2012年3月31日土曜日

CHAIN REACTION

    
 久々にアレコレ動画をまとめ見したので、かい摘んでご紹介します。まったく別々の出来事のようですが、これらの「根底」には、或る「一筋の流れ」が存在するかも知れません。


12/03/28 記者会見





20120330 国民新党代表会見





民主党大阪府第16区森山浩行 野田佳彦幹事長代理01





野田 「マニフェストで国民をだましたのか」質疑への答弁





今見るとこっちまで恥ずかしい





西田嘆願「野田はバカです。マジで激バカです。どうか拡散して欲しい」





理想のリーダーはプーチン





マスゴミ2





日本人には一度でいいから見てもらいたい動画





恐怖!「人権侵害救済法案で私は消される。」 故中川大臣





田原総一朗は官僚支配を促進している





エジプトデモを読み解く3つのポイント 平成23年2月4日





ハイロウズ 「東大出ててもバカはバカ」御用学者編





復興に必要なのは生産の思想 平成23年7月14日




 世界中でバラバラに事件が発生しているようですが、「風が吹けば桶屋(葬儀屋)が儲かる。」じゃないですが、これだけ世界のグローバル化が進むと「連鎖反応」もグローバルに拡がるワケで、より広い視野とか、広い視野を獲得するための「理性」も求められでしょう。

 ま、それはソレとして、「ドジョウ」はないよな・・・。どう見てもこっち?だよなぁ・・・。



・・・・・。orz



人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月29日木曜日

今日のVOR (ボイス・オブ・ロシア)

     
 今日のV.O.R.のニュースに、武田センセイが推す?「石炭火力発電」に関係するだろうと思われる記事がありました。


<転載>

サハリン 日本への石炭輸出量2倍に
28.03.2012, 21:51



 サハリン州で最大手の石炭採掘会社「サハリンウゴリ」が、今年の日本への石炭輸出量を2倍に拡大すると発表した。Promvest.info.が報じた。

 「サハリンウゴリ」社のプレスリリースには、11年度の石炭の総輸出量は約100万トンで、日本への輸出量がその大半の53万5500トンを占めている。2位となる中国への輸出量は、39万6500トンで、3位の韓国へは8万トン以上となっている。

 12年度の日本への石炭輸出量は、93万トンとなる予定で、「サハリンウゴリ」社の総採掘量は、昨年より55万トン拡大され2400万トンとなることが見込まれている。

</転載>


 石炭の輸出量が2倍に増えるということは、石炭の消費量がそれだけ増えるということで、主な使用目的は、火力発電所の燃料用?かと推測されます。

 各地域電力会社が原発の稼動を凍結し、従来の火力発電所をフル稼働させる方針に切り替えたのか?それとも、企業の工場に併設された小型火力発電所の、電力の自給率を上げるために使用されるのか?

 石炭輸入量が2倍ですからね?原発稼動凍結後の電力の穴埋め発電用にしても、電力各社が所有する火力発電所だって数に限りがあるワケですし、それは民間の自家発電施設にしても同じこと。

 したがって、大手電力会社、企業の自家発電施設を併せて、過渡的な措置ではありますが、日本としては原子力から石炭火力に方向転換した?とも考えられ、ワタシとしては、


一歩前進

 
したのかな?・・・と。

 しかし、「原子力マフィアの総本山」=IAEA・・・は、そう簡単に原子力発電を止める気は無く、あくまでも「安全性」を看板に掲げ、原子力発電を推進する気がマンマンです。考えてみれば当然で、世界が脱原発に向かったら、


自分たち(IAEA)の利権がなくなる


ワケですから・・・。

 たまらんですよ。一部の人間の都合で世界を引っ掻き回さちゃ・・・。クドイようですが、もし原発が安全だとしても、核廃棄物の処理はどうするつもりなんですかね?キチンと後始末の出来ない技術は、「子供の火遊び」と変わらないでしょ?


<転載>

原子力への信頼を回復するための調査
タチヤナ・フロニ 28.03.2012, 17:43



 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は、原子力エネルギーへの信頼回復のためには、人々への情報公開が重要だとの考えを表している。

 ロシア地理学協会の調査団は、日本の「福島第一原子力発電所」での事故発生後の影響に関する2回目の調査を実施する。今回の調査では、事故後の環境に関する客観的なデータの入手、ならびに社会への情報公開が課題とされている。  

 ロシア地理学協会・環境汚染モニターリング課のマルチシェンコ課長は、2011年に実施されたロシア地理学協会の1回目の調査結果について、ロシアの沿岸部で福島第1原発の事故による深刻あるいはネガティブな現象はみられなかったと述べ、次のように語っている。

「調査では、放射性物質が風によっても、また海流によってもロシア沿岸へ運ばれなかったことが明らかとなった。1回目の調査は、事故発生から短期間の間に組織された。『真新しい足跡』を追って、4月20日から5月20日にかけて実施された。極東研究所の職員たちは2011年、サンプルを再検査し、以前入手したデータを再確認した。我々の調査結果は発表され、日本の同僚にも提供された。我々は彼らとの協力に関心を持っている。」  

(SPEC_ep07 「庚の回」より)

 ロシア地理学協会は2011年、ロシア極東のウラジオストクから日本の北海道と本州の間の海峡を通過してクリル諸島沿いにペトロパヴロフスク・カムチャツキーまでのルートを1ヶ月にわたって調査した。調査では主に、放射線物質の移動に関心が割かれた。専門家らは、7つの海域で海水や生物資源を採集した。放射能濃度を測定しながら海洋生物の調査が実施された。日本の沿岸部周辺を含め、放射線量の平均値が一時間当たり5-7マイクロレントゲンを超えることはなかった。  

 マルチシェンコ課長は、2012年も極東に住むロシア人たちが懸念する根拠はないはずだとの見方を示し、次のように語っている。

「今年も船を用いた極東での活動が続けられる。これは必要とされる調査にとって大きな可能性を持っている。調査には、ロシア水文気象環境監視局、ロシア自然監督庁、ロシア非常事態省、ロシア原子力企業ロスアトムの代表者らが参加する。我々は、状況の行方を追っていかなくてはならない。 この調査は今後、長期にわたって毎年実施されるだろう。なぜなら、1回目の調査の後にも、福島の原発では冷却システムに関する問題が発生したからだ。我々は、事故が「延期された」被害を持たないことを確信しなければならない。」  

 サハリン州では現在も、99ヶ所で放射線を計測するためのモニタリングポストが稼動している。基準値を超える放射線は観測されていない。ロシアは日本からの輸入品の監督を強化していたが、通常の管理体制に戻す意向だ。

</転載>


 ま、IAEAには世界が脱原発に切り替わった後も、「廃炉」、「核廃棄物処理」の後始末がありますから、仕事量は減ったとしても当面の仕事はありますので、その間に別なお仕事を見つけて頂きたいものです。いつまでも「原子力利権」にしがみ付いているのは、


如何なものか?


・・・と。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月27日火曜日

手も足も出ない

   
 気になる動画が藤井センセイのトコロにあったので、資料として残します。


【藤井厳喜&飯柴智亮さん対談4】
対サイバー戦争と国際的人材養成



 動画の中で語られている「JWICS」、「SIPRNet」、「NIPRNet」ですが、Wikipediaに解説がありました。


<引用>

Joint Worldwide Intelligence Communications System

 The Joint Worldwide Intelligence Communications System (JWICS pronounced JAYwicks), is a system of interconnected computer networks primarily used by the United States Department of Defense, United States Department of State, United States Department of Homeland Security and the United States Department of Justice to transmit classified information by packet switching over TCP/IP in a secure environment.

 世界情報通信統合システム(JWICS、旧称JAYwicks)は、米国国防総省、米国務省、国土安全保障省、米国司法省、米国司法省によって相互接続されたコンピュータネットワークで主に使用されるネットワークシステムで、機密情報の送信を、TCP / IP上のパケット交換により、閉ざされた環境で行うものです。

 It is cleared up to Top Secret and SCI. It also provides services such as hypertext documents and electronic mail. In other words, the JWICS is the DoD’s Top Secret version of the Internet together with its Secret counterpart, SIPRNet. JWICS superseded the earlier DSNET2 and DSNET3, the Top Secret and SCI levels of the Defense Data Network based on ARPANET technology.

 機密性は、最高機密とSCI(?)レベルまでをクリアします。また、重要機密のハイパーテキスト文書や電子メールなどのサービスを提供します。言い換えればJWICSは、SIPRNetと一緒に秘密回線を担う、国防総省のインターネットの最高機密バージョンと言えます。JWICSは、国防データネットワークの最高機密とSCI(?)レベルにおいて、従来のDSNET2とDSNET3に取って代わるもので、ARPANET技術に基づきます。

 In day-to-day usage, the JWICS is used primarily within the intelligence community, with SIPRNet and NIPRNet comprising the overwhelming bulk of usage within US DoD.

 日々のJWICSの使用状況は、SIPRNet、NIPRNetと併せて、米国国防総省内の膨大な情報量を含めて、主に情報機関に使用されます。

 JWICS was allegedly one of the networks accessed by Bradley Manning, who is accused of leaking massive amounts of material, including the video used in Wikileaks' Collateral murder and US diplomatic cables.

 JWICSは既に、ブラッドリー·マニング容疑者(Wikileaksに公開された「Collateral Murder」と「米国外交手段」の、ビデオを含む大量の資料を漏洩したと告発された)によってアクセスされたネットワークの一つです。

(Google 翻訳)

</引用>


Collateral Murder Wikileaks Iraq




WikiLeaks が公開した " Collateral Murder " を確認してみた


ウィキリークスへ機密漏洩の米上等兵が初出廷




機密文書9万点の「ネット流出!」犯人は(22)ブラッドリー・マニング上等兵か 米軍にチクったアフガニスタン人資料も垂れ流し報復が懸念デス



 ありゃりゃ・・・。逮捕前と逮捕後じゃ別人ですな・・・。


<引用>

SIPRNet

The Secret Internet Protocol Router Network (SIPRNet) is "a system of interconnected computer networks used by the United States Department of Defense and the U.S. Department of State to transmit classified information (up to and including information classified SECRET) by packet switching over the TCP/IP protocols in a 'completely secure' environment". It also provides services such as hypertext document access and electronic mail. As such, SIPRNet is the DoD's classified version of the civilian Internet.

シークレットインターネットプロトコルルータネットワーク(SIPRNet) "は、TCP/IP上でパケット交換によって、分類された情報を(機密情報までも含む)を送信するように、米国の国防総省と米国務省で使用される相互接続された、「完全に独立した環境」にあるコンピュータネットワークシステムです。さらに、ハイパーテキスト文書へのアクセスや、電子メールなどのサービスを提供します。つまりSIPRNetは、一般のインターネットの国防総省機密バージョンです。

SIPRNet is the SECRET component of the Defense Information Systems Network.

SIPRNetは、国防情報システムネットワークの機密事項のひとつです。

(Google 翻訳)

</引用>



<引用>

NIPRNet

 The Unclassified but Sensitive Internet Protocol (IP) Router Network (abbreviated as "NIPRNet," but commonly written "NIPRNET"), but prevalently referred to as the "Non-classified IP Router Network," is used to exchange sensitive but unclassified information between "internal" users as well as providing users access to the Internet.

 NIPRNet (Unclassified but Sensitive Internet Protocol Router Network) は、「取扱注意だが機密扱いではない」情報を内部の利用者間で交換したり、利用者にインターネットへの接続を提供するアメリカ軍のコンピュータネットワーク。"Non-classified IP Router Network" とも呼ばれている。

 NIPRNet is composed of Internet Protocol routers owned by the United States Department of Defense (DOD). It was created in the 1980s and managed by the Defense Information Systems Agency (DISA) to supersede the earlier MILNET.

NIPRNet はアメリカ国防総省 (DOD) の所有する Internet Protocol ルーター群で構成されている。1980年代にMILNET(英語版)を置き換える形で作られ、アメリカ国防情報システム局 (DISA) が管理している。

 NIPRNET is the largest private network in the world.[citation needed] Over the last decades it has grown faster than the U.S. Department of Defense can monitor, which is why DoD is spending $10 million to map out the current state of the NIPRNET, in an effort to analyze its expansion, and identify unauthorized users, who are suspected to have quietly joined the network.

 国防総省が把握しないうちにどんどん拡張されてしまったため、全ルーターの所在をマッピングし、どう拡大していったのかを分析し、無許可の利用者を特定し、誰が密かにこのネットワークに参加したのかを調査するため、国防総省が1000万ドルを費やしている。

  The NIPRNET survey will also look for weakness in security. The Department of Defense has made a major effort over the last few years, to improve network security.

 この調査でセキュリティ上の弱点を探すことも視野に入れている。特にここ数年(2011年現在)、国防総省はネットワークセキュリティの強化に力を入れている。

 The Pentagon announced it was requesting $2.3 billion in the 2012 budget to bolster network security within the Defense Department and to strengthen ties with its counterparts at the Homeland Security Department.

 ペンタゴンは、2012年度予算で国防部門内のネットワークセキュリティの強化とアメリカ合衆国国土安全保障省のセキュリティ部門との連携強化のために23億ドルを要求した。

 SIPRNet and NIPRNet are referred to colloquially as sipper-net and nipper-net (or simply sipper and nipper), respectively.

 SIPRNetとNIPRNetは、口語では「シッパーネット」と「ニッパーネット」のように発音されている。

</引用>


 で、ブラッドリー·マニング元上等兵がハッキングしたのは、動画の中で言われている「一番セキュリティーが厳しい」はずの、JWICSなワケですよ。勿論、外側からではなく、内側からですが・・・。


 この事は何を意味するかと言えば、どんなに強固なセキュリティーシステムを誇っても、そのシステムを人間が利用する限り、


必ず孔がある。


という事です。マニング元上等兵は、イラクにおけるアメリカ軍の非人道的な行いに良心が咎め、自発的に情報をリークしたのかも知れませんが、もっと直接的な理由・・・


お金とか?


に釣られたり、もしくは、自分を含めた身の回りの人間の「安全保障」を脅かす「脅迫」などによって、不本意ながら情報をリークする可能性もあるワケです。


兵士だってひとりの人間です。


 システムと人間で1セットとなり、その役目が果たせるのだと考えれば、システムに過剰な信頼を寄せたり、システムそのものに拘るのは、セキュリティーの本質を誤るように思えます。ちょうど、日本における「原発の安全神話」に近いものを感じます。

 ま、ワタシだったら別な方法を考えますけどね?

 戯れ言は置いといて、インターネット関連といえば「アノニマス」がDNSサーバーを攻撃すると宣言しているらしく、イヤですねえ・・・。物騒ですねえ・・・。


国際ハッカー集団・アノニマスが3月31日の「世界同時多発サイバーテロ」を予告
2012-02-22


 「ドメイン・ネーム」・・・ Google.com だとか、xxxx.co.jp だとか、xxxx.org だとかいったホームページ(殆どのインターネットサービス)に接続できなくなるワケで、困りましたなあ。これも・・・


ショックドクトリンの一環ですかね?


 まあ、「アノニマス」がやると言ってるからには、それなりに覚悟を決めておく必要があるのかも知れませんが、もし、固定IPアドレスを持っている場合は、直接IPアドレスをアドレスバーに打ち込めば接続できるワケですかね?

ex:.74.125.128.138 = Google.com

ex: 203.216.243.240 = Yahoo.co.jp

 ま、ワタシには手も足も出ないんで、攻撃するにしても1日だけにして欲しいというのが、切実な願いですね・・・。あとは、願わくばネットワークの混乱が災害とか、戦争の引き金にならないことを、


心静かに祈るのみです。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月26日月曜日

核心はどこだ?

         
 最近は「武田ウォッチャー」の趣もあるワタシですが、ま、それもこれも、ワタシと違い学識を持ち、社会的地位も名声もそれなりにあるお方が、正面からメディア、政界を批判し、欺瞞に満ちた社会に「理性のメス」を入れて下さるからです。

 しかし別段、武田センセイを賞賛しているワケでもありません。「当たり前のこと」を述べているだけなのですが、そういった「当たり前のこと」が当たり前に言える「大人」が非常に少なくなった現在の日本では、必然的に尊敬に値します。


おかしいな?・・・お金と縁の切れた社会を大学から作ろう!

「takeda_20120325no.465-(6:46).mp3」をダウンロード


 で、今回もまた、武田センセイの記事をネタにさせて頂くワケですが、仰られる「石炭火力発電」代替論に異存は無いにしても、それよりも先ず「問題の本質」を、再度「検証」する必要があるのではないか?と。


素直な電気とエネルギー政策へ・・・石炭火力の時代

「takeda_20120325no.461-(9:15).mp3」をダウンロード


 「東日本大震災」以降、何が明確になったのか?もう一度、良く思い出して下さい。地震・津波による被災と、原子力発電所事故(爆発!)による、二重の災害に、被災地のみならず日本が見舞われたワケですよね?



 で、いま問題になっている「震災瓦礫の広域処理」にしても、焼却処分などによる放射性物質の再飛散の心配さえ無ければ、何処の自治体も喜んで受け入れ何の支障も無いワケで、今回の災害は、自然災害+人為災害の、「複合災害」と言えます。


「がれき広域処理」は愚の骨頂-「放射性物質は拡散せず封じ込める」が放射線防護の鉄則


続 震災がれき


 放射能汚染、放射線被爆の心配さえなかったら、今回の災害の復興だってもっとスムーズに事が運んでいたものを、原子力発電所の爆発事故により広域に飛散した放射性物質のせいで、本来復興に当たるはずの地元住民がその生活圏を追われてしまい、阪神大震災の時とは違い、復興が遅々として捗らないワケです。

 原発周辺で被災した方々も、「自分の手で復興したい。」とさぞかし無念な気持ちでしょう。それなのに事故原発から放出された放射性物質を、あろうことか東京電力は、


自社とは関係ない(無主物)。


・・・と、シランプリを決め込んでいるワケでしょ?したがって、一時避難住民への補助、放射能汚染によって生活圏を失った住民に対する補償もおざなり。

 そのうえ!原発事故は人為的過失でありながら、勝手に電力の供給を止めるわ、電気料金を値上げするわで、反省するどころか、逆にやりたい放題!え?それを甘んじて受け入れてイイんですか?みなさんっ!  


筋が通らんだろう!


・・・という話ですよ。少なくともワタシが思い描くところの「武士道」からすれば。


 それもこれも、電力が電力各社による電力市場の「独占支配」の弊害であり、ワタシたち消費者に選択権が無い・・・謂わば「歪んだ市場」であるのが原因です。

 「歪んだ市場」は正さなければなりませんよね?「フェアな商売」にはそれが必要な条件であり、健全な市場経済にも欠かせないと思う次第です。はい。

 拠って、原子力発電が石炭火力発電に替わろうとも、電力各社が電力市場を独占している限り、


根本的解決にならない!


・・・と、言わざるを得ません。

 幸いなことに、良識ある中小企業経営者のみなさんは「経団連」とは意が異なり、電力の自給を目指し、脱原発に向かっています。将来的には、中小企業連合が先導して各地に小型の発電所を建設し、地域に密着した、より利便性の良い電力網を構築します。

 そして現存する大手電力各社は、そうした地域電力供給ネットワークの一員に組み入れられていくでしょうし、当然、その時には既に「原子力発電」は終焉を迎えています。


電力市場の「名ばかり自由化=地域独占」解体へ


 ただ、実務的に考えなければならない問題として、「廃炉」と「核廃棄物」の取り扱いがあります。武田センセイ曰く、「原発跡地に石炭火力発電所を作ればイイ。」と仰いますが、そりゃ、ムリ筋でしょ?原発を「廃炉」にするにも何10年?下手すりゃ何100年とかかるワケですよね?

 いままで溜め込んできた「核廃棄物」からして、地下に投棄?管理?するにしても、日本の地盤は基本的に不安定であり、ワタシたちは「地震の巣」の上に暮らしている事実を鑑みれば、核廃棄物の処理の為に「深い穴」をボコボコ掘って大丈夫なの?地震を誘発するんじゃないの?・・・と。


 それにお金も掛かるワケですし、だれが費用を負担するのか?ハッキリさせなければなりません。「廃炉」、「核廃棄物処理」、「原発事故による被害補償」、etc・・・。到底、一介の民間企業が対応しきれる額に収まるとは思えません。

 今回の場合は東京電力が槍玉に挙がっているワケですが、原発を抱える電力各社はどこも同様の問題に直面しているワケです。


止めるに止められない・・・。


 原発という「負の遺産」の後始末をどうするのか?脱原発を着実に進める上で、避けては通れない問題です。

 原発を廃止するからには、それなりの「覚悟」・・・痛みも伴うことを認識した上で、それでもなお、健全な国土の維持=食糧生産地の確保。という、国家的長期ビジョンに沿った、原発の実務的な廃炉が求められるワケです。


日本の民主党もびっくりな韓国セヌリ党の比例第1位候補


 「理想」だけで先走ると手詰まり感が否めません。しかし、それでも手を着けられるトコロから始めなければ、何も変わらないワケで、何処から手を着けるか?くどいようですが、「実務能力」が求められるワケですよ。政治家にも、官僚にも、そしてワタシたちにも・・・。

 
誰かグッド・アイデア無い?


 ちなみにワタシ、「マイクロバブル水」を用いた「除染」のアイデアを以前書いたんですけど、試してみた人います?アレ、やっぱりダメでした?


マイクロバブルへGO!!




 ま、広く一般からアイデアを募るのも一案でしょう。みんなで知恵を出し合う。それこそが、「真の絆」のようにも思えますが・・・。



人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月24日土曜日

エコエコ、アザラシ。エコエコ、シロクマ。

   
 ヤッパリ「地球温暖化説」は、黒魔術の呪いだったんじゃね?


日本だけ・・・CO2の削減


「地球温暖化」神話 終わりの始まり
[単行本] 渡辺 正 (著) 価格: ¥ 1,890


商品の説明

内容紹介
国・地方・民間を併せて2006年からいままで,20兆円以上もの巨費をCO2削減対策に使ってきましたが,この対策が功を奏した形跡はまったくありません。

財政難の中で血税をドブに捨て,さらにまだ捨てつづけています。

「人為的CO2脅威論」はどこからどう見ても裸の王様であることをつまびらかにした著者渾身の一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
日本は2006年度から国・地方・民間を合わせて20兆円以上も「温暖化対策」に使ってきましたが、CO2の排出が減った形跡はまったくありません。財政難だといいながら巨額な血税をドブに捨て、いまも捨て続けているのです。「人為的CO2脅威論」は、どうみても裸の王様―それを暴ききった著者渾身の一冊。

著者について
1948年鳥取県生まれ。東京大学大学院修了,工博。1992年より同大学教授(生産技術研究所)。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺 正
1948年鳥取県生まれ。東京大学大学院修了、工博。1992年より同大学教授(生産技術研究所)。専門は生体機能化学、電気化学、環境科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



 何故?真実が報道されないのか?真実とまでは言わなくても、様々な視点、角度からの「検証」が行われず、或る特定の嗜好性(指向性)に沿った情報のみが氾濫するのか?

 ワタシたちにもその責任の一端はあります。即ち、ワタシたちが「検証する心」を失ってしまったとこと、つまり「考えることを止めてしまった」からなのです。

 ワタシはこの本すら鵜呑みにする気はありませんが、様々な観点から事象を観察することは、「群盲、象を評す。」に陥らないためには大切なことです。

 みんな生活に手一杯で、余計な事を考えている暇など無いのは重々承知していますが、それでも何度も言うように、政治は生活の延長線上にあり、その政治が生活にフィードバックされるのですから、政治と生活を分けて考えることは危険だと言いたいのす。

 政治を他人任せにするということは、自分の生活を他人任せにするということです。それでみなさんが納得しているのなら、それもまた、「民主主義」。ただし、何か不都合があっても「騙された!」などと「被害者」ぶるのは、全くのお門違いです。


「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。


 自分の目で確かめ、自分の頭で考える。簡単なことでしょ?頭がイイとか悪いとか関係ありません。みんなが・・・ひとりひとりが・・・可能性を持っているのです(自論ですが)。

 NHKの衛星放送で、先の、ドイツZDF製作「フクシマのうそ」の取材記者にインタビューした番組が放送されたようですが、動画を見て情けなくなりました。



 ※詳細は「カレイドスコープ」にて。

 動画の最後の最後で男性アナウンサーが、


「・・・外国人記者からの、この厳しい指摘。私くしたち(日本のメディア)にとっても、改めて噛み締めることになった震災一年だと思います。」


 え?え?え?「噛み締め」って?それで?「今後は真実を伝えます!」と改心したワケ?


チガウダロmmm!
 

 何にも反省なんてしてない様子が、この、「噛み締め」という言葉から察せられるのはワタシだけですかね?それなりに世間の垢とやらにまみれた人であれば、この表面だけ取り繕った言葉の軽さに気が付くはずです。

 結局、高所から物を見ているワケですよ。マスコミに対する信頼?は?笑い過ぎて、


甲羅が割れるわmmm!


