2006年6月19日月曜日

ジーコ監督の怒りが目に浮かぶ

やっぱり「サムライ」返上決定ですニャ。
なんですかぁ~?あのプレイは?
所詮、サッカーは日本人にとっては単なるスポーツ
娯楽のひとつでしかない事実が露呈した感アリ。

まず、クロアチアに比べて明らかに
ボールをキープすることの貪欲性に欠けてます。
パス回しにしてもワザワザ相手に進呈するような場面も多かったし・・・

(ヒョットしてボールが嫌いなのか?コノ人たちわ?)

と勘ぐりたくなるくらい。

大勝負の舞台ですからね。
ビビッてしまうのも分からないではありません。
が、そもそも、あんたら好きでサッカーやってるんじゃないの?
それとも自分の思い出作りの為のワールドカップなんですかい?
だとしたら、そんな輩の為に


「サムライ」

なんてキャッチコピーをつける
日本の安っぽいマスコミ連中の頭の中もソートーおめでたいやねぇ。

もう一度繰り返しますが、気安く「サムライ」名乗られちゃ
真の「サムライ」の方々が迷惑します。
少なくとも私はベトナム人に聞かれても

彼らが「サムライ」だなんて認められません。

「あぁ、あれはサムライの真似してるだけなんだよ。」

と私は答えることにしますので悪しからず。
私はサッカーについては素人なのでこれ以上は控えますが、

「サムライ」

を名乗るのだけは止めてