批判している。

 首相は予算委で、昨年11月に閣議決定された「センシティブ(重要)品目に配慮を行いつつ、すべての品目を自由化交渉対象とする」との日本政府の基本方針に触れ、「方針を米国なりに解釈した。(発言が)事実ではなかったと米国当局も認めた」と説明した。

 これに対し、アーネスト米大統領副報道官は記者会見で「発表は両首脳が非公開で行った発言と、(これまでの)首相と日本政府による公式見解に基づくものだ」と訂正を否定。首相も「事実でないと明らかになったので、それでいい」と米政府に訂正を求めない考えを示した。

 首相はTPP交渉に関し「米国のルールだけが一方的に押しつけられる環境では決してない」とも強調したが、自らの発言の真偽さえもあいまいにする姿勢は、米国への過度な配慮を印象づけた。

 首相が表明した「TPP交渉参加に向け関係国と協議に入る」との表現をめぐる混乱も生じた。

 慎重派を懐柔するためか、首相は「何が何でも、国益を損ねてまで参加することはない」と不参加の可能性にも言及。自民党の山本一太氏から「二枚舌外交だ」と批判されたが、首相は「言うことが違うのが二枚舌。国内でも国際社会でも同じことを言っている」と反論した。

</転載>


 TPPへの参加を煽る、学者、マスコミ、タレントらも全て同罪ですなあ。


恥を知れ!


というコトです。


<転載>

2011年11月11日 12:20
TPP参加で日本もやばい?「アメリカの保険システムがどれだけ最低なのか」恐怖の現状


<抜粋>

現在、我が国の健康保険システムが、単なる巨大な金儲けのための陰謀にしか見えなくなっています。

僕は2週間に一度、89ドル(約7000円)の保険料を支払っています。勤め先の会社が50%支払ってくれるので、会社からも89ドルが保険料に支払われてい ることになります。これを計算すると僕個人の保険料は年間2314ドル(約18万円)支払われていることになり、すでに勤めている6年でだいたい13000ド ル(約100万円)ほど支払ったことになります。

自分は32歳で割りと若く健康で、医者の世話になることもそうありません。過去6年間に医者に行ったのは3回くらいだと思います。ところが昨日発疹があって、医者に行きました。40ドル(約3000円)の支払いをしたあと、4分ほどの診察で医師は僕に酒皶(しゆさ)性痤瘡"rosacea"という診断を下し、メトロジェルという抗菌薬を処方しました。

薬をもらいに薬局に行くと、その100mgのクリームは270ドル(約2万円)で、僕の保険会社は250ドルの控除額を設定していて、何の理由かよくわからないが最終的に支払う額は$199.84(約1.6万円)だと言いました。その親切な女性に、そのチューブ薬に払える200ドルを持っていないと説明して、手を震わせながらその場を去りました。

 その後、話を短くすると…、家に帰り、きちんとした合法のネットの薬局をカナダで見つけました。そこで買ったのは2倍のサイズで送料を入れても70ドルでした。

 保険のシステムクソ食らえだ。さらに我々の尊い国会の人々は、外国から薬剤を購入することを違法とする法律を制定しようとしているところです。そして驚くことでもないが、保険会社と薬会社がそれを推進しています。

<中略>

・どうやって保険会社が、24時間どのチャンネルでも流れているCM料を捻出していると思っているんだい? 我々がぼったくられていると、マスコミが取り上げてくれると思っちゃいけないよ。彼らはその広告で食っているんだから。

・君、それで文句言っちゃいけない。うちは家族3人で年間15000ドル(約120万円)の保険料だぞ。ゼロをわざと付け足したわけじゃない。

アメリカ以外の国では製薬会社が広告を出すのは違法なんだぞ。

・だからアメリカのほうがいいんだろ、自由なんだ。民主主義なんだ。

・私はアメリカ行ったとき、テレビで処方箋のCMをしていたことにすごく驚いた。たぶんに違法じゃない国は少ないんじゃないかな。

・なぜアメリカで許されているのかわからないよ。だいたい病気になるときはなる、そしてそれに必要な薬を得るだけだ。なぜ「今日それを買う気分だわ」となるのかわからない。ここイギリスでは医師に処方されたら6ポンド(約750円)ほど払って薬局でもらえるので、何の心配もしなくていい。

・ふむ、何か大きなことで保険が必要だと想像してみよう。大手術とかそういうのだよ。君らアメリカ人を気の毒に思うよ。本当にそう思う。個人的には一般人の健康を暴利をむさぼる者の手にゆだねるなんてしないほうがいいと思うけどね。アメリカがやってるみたいにさ。

・昔は保険料を払いつつも、何か大きなことがあったときにカバーしてくれるからいいやと思ってたんだ。だけど計算すると保険会社の免責額などで、結局1万ドル(約80万円)とか支払うことになる。ありえない。それをカバーするために払っているのに、カバーされていない気分になってる。

・それは君らの国がスーパーパワーの国から第三世界に転落したからだよ。それが理由で腐敗、欲、狭量、無教育さをなんとかしようと抗議が始まったんだろう。

・その君たちの健康保険の値段は馬鹿げている。オレは税金を通して払っているが、それでも君らの保険会社の料金ほどは払ってない。明日僕は車に引かれて足を骨折するかもしれないが、少なくとも医療費のストレスはかからんだろう。本当に君らアメリカ人が受けている最低な条件に同情するよ。

・それが本当なら、まるで詐欺のようだな。

・市民からこういうぼったくりをする法案を通そうとする、ロビー活動家に感謝するんだな。カナダ人の僕としてはアメリカ人が受けている健康の状況を見て、イライラして頭を横に振ることしか出来ないね。一度健康保険のスレッドを読んだことがあるんだけど、大怪我した人や病気の人が、あまりにお金が吹っ飛ぶために、治療を拒否しているというのを見てショックで恐ろしくなったよ。

・オレも同じ気持ちだ。ちなみにそのメトロジェル100mgがここインドでいくらか調べてみたよ。これがアメリカのシステムが腐っている証拠だ。いいかい?アメリカで270ドル(約2万円)の100mgチューブがインドでは0.26ドル(約20円)だ。

・いつもこういうホラーストーリーを読むたびに、自分にNHS(イギリスの健康保険)があって良かったと実感する。アメリカのマスコミがNHSをすごいホラーストーリのように語っているとは思えないな。ちなみにイギリスではアメリカのシステムを擁護する人は誰もいない。

・ちょっと違う視点を僕が与えてみよう。
 自分の家族はラアス・アル=ハイマに住んでいたことがある。アラブ諸国にあるとても小さい首長国で、ドバイの100km北にある。とても小さな都市で、経済もないみたいなもんだ。
 本題はここからだが、僕の弟が夏に事故を起こした。車はひっくり返り、砂漠の岩にぶつかった。砂丘に体当たりとかしていたので自業自得なんだが、弟は大丈夫だったが彼の友達は指を3本切断し、病院に3日いて手術を3つ受けた。
 そのときの請求はゼロだった。事故なので誰のせいでもないと受け止められ、個人が責任を負うことはなかった。今のアメリカでの健康保険システムではどんな事故を起こしても、インドとか昔ひどいと思われていた国よりひどいな。

・こういうシステムさ。
- 大企業は完全な無関税貿易、輸出入は好きなときに大きな利益があっても可。資本金は自由に国境を越えてよい。労働者も海外から妨げられることなく調達可。
- 平均的な市民は貿易は自由に出来ない。企業のみが許される。輸入の規制を受ける。保険は海外では効かない。
いわゆる詐欺だな。

僕はカナダとアメリカと両方で自営業をしている。カナダのほうが税金が少し高いのは不満だが、アメリカの健康保険の高いのにはもっとイライラさせられる。年間に15000ドル(約120万円)も支払うのに、医者に行くと何もカバーしてくれやしない。

アメリカ人は先見の明がなさすぎる。税金を高く払うのがいやなのさ。お金をキープしておきたい。もちろん彼らは健康保険により多く支払い、何も返ってこないことに気づいてない。

利益を出しちゃいかんだろう。基本的なサービスだろう。健康と教育は私営になってはまずいだろう。

麻薬密売人たちは、こっちの薬に変えてくれんかな。たぶん罰は軽い。

喘息でもう10年ほど吸入器を使ってる。だいたい1ヶ月しか保たないんだが、インドでは2ドル(約155円)くらい。もちろん健康保険なんてものはない。韓国では保険がついて3ドルくらい。それがここでは保険つきで60ドル(約4600円)だ。冗談だろ。なんでそんな額を払うんだと医者に言うたびに逆切れされる。