 マスコミが権威ある存在だと自負しているから、「信頼」なんて言葉が口から出て来るワケで、事実、事件をそのまま伝えるのに、「権威」もヘッタクレも無いでしょ?子供だって出来るワケですよ。ニュース報道の価値は、「在りのままを伝える。」でしょ?

 で、追加でニュース解説を加えるのは各報道機関の自由ですが、ニュース報道そのものが・・・事実そのものが・・・捻じ曲げられて伝えられてしまったら、それから後に解説を加えたところで、


何の価値があるの?


・・・という話です。ドイツの報道の指摘が正しく、自分たちの報道が間違っていた事を認め、素直に反省するならまだしも、「指摘を噛み締めます」などという、責任逃れ?無責任?な言葉を擁するようじゃ、


NHKも終わったな・・・・。


・・・と、思わざるを得ず、イロイロな意味で残念!に思った次第です。はい。


人間ナメんなよ!


でわっ!



追記:

<転載>

米国 原発停止を要求し130人拘束
23.03.2012, 10:55

(チェルノブイリ1986 フクシマ2011 の文字が)

米国ヴァーモント州で22日「ヴァーモント・ヤンキ―」原発の稼動期限延長に抗議する人々多数が逮捕された。イタル・タス通信が伝えた。

およそ千人が、原発の敷地内にある管理棟を取り囲んだ。デモ隊は警察の解散するようにとの求めに応じなかったため、逮捕が始まり130人が拘束された。

「ヴァーモント・ヤンキ―」原発は当初、稼動期限は40年とされ、2010年州上院は、ここ数年原発で数件の事故が続いたため、安全性を考慮して期限がきたら原発を一時停止するよう求めていた。

そして21日が稼動期限の最終日だったが、米原子力規制委員会(NRC)が原発の使用をさらに20年延長する事を許可したため、抗議の嵐が巻き起こった。

</転載>


 世界中で脱原発が同時進行なのは、そこに、人間の「共通原理」があるからだと思うワケです。

2012年3月23日金曜日

居心地の良い嘘

  
 突然ですが、新党日本の田中代表の意見に賛成です。


12/03/22
「絆」で瓦礫は処理できるのか
◆日刊ゲンダイ


<抜粋>

 他方、JR川崎駅前で環境省が開催した「みんなの力でがれき処理プロジェクト」街頭イヴェントで細野氏は「このままでは2年で処理出来ない。1日でも早く瓦礫を無くしたい」と絶叫し、TVキャスターから神奈川県知事に転身した黒岩祐治氏も「瓦礫受け入れが日本の絆を世界に発信する」と唱和。劣化し続ける日本の政治と行政は、情念・情緒の世界に迷い込んでいます。

</抜粋>


 これをどう解釈するか?各地方自治体が瓦礫を受け入れ広域処理をすることで、「ああ、日本人の『絆』って素晴らしいな。」・・・と、諸外国が思うのか?それとも、「放射能汚染をワザワザ全国に拡散するなんて、日本人て『バカ』だな。」・・・と、思うのか?

 ワタシには後者のように思えますがね。クールな諸外国から見たら。

 「日本の絆を世界に発信する。」って?それでどうなるの?「日本の絆」をロシアに発信したら、北方四島が戻ってくるワケ?「日本の絆」を中国に発信したら、尖閣諸島から手を引くわけ?「絆」という言葉に酔ってるだけじゃないの?神奈川県知事は。ただの自己満足でしょ?そんなのに付き合わされちゃ、カナワンわ。

 被災直後はね?現場も指示系統も混乱気味でしょうから、被災者の不安を鎮めるためにも、「絆」とかいった言葉に「精神的支柱」を求めるのもアリでしょうよ。でもね?もう一年経つワケですよ。あれから・・・。

 今必要なのは、そういった「精神的支柱」とか、「日本人的情緒」よりも、確実に被災地復興を進める「実務能力」なワケでしょ?違うの?
 


<抜粋>

「瓦礫処理は日本人の国民性が試される」と野田氏・・・

</抜粋>


バカヤロmmm!


 ホンと・・・呆れますわ。政治家、官僚の能力が試されているんでしょ?まあ、無能?だということは、とうに海外には知れ渡っていますが、そういった政治家、官僚に従っている日本人の評価も、


爆下げ中!


なのでしょうな。ま、諸外国の皆さんは優しいので、表立っては口に出しませんが・・・。

 被爆の問題にしても然り。低放射線量被爆は問題ありませんと言う東大の学者、医師の方たちは、海外の学会の場でも同じ事を言うんですかね?「笑っていれば問題ありません。」・・・と?はあ?自分の学説、主張が、世界に認められる自信があるんですかね?でなければ彼らは、世界に向けて東大の恥を晒しているだけですな。

 ま、お金(研究費)を受け取って?政府・東電に都合のイイ独自説をブチ上げれば、家族共々生活は安泰でしょうが、学者生命、医師生命は完全に断たれるでしょうなあ。事実を知っている海外の学者、知識人、マスコミに、相手にされなくなるのは目に見えてます。

 以下の、ドイツのマスコミのドキュメンタリーを見れば、スグにでも理解できます。


ドイツZDF製作 フクシマのうそ


ドイツZDF フクシマのうそ bởi sievert311

※詳細は「カレイドスコープ」にて。


 いつまで経っても「原発事故処理」が終息しないし、現場の収拾も不可能な状況に、どうも苛立ちと無力感から、社会にもネット上にも、「精神論」が蔓延しつつあるみたいです。

 それもこれも、政府としての「実務的な対策」が明確に見えないからで、その「苛立ち」を、スケープゴートに向けるようになったら・・・。つまり、放射能汚染地区から避難する人たちや、低放射線量被爆による健康被害を訴える人たちを、「絆」とか「精神論」で攻撃するようになったら、それこそあの!『戦争中』に逆戻りです。

 精神退行を起こしてはいけません。事故原子炉がフッ飛んでしまった時に、従来の、嘘で塗り固められた社会システムが一緒にフッ飛んでしまったとしても、「正気」を失い取り乱してはいけません。



 確かにそれは「居心地の良い嘘」であったのかも知れませんが、


所詮、嘘は嘘。 


いつかはボロが出て、必ずバレるものです。今にして思えば、根拠の無い「共同幻想」に過ぎなかったのです。

 新しいシステム・・・「嘘の無い社会」を、日本はこれから築くのです。従来のシステムがフッ飛んでしまった以上、ひとりひとりの社会的責任は平等です。

 八百屋だろうと、サラリーマンだろうと、学生だろうと、学者だろうと、マスコミだろうと、官僚だろうと、政治家だろうと、新しい社会システムの構築に携わる全ての人が、平等に責任を負っています。「嘘の無い社会」というシステム構築に向かわなければ、旧システムの亡霊に憑り殺されるだけなのですよ。日本は。


居心地の良い嘘はもう要らない! 


・・・という覚悟を求められているワケです。

 そして、「精神論」を振りかざし、ワタシたちを「精神の檻」の中に、「旧システムの牢獄」の中に押し込め様とする為政者たちには、委譲してある権力の座から降りて貰います。ワタシたちが、


光の中を歩む為に・・・。



人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月22日木曜日

共生の時代

  
 武田センセイの最新記事に、世界の地震地帯の地図がありましたので、勝手に使用させて頂きました。orz


日本だけ・・・原発を地震地帯の海岸に作る

{赤丸は後付です。)


 で、この地図と最近の火山噴火、地震のニュースを照らし合わせると、ピタリ!と一致するワケです。


<転載>

カムチャッカ 火山活動再び活発化
13.03.2012, 18:27


 リア・ノーヴォスチ通信によれば、世界で最も北に位置する活火山、シヴェルチが、高さ3400メートルまで柱のように火山灰を吹き上げた。

 海抜3300メートルの高さを持つシヴェルチの火山活動が活発化し始めたのは、2009年5月。その結果、山頂には、深さ約30メートルの亀裂が出来た。

 噴火は、付近の住民居住区には危険とはなっていないが、撒き散らされる火山灰は、飛行機航行に深刻な脅威を与え、灰に含まれる複雑な化学物質が人々や動植物に悪影響を与える可能性がある。

 シヴェルチ火山以外に、カムチャッカ半島のさらに二つの火山、カルィムスキイとキズィメンの火山灰も現在、飛行機航行に危険を及ぼしている。 火口の上空には、定期的に火山灰を伴った噴煙が吹き上がっており、地震観測ステーションは、地殻の活動の高まりが見られると報告している。

 専門家らは、こうしたことは、日本も含めたこの地域の地震活動が今後増大するとの予想を裏付けるものだと考えている。

</転載>


カムチャッカ半島の火山



<転載>

メキシコで強い地震 M7.9
21.03.2012, 08:41


 20日夕方メキシコで強い地震があった。イタル・タス通信によれば、震源地は南西部のゲレロ州で、地震の規模を示すマグニチュードは7,9、その後もマグニチュード5.2から4.8の余震が続いた。

 手元の情報では、7人が負傷、数百の建物が被害を受けた。人的犠牲や深刻な建物の倒壊といった情報は入ってきていない。首都メキシコ・シティでは数時間、携帯電話がつながらず、電気の供給もストップした。幸いなことに、メキシコ東部ヴェラクルス州にある唯一の原子力発電所には何の被害も出ていない。


 今回の地震は、1985年に起き、首都だけで6千人から3万人が亡くなったマグニチュード8.1の大地震以来最大のものとなった。

</転載>


 ナンカ・・・近々日本、それも東京が大地震に見舞われる可能性か高いと、大手新聞社が不安を煽っている様ですが、ま、上の「地震の巣」の地図を見れば、


地震が来て当然!


という気もします。来ないと思う方が、現状の認識が甘いんじゃないか?と。地震、雷、火事、女のヒステリー・・・もとい、台風は、日本が背負った「宿命」であり、どう足掻いても・・・


来る時には来ます。


<転載>

カムチャッカ 大気汚染緩和プログラムが開始
22.03.2012, 09:07


 カムチャッカ地方当局は、大気汚染のレベルを下げるための2012年から2014年にかけての総合プログラムを採択した。リアノーボスチ通信によれば、2年間で1040万ルーブルが割り当てられるという。

 このプログラムの枠内で、カムチャッカ地方の主要都市における大気状態の監視ポストの設置をはじめ、大気モニタリングを行う研究室のための分析装置、移動式研究室などの購入が行われるという。

 約100万ルーブルが、生産プロセスや輸送機関の使用の際に発生する有害物質の抑制に充てられるという。

</転載>


 で、何で?こんな「地震の巣」の上に、「原発」を建設したのか?そして、科学者たちは同意したのか?ワケが分かりません。恐らく今日のような事態は、とっくに予想されていたハズなのに。

 大手新聞社も、第二次関東大震災を懸念するのであれば、当然、原子力発電所の安全性についても深く切り込まなければ片手落ちでしょ?日本が「地震の巣」の上に立地している事実。そして、そこから導き出される答えは、


全ての原発の即時廃炉


しか無いんじゃないの?

 その辺り、国内に生産拠点を置く中小企業は、当たり前の危機感を持っている様です。


<転載>

エネ自給実践へ 中小120社 脱原発ネット
2012年3月15日

 経済界のトップたちが「経済活動の安定には原発の再稼働が必要だ」と足並みをそろえる中、全国の中小企業や団体の経営者らが脱原発を掲げ「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」を立ち上げることになった。まずは約百二十社が参加し、二十日に都内で設立総会を開く。単に脱原発を唱えるだけでなく「原発がなくても経済は回る」ことを地域からの実践で証明していく考えだ。

 同会議には鈴廣(すずひろ)かまぼこ(神奈川県)、セゾンファクトリー(山形県)、LLC場所文化機構(東京都)、出雲殿(愛知県)など全国の企業経営者ら約百二十人が世話役として参加。それぞれの地元で仲間を募り、会員企業を増やしていく。アドバイザーには首長や飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長、哲学者の内山節さんらが加わる。

 「ネットワーク」では、勉強会や地方視察などを通じて、再生可能エネルギーの先進事例を調べて情報を共有。自治体と連携してエネルギーの自給自足体制を目指す。脱原発によって健全で持続可能な社会ができる具体案も発信していく。

 呼び掛け人の鈴木悌介・鈴廣副社長は「一基ずつ原発が止まるたび再稼働を求める“経済界”の声が大きくなっている。『私たちの考えは違う』と訴え、行動しなければならない」と設立の趣旨を説明している。

 経団連、経済同友会、日本商工会議所などの主な経済団体は、生産や設備投資などの経済活動には安定的な電力供給が不可欠という立場から、原発再稼働が必要との姿勢だ。

 経団連は昨年十一月のエネルギー政策に関する第二次提言で、「安全性の確認された原発の再稼働が非常に重要」と言及した。日商も今月一日、電気料金値上げを抑制する観点からも再稼働が必要と訴えている。

</転載>


 ワタシ思うに、海外に生産拠点を移し日本を顧ない大企業よりも、国内生産を続け、地域の雇用を生み出している中小企業の方が、


よっぽどマシだと、言えるじゃマイカ!


・・・もとい、言えるじゃないかっ!

 大企業に依存する経済発展の時代はもう終わったのです。これからは、地域密着の雇用を生み出す中小企業と「共生」する時代なのです。

 そして、「共生」するために必要なのは、生きてゆくのに十分な日常環境であり、故に中小企業連合が、取り返しの付かない放射能汚染により、地域そのものが崩壊してしまう「原発」から離れようとするのは、


100%筋が通っている!


と言えます。・・・よね?で、今後の「脱・反原発運動」は、地域の中小企業との連帯も深める必要があると思った次第です。はい。


人間ナメんなよ!


でわっ!

人間て・・・不思議。

  
 最近アレですなあ、日本のTV番組は、どのチャンネルにしてもクイズ番組ばっかりです。みなさん、そんなにクイズ番組が好きなんですかねえ?

 しかし考えてみれば、家族で楽しめる番組ってクイズ番組くらいですかね?尚且つ「賢くなれる」となれば、親にしてもクイズ番組を見るのを反対する理由もありません。

 有名大学出身のタレントを揃え、誰が一番頭がイイかを競わせ、タレントに憧れる若者を受験戦争?に向けて洗脳するのにも、さぞや役立っていることでしょう(皮肉です)。

 で、先日、IQ(頭脳指数)を競うというクイズ番組を見たのですが、何でも故S.ジョブス氏はIQが150あったそうです。ちなみに一説には、A.ヒトラーもIQが150あったと言われており、世が世なら、S.ジョブスもA.ヒトラーのようになってたかも知れないし、逆に、A.ヒトラーがAppleの様な会社を興していたかも知れませんなあ。

 ナチスの党員にも高IQの人間が多いところを見ると、頭のイイ人間が集まると、ロクなことをしないように思えるのはワタシだけですかね?そもそも、「悪事」なんてのは頭のイイ人間の専売特許とも言えます(ヒガミです)。

 で、先のIQを競うクイズ番組ですが、結局、京大出のタレントも、東大出のタレントも、IQ150の大台には届かなかった?のですが、そうするとですよ?みなさん驚かれるでしょうが、ナント!あの!ガッツ石松さんと同レベル!ということになるワケです。

 ま、ワタシも俄かには信じられませんが、何でも、ガッツ石松さんのIQは140あるらしいです! 