オーストラリア人として質問なんだが、世界のスーパーパワーやリーダーと呼ばれた国が、どうやったら国民にそんなひどい仕打ちをするまで落ちぶれたんだ?なぜ公共の健康保険システムがないのか、なぜ大企業からそこまでひどい目に合わされているんだい?世界中がそれを見て恐ろしさに震えているよ。

国民全員に健康保険のない国は、もう発展途上国だと私は考えている。まあアメリカよ、がんばって。きっとそのうち誰かが侵略して自由や常識を与えてくれるわ。

自分は医者だけど、このスレに100%賛成する。

</抜粋>

</転載>


 みんなの意見を聞かずに暴走する、一部の経済優先論者たちへ・・・


民主主義ナメんなよ!


でわっ!

アメリカで弾圧が始まった模様?


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



<転載>

警察が「オキュパイ」行動を強制排除、米オレゴン州ポートランド
2011年11月14日 19:02 発信地:ポートランド/米国

【11月14日 AFP】全米に拡大している抗議行動「オキュパイ・ウォールストリート(Occupy Wall Street、ウォール街を占拠せよ)」に共鳴してオレゴン(Oregon)州ポートランド(Portland)中心部の広場や公園を占拠していた「オキュパイ・ポートランド(Occupy Portland)」の参加者が13日、警察によって強制排除され、50人を超える逮捕者が出た。

 警察当局は、ポートランド警察がチャップマン・スクエア(Chapman Square)とローンズデール・スクエア(Lownsdale Square)で(占拠拠点を)撤去したと発表した。

 警察発表によると、逮捕者の中にはわざと逮捕されたがった人たちとチャップマン・スクエアからの退去を拒否した人びとがいたが、警官、被逮捕者のいずれにもけが人はなく、排除の過程で唐辛子スプレーや武器の使用もなかったという。

 前日12日の夜には、公園内のテントからの退去を拒んでいた約200人を支持しようと、数千人がポートランドに集結した。ニューヨーク(New York)で9月に企業の強欲さを非難する「オキュパイ・ウォールストリート」の運動が立ち上がって以降、ポートランドはこの運動が飛び火した主な都市のひとつだった。

 12日にはコロラド(Colorado)州デンバー(Denver)、ユタ(Utah)州ソルトレークシティー(Salt Lake City)でも占拠行動のキャンプが強制排除されている。この数週間は抗議行動参加者が暴徒化することもあったカリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)の市長はキャンプを張っている参加者たちに「自主的な退去」を呼び掛け、警察は即時退去を求めている。(c)AFP

</転載>


Occupy Oakland crackdown: Riot cops clear out camp




Tear gas! Thrown at Occupy Oakland!




オキュパイオークランドで警官隊が見せた本当のテロリズム




 オークランドで昨夜、警察による強制排除が行われたようですが、辛子スプレーや武器の使用は無くても、「催涙ガス」の使用はOKというコトなんですかね?詭弁ですなあ。

 ちなみに日本でも同じようなコトが、経済産業省前で行われようとしています。ま、何故か?日本の場合は警察+公安+右翼が圧力を掛けていますが・・・。


その時彼が現れた~経産省前テントひろば



<2011年11月8日 突然、経産省前テントひろばに栃木ナンバーの街宣車で「司山會総本部」なる右翼団体が現れた。「原発いらない!全国の女たち~経産省座り込み」の開催中にも現れた者たちだ­。 そして、そこに時を同じくするように彼が現れたのだ。自民党議員・元弁護士丸山議員だ。>


2011年11月9日 経産省前テントひろば~午後




これが「民主主義社会」の姿なのか?



 APECの開幕に合わせるように「強制排除」とは・・・。オバマ大統領+アメリカ政府もなりふり構わなくなりましたなあ。ハッキリ言って


見苦しい


の一言に尽きます。こうなるともう、「権力者の末路」を地で行っている感がありますなあ。


民主主義ナメんなよ!


でわっ!