歴史上の偉人のIQ一覧

250 ウィリアム・サイディス アメリカ 1898/+4/+1 数学者 ※250~300と見積もられている

220 レオナルド・ダ・ヴィンチ イタリア 1452/+4/15 芸術家

216 大前 研一 日本 1943/ 経営コンサルタント ※中学生の時

215 トルーマン・カポーティ アメリカ 1924/+9/30 作家

210 ナサン・レオポルド アメリカ 1904/11/19 犯罪者 ※幼少時

210 金 雄鎔 韓国 1978/+4/24 会社員 ※幼少時

205 ゴッドフリート・ライプニッツ ドイツ 1646/+7/+1 自然哲学者

200 アルフォンス・カポーネ アメリカ 1899/+1/19 犯罪者 暗黒街の首領

200 マリア・キュリー ポーランド 1867/11/+7 物理学者

200 エリオット・トルードー カナダ 政治家 ※噂の領域を出ない

200 矢野 祥 日本 1990/10/22 大学生 シカゴ大学生

200 コンドリーザ・ライス アメリカ 1954/11/14 政治家

200 胡 錦濤 中国

200 トーマス・ウルジー イギリス 政治家

200 フランシス・ゴールトン イギリス 科学者

198 ジョン・スチュアート・ミル イギリス 1806/+5/20 経済学者

195 ブレーズ・パスカル フランス 1623/+6/19 哲学者

192 ダニエラ・シミチェワ ブルガリア 無職

190 フィリップ・エメアグワリ ナイジェリア 数学者

190 アイザック・ニュートン イギリス 1642/12/25 自然哲学者

190 アルブレクト・ハラー スイス 医学者

190 ウィリアム・ピット イギリス 政治家

190 ギャリー・カスパロフ ロシア チェスプレイヤー

190 ジョージ・バークリー アイルランド 哲学者

187 ロバート・フィッシャー アメリカ 1943/+3/+9 チェスプレイヤー 元チェス世界チャンピオン

186 マリリン・ヴォス・サヴァント アメリカ 1946/+8/11 作家 ※幼少時は228

185 中島 祐之(中島 らも) 日本 1952/+4/+3 作家 ※小学生の時

185 ヨハン・ヴォルフガンク・ゲーテ ドイツ 1749/+8/28 作家

182 ウィリアム・クリントン アメリカ 1946/+8/19 政治家 元アメリカ合衆国大統領

180 エドワード・ウィッテン アメリカ 1951/+8/26 物理学者

180 村井 秀夫 日本 1958/12/+5 犯罪者 オウム真理教最高幹部

180 ヨーゼフ・ゲッベルス ドイツ 1897/10/29 政治家 ナチス宣伝大臣

180 ベンジャミン・ネタニヤフ イスラエル 政治家

180 コリン・パウエル アメリカ 1937/+4/+5 政治家

180 ジェームス・ウッズ アメリカ 俳優

180 アレクサンダー・ポープ イギリス 作家

179 松岡 充 日本 1971/+8/12 俳優 ※幼少時

178 筒井 康隆 日本 1934/+9/24 作家 ※12歳の時

175 ヨハネス・ケプラー ドイツ 天文学者

175 ジェームス・カーター アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

173 アルベルト・アインシュタイン ドイツ 1879/+3/14 物理学者 ※190~200?

170 セオドア・カジンスキー アメリカ 1942/+5/22 犯罪者

170 アンドリュー・ワイルズ イギリス 1953/+4/11 数学者

170 ノーマン・シュワルツコフ アメリカ 1934/+8/22 元軍人

170 ユディット・ポルガー ハンガリー 1976/+7/23 チェスプレイヤー 女子チェス世界チャンピオン

170 西村 博之 日本 1976/11/16 経営者 2ちゃんねる管理人

170 プラトン ギリシャ 思想家

170 ロバート・バーン アイルランド チェスプレイヤー

170 マルチン・ルター ドイツ 宗教家

170 ソフィア・コバレフスカヤ ロシア 数学者、作家

165 トルーマン・クローク

165 ヨハン・セバスティアン・バッハ ドイツ 作曲家

165 ジェームズ・ワット イギリス エンジニア

161 ジョラ・サイモン スウェーデン 教師

160 ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ アメリカ 1955/10/28 実業家

160 リチャード・ローブ アメリカ 1905/+6/11 犯罪者 ※幼少時

160 スティーブ・ラッセル アメリカ 犯罪者

160 スティーブン・ホーキング イギリス 1942/+1/+8 物理学者

160 ジル・セント・ジョン アメリカ 1940/+8/19 女優

160 ポール・アレン アメリカ 1953/+1/21 実業家

160 沖田 浩之 日本 1963/+1/+7 俳優

160 ベルンハルト・リーマン ドイツ 1826/+9/17 数学者

160 レジー・ジャクソン アメリカ 1946/+5/18 野球選手

160 ジェームズ・クック イギリス 探検家

159 クライブ・シンクレア イギリス 1940/ 発明家

155 飯野 賢治 日本 1970/+5/+5 ゲームクリエイター

155 デイヴィッド・ヒューム イギリス 1711/+4/26 哲学者

155 アントニス・ヴァン・ダイク ベルギー 芸術家

154 岩崎 ひろみ 日本 1976/11/23 女優

153 ジョン・クインシー・アダムズ アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

150 アドルフ・ヒトラー ドイツ 1889/+4/20 政治家

150 アマデウス・モーツァルト オーストリア 1756/+1/27 作曲家

150 ホレーショ・ネルソン イギリス 1758/+9/26 軍人

150 山本 昌邦 日本 1958/+4/+4 サッカー監督

150 モーゼス・メンデルスゾーン ドイツ 1729/+9/+6 哲学者

150 ジョージ・サンド フランス 作家

149 ジェーン・マンスフィールド アメリカ

147 フランクリン・ルーズベルト アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

145 フリードリヒ・ヘンデル イギリス 1685/+2/23 作曲家

145 ミケランジェロ・ブオナローティ イタリア 1475/+3/+6 画家

145 ナポレオン・ボナパルト フランス 政治家

145 ヒラリー・クリントン アメリカ

145 H・C・アンダーソン デンマーク 作家

143 リチャード・ニクソン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

143 ヒャルマー・シャハト ドイツ ナチス

140 マドンナ・リッチー アメリカ 1958/+8/16 歌手

140 ガッツ石松

138 芳賀 隆之(所ジョージ) 日本 1955/+1/26 タレント

138 トーマス・ジェファーソン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

138 ヘルマン・ゲーリング ドイツ ナチス

138 カール・デーニッツ ドイツ ナチス

137 ジョン・アダムズ アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

136 中村 ちひろ 日本 1986/11/25 タレント

135 イマヌエル・カント ドイツ 1724/+4/22 哲学者

135 ルードヴィヒ・ベートーヴェン ドイツ 1770/12/16 作曲家

135 アイザック・アジモフ アメリカ 1920/+1/+2 作家

135 アーノルド・シュワルツネガー アメリカ 政治家

134 アル・ゴア アメリカ 政治家

134 エーリヒ・レーダー ドイツ ナチス

132 北野 武 日本 1947/+1/18 映画監督

132 石坂 浩ニ(武藤 兵吉) 日本 1941/+6/20 俳優

132 ハリー・トルーマン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

132 ニコール・キッドマン アメリカ 女優

132 ジョディ・フォスター アメリカ 俳優

130 ジャック・ルソー フランス 1712/+6/28 哲学者

130 オノレ・ド・バルザック フランス 1799/+5/20 小説家

128 アブラハム・リンカーン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

128 アルベルト・シューペア ドイツ ナチス

127 アルフレート・ヨードル ドイツ ナチス

127 アルフレート・ローゼンベルク ドイツ ナチス

126 中田 英寿 日本 1977/+1/22 元サッカー選手

126 リンドン・ジョンソン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

125 ガリレオ・ガリレイ イタリア 1564/+2/15 天文学者

125 カール・マルクス ドイツ 1818/+5/+5 経済学者

124 安倍 なつみ 日本 1981/+8/10 歌手

123 アンドリュー・ジャクソン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

122 堀江 貴文 日本 1977/10/29 実業家

122 ジェームズ・ワトソン アメリカ 1928/+4/+6 生物学者

122 ドワイト・アイゼンハワー アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

121 ジェラルド・フォード アメリカ

120 ルドルフ・ヘス ドイツ 1894/+4/26 政治家

120 アンリ・ファーブル フランス 1823/12/23 生物学者

119 ジョン・F・ケネディ アメリカ 1917/+5/29 政治家 元アメリカ合衆国大統領

118 ジョージ・ワシントン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

118 フリッツ・ザウケル ドイツ ナチス

117 矢口 真里 日本 1983/+1/20 歌手

116 中山 亜微梨 日本 1978/10/+4 女優

115 フランシス・クリック イギリス 1916/+6/+8 生物学者

113 エルンスト・カルテンブルンナー ドイツ ナチス

110 加護 亜衣 日本 1988/+2/+7 歌手

110 ユリシーズ・グラント アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

109 チャールズ・マンソン アメリカ 1934/11/12 犯罪者

109 ジャック・ルビー アメリカ 1911/+3/25 犯罪者

109 天野 祐吉 日本 1933/+4/27 コラムニスト

108 保田 圭 日本 1980/12/+6 歌手

106 ユリウス・シュトライシャー ドイツ ナチス

105 辻 希美 日本 1987/+6/17 歌手

105 ロナルド・レーガン アメリカ 政治家 元アメリカ合衆国大統領

104 中澤 裕子 日本 1973/+6/19 歌手

103 リー・オズワルド アメリカ 1939/10/18 犯罪者

102 大久保 清 日本 1935/+1/17 犯罪者

101 梅川 昭美 日本 犯罪者

100 吉村 作治 日本 1943/+2/+1 考古学者

98 松本 人志 日本 1963/+9/+8 喜劇俳優

98 後藤 真希 日本 1985/+9/23 歌手

97 ジョージ・ハーバード・ブッシュ アメリカ 1924/+6/24 政治家 元アメリカ合衆国大統領

95 出川 哲郎 日本 1964/+2/13 喜劇俳優

95 石川 梨華 日本 1985/+1/19 歌手

91 ジョージ・ウォーカー・ブッシュ アメリカ 1946/+7/+6 政治家 アメリカ合衆国大統領

86 アンディ・ウォーホル アメリカ 歌手

75 尾上 縫 日本 1930/ 犯罪者 数兆円を動かした詐欺師

70 最も知的なチンパンジー

68 山下 清 日本 1922/+3/10 画家 「裸の大将」

40 最も知的な犬

20 最も知的な猫

※赤は社会に害をなした高IQ。青は無害だった高IQ(独断と偏見)。


ホンとかmmm?!


 ま、それはそれとして、件のIQを競うクイズ番組で、早々と脱落した出演者の中にも、高IQポイントを重ねる、一流?大学卒のタレントにも解けない問題を解く低IQ?のタレントもいて、それを見て少し思うところがあったワケです。つまり、頭がイイとか悪いとかって、


簡単に線引き出来るのか? 


という疑問を持ったワケです。

 以前にも、天才の八百屋のオバちゃんとか、学者も思いつかない大発明をした大工さんの話を書きましたが、なぜ?そんな事が起こり得るのか考えてみるに・・・
 仮に、人間の知能が上の図の様であった場合、IQ90の人とIQ150の人との間には「知能の壁」があり、IQ90の人は、絶対IQ150の領域には到達できない。これが所謂、バカとリコウの差というワケです。

 しかしジッサイには、高IQの人が解けない問題を、低IQの人が解いてしまう現象が、ごく稀にですが存在するワケで、この現象をどう理解するか?と、ワタシなりに考えた結果が下の図です。


 つまり、IQとかを平均値で捉えると高IQは外側の円で、低IQは内側の円なのですが、そこでですよ?もし、「知能のトゲ(特異点)」が存在するとすれば、低IQであっても、特異点においては高IQをも凌駕することが理解可能なワケです。

 特異点などと言うと仰々しいので「個性」と言うならば、人間なら「個性」を持っていて当たり前です。誰でも自分の得意・不得意が有るのは、「脳の神経組織」がひとり一人違うからであり、これは高IQだろうと低IQだろうと関係有りません。

 この事は、ひとりの脳には限界があることを意味します。逆に完璧な脳など存在しないワケだし、あったとしたら、それは「無個性な脳」という事になります。だって、全ての個性を持っているワケですから。

 ワタシがワタシで在る為には、アナタがアナタで在る為には、「不完全な脳」である必要があるワケです。そしてそれは、


不完全だから、人生が楽しい。


とも言えます。どうです?

 さて、IQの話に戻りますが、どんなに高IQの人であっても、ヤッパリ欠落した部分を持っているワケで(人間である限り)、そしてその欠落した部分を、低IQの人の、「知能のトゲ」が埋め合わせる可能性もあるワケです。それが昔から言われる・・・


三人集まれば文殊の知恵


とか、武田センセイが仰るトコロの、


大知


の正しい解釈なのだろうと、ひとり納得した次第です。はい。

 だから、くれぐれも・・・


人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月20日火曜日

???????

  
 コレ・・・本気で言ってるとしたら、


頭、だいじょうぶ?


・・・というか、もはや危ないんじゃないか?・・・と。


<転載>

日本防衛相「必要あらば北朝鮮の衛星搭載ミサイル撃墜の用意」
18.03.2012, 14:28



 日本の自衛隊は、北朝鮮が4月の半ばに打上予定の人工衛星を搭載したミサイルを、必要があれば撃墜する可能性を検討している。

 これは田中直紀防衛相が、茨城県の航空自衛隊百里基地を視察した際、述べたもの。

 産経新聞によれば、2009年前回の打上の際にも自衛隊に対し、日本領内あるいは公海上にミサイルが落下する恐れがある場合には、これを殲滅するよう命令が出されていた。

 16日、北朝鮮のマスコミは「4月半ば朝鮮民主主義人民共和国は、自国のミサイル技術による人工衛星打上を計画している」との情報を伝えた。

 なお北朝鮮当局は、外国人ジャーナリストや宇宙開発技術の専門家らを打上の際には招待するとしている。

</転載>


 何度でも繰り返しますが、殴り合いをする前に先ず話し合いをするのが、


文明人の正しい在り方


だとワタシは思っています。今回の場合、北朝鮮は衛星の打ち上げを外部に公開すると言ってるワケですよね?


北、衛星発射に外国の専門家や記者招待 「透明性」狙う
2012.03.18 Sun posted at: 14:22 JST


 心配ならば日本も当然、関係者が公開打ち上げに立ち会えばイイだけの事でしょ?で、北朝鮮と事前協議を済ませ、「もし打ち上げに失敗し、日本に被害が及ぶようであれば撃ち落しますよ。」・・・と通告すれば済む話。・・・であれば、国際的なコンセンサスも得られます。それを一方的に撃ち落しますって言うのもどうか?・・・と。

 ベトナム暮らしが長いせいか、第三者的な立場で日本を見ているのかも知れませんが、少なくともベトナム人の思考パターンとか、東南アジア全般の庶民感情を推察するに、今回の田中防衛相の発言は、他国の「自主権の侵害」とも受け止められ兼ねません。

 過去、欧米が東南アジアを植民地化した際に何が行われたか?欧米は自らの優位性を保つために、「教会」などの支配スタイルを押し付けた以外には、何ら現地の文明化には貢献はしませんでした。要は、欧米のエゴを押し付けられただけです。

 それもこれも東南アジア諸国が、「文明の優位性」において敵わなかったからで、欧米が去った後も「力で蹂躙された」という記憶は残り、かつての宗主国に対する不信感が庶民感情の根底にまだ残っているとしたら、「文明の優位性」を確保した日本も、その行い、言動には充分に気をつける必要があります。

 ま、一般的な話をすれば、残念ながら東南アジア全般で、中国人はあまり好感を持たれていません。それは現在の中国の軍事力に起因するものではなく、植民地時代に中国人商人が、宗主国の走狗として立ち回ったことを、どの国の庶民も忘れてはいないからです。

 逆に、日本が好感を持たれているのは・・・。もうお分かりですよね?それが何処でどうなったのか?今では日本が、宗主国の走狗の如くなってしまった・・・。


情けない・・・。orz

 
 福沢諭吉も、明治維新の後には東南アジアの隣人を「土人」呼ばわりし、「欧米と同列になり、植民地を持つのも痛快だ。」などと、ホザいてましたが、そういった「武士道」にそぐわない人格が、勝海舟には気に入らなかったようですな。結局、明治期の文明開化は、「武士道」からは遠くはなれたものだったのでしょう。ま、「武士道」を否定したからこそ、近代国家への道が開けたのも事実なのでしょうが・・・。

 先日、と在るTV番組(番組名は失念)を見ていたら、世界中に広まっている日本文化の筆頭は「サムライ」であると、ドイツ人?のコメンテ-ターが解説していましたが、何故?「サムライ」とか「武士道」が、洋の東西を問わず受け入れられるのか?答えはカンタンです。


そこに、普遍的な原則があるから。


・・・の、ひと言に尽きます。それは・・・「筋を通す」という、ごく当たり前の事だと思うワケです。

 もともと欧州には「騎士道」があったワケですが、近代化への過程でその精神が失われた・・・とまではいかなくても、省みられる機会が少なくなってしまったのでしょう。特に「産業革命」以降の、資本主義の台頭による「金融システム」の発達の中では。

 したがって欧州人の、「武士道」に相通じる「騎士道」への郷愁が、「サムライ」に投影されているのではないか?と。それが・・・


筋を通す。


・・・ではないのか?と思うワケです。そして、多くの国に受け入れられているという事は、全ての良識有る人たちに共通する「原則」でもあると言もえます。

 ま、そういうワケで、田中防衛相の「原則」を踏み外した軽率な発言は、日本の外交上、何のメリットも無いどころか、「文明の優位性」の低い国々に対しては、反感を植えつけるだけのようにしか思えない次第です。はい。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年3月19日月曜日

文明の優位性

   
 オスマン帝国が、欧州に端を発した「産業革命」に乗り遅れ、それが要因となって没落したことは、「文明の優位性」の競い合に負けたことを意味します。新しい生活スタイルは多くの場合、「新しい技術」によってもたらされるという事実は、現在のインターネットの普及状況からも、皆さん納得されることでしょう。

 スマートフォンの普及にも目覚しいものがあり、「便利なツール」であり、尚且つメーカー各社も普及に力を入れているワケですが、さてそこで、「便利なツール」という観点から見れば、「スーマートフォン」も「人工衛星」も、その存在価値は同等です。


<転載>

北、衛星発射に外国の専門家や記者招待 「透明性」狙う
2012.03.18 Sun posted at: 14:22 JST

(CNN) 北朝鮮は17日、同国が最近予告した人工衛星3 件の打ち上げ基地に外国の宇宙開発専門家やジャーナリストを招待する計画を明らかにした。朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。

専門家らの招待は、衛星打ち上げと弾道ミサイル技術開発の関連性に懸念を強める国際社会に打ち上げの「透明性」を示す狙いがあるとみられる。招待する専門家らの人数や国名所などは伝えられていない。

打ち上げは4月に予定され、衛星は地球観測が目的と主張している。国際社会は北朝鮮による衛星打ち上げは核実験禁止に関連する国連安全保障理事会の決議に違反する可能性があるとも指摘している。

また、衛星打ち上げが実行されれば米朝が先月合意した米国による食糧支援の破棄につながる可能性もある。北朝鮮は栄養補助食品24万トンの援助を受ける代わりに核実験、長距離ミサイル発射やウラン濃縮活動の一時停止を約束していた。

米国務省によると、米国は食糧支援に同意した際、北朝鮮に対し長距離ミサイル発射は合意事項に反するとの見解を伝えていた。

</転載>


 スマートフォンの普及には問題が無くて、人工衛星の普及には問題があるというのも、可笑しな話です。人工衛星を打ち上げる技術が軍事利用されると懸念する人はいますが、スマートフォンの技術は軍事利用されないと断言出来るのでしょうか?

 近頃・・・というか、もうインターネットの初期の段階から、「コンピュータウィルス」が問題とされていますが、電子情報が行き交う社会においては、電脳空間すら立派な「戦場」となり、したがって有事の際には、スマートフォンだって「兵器」の役目を担い得るワケです。

 どこに「スマートフォン」と「人工衛星」の線引きがあるのか?ワタシには、「文明の優位性」を守る為に「技術」の線引きをしようとしているかの様に思えます。

 もし日本が、自前の「人工衛星」を持っていなかったら・・・。毎日の天気予報も、例えばアメリカの人工衛星の回線を分けてもらい、使用料を支払いつつ、肩身の狭い思いをしながら利用し続けなければならない上、自分の好きなように利用することも儘ならないでしょう。

 幸い日本は、自力で人工衛星を打ち上げる技術を開発することが出来ましたが、そうした技術の無い、謂わば「文明の優位性」が低い国は、「文明の優位性」の高い国に従うか、自国の技術力を高めるしかありません。

 戦争にしてもまた、総合的な技術力・・・「文明の優位性」の闘いです。より強力な武器=殺傷力の高い技術を持っている方が有利なワケですから・・・。

 原子力にしても然り。日本と同じように「核の平和利用」を北朝鮮が目指しているのなら、日本がそれにケチをつけ、技術開発を妨害しようなどとは、


筋が通りません。 


 お隣さんであれば協力してあげてもイイくらいですし、フクイチの事故を鑑みれば、日本と同じ目に合いたくなかったら・・・


原発は止めといたほうがイイ!


と、アドバイスしてもイイぐらいです。


<転載>

北朝鮮次官 IAEA査察「近く実施」
2012年3月13日 夕刊

 【ソウル=辻渕智之】北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外務次官は十二日、米国との間で合意したウラン濃縮活動の一時停止について、停止措置を監視する国際原子力機関(IAEA)の査察が「近く行われると思う」と訪問先のニューヨークで述べ、合意履行に積極的な意思を示した。韓国の聯合ニュースが伝えた。

 二月の米朝合意では北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の核施設に対するIAEA監視要員復帰を認めたが、受け入れ時期に言及したのは初めて。李次官は北朝鮮の核問題を扱う六カ国協議の同国首席代表。「合意履行のための具体的措置が継続して取られている」とも述べ、停止措置と査察の方式について米朝間で最終調整が進んでいることを示唆した。

 IAEAの天野之弥(ゆきや)事務局長は今月六日の時点で、要員復帰には「まだ時間がかかる」との見通しを示した。李次官の発言は、停止措置の見返りとなる米国からの食糧支援獲得を急ぐ狙いで、IAEA側に早期復帰を促した可能性もある。

 李次官は米大学など主催のセミナーに七日から出席した。米朝の首都に連絡事務所を開設したいとセミナーで表明したとの一部報道を「具体的提案はしていない」と否定し、「朝米間の敵対関係が終わるのが問題解決の出発点だと原則的立場を話した」と述べた。

</転載>


 人工衛星にしても、何処の国も皆、「自前の人工衛星」を持ちたいと望んでおり、そして自力で開発できるのなら、それを妨害する権利は、如何なる国にも無いのです。


<転載>

2012年 2月 20日(月曜日) 18:09
イラン国防軍需相、「近く、衛星ファジルを打ち上げ予定」

 イランが、近く新たに人工衛星を打ち上げます。

 イランのヴァヒーディー国防軍需大臣は20日月曜、記者らに対し、「イラン暦の来年となる3月20日以降、人工衛星トルーが打ち上げられる」とした上で、「人工衛星ファジルも、近く打ち上げられることになっている」と語りました。

 ヴァヒーディー大臣はまた、人工衛星トルーの最も重要な特徴は、軌道内での動きであるとしています。

 さらに、イランの軍艦が地中海に向けてスエズ運河を通過したことは、イラン海軍の軍事力の証であるとし、「イラン海軍が国際海域に駐留することは、イランの当然の権利である。そして、イラン第18艦隊は現在、決められた航路を航行中である」と述べました。

 また、イラン航空宇宙分野での活動に関する別の報道によりますと、イラン航空宇宙協会の第11回会議が、ヴァヒーディー大臣の列席のもと、20日に開幕したということです。

 この会合は、イランの航空宇宙分野での能力の向上と発展及び、イランの学術発展を目的に行なわれ、航空宇宙分野の発展に貢献している研究センター、産業界、大学関係者の参加のもとに開催されています。

</転載>


 日本も含め西側のメディアは、イラン、北朝鮮の技術を軍事問題として報道し、それが「戦争」に利用される事を憂慮しますが、では?今までアメリカが打ち上げた人工衛星は、全て平和目的だったのでしょうか?

 アメリカが軍事衛星を打ち上げれば、「スペースウォーズ」時代の到来だと言い、日本も遅れを取ってはならないという論調を張りながら、北朝鮮には、イランには、それが許されないのは何故なんですかね?

 アメリカは理性溢れる国だから、イラン、北朝鮮といった


悪の枢軸(懐かしい響きです)


とは違うと?は?笑わせますなあ。世界の警察?女性と老人がメインのデモ隊に、機関銃を向けて排除するような国が、マトモな国ですかね?


Occupy With International Women's Day




 人の国の人権を問題にして大騒ぎする前に、


自分の国の人権を守れよ!


・・・と、言いたいですなあ。日本にしても然り。原発事故の影響で生活を奪われた人たちは・・・そして、放射能汚染された地に住み続けなければならない人たちは・・・


人権を侵害され続けている!


・・・に等しい状態に在るワケです。

 ま、よく言われる「ダブル・スタンダード」。要は、自分の優位性・・・「文明の優位性」を失いたく無いが故の勝手な理屈で、かつてオスマン帝国を滅ぼしたときの精神構造と、ナmmmンにも変わっていないワケです。


日本人が気がつかないTPPの罠




 更に言うなら、「文明の優位性」と「経済の優位性」とは表裏一体であり、自由競争と言いながら、実は大人と子供が一緒に競争する様なもので、子供に対しての「ハンデ」=「関税自主権」を取り払って競争しようという、まったく「大人気無い」ハナシに思えてなりません。



人間ナメんなよ!


でわっ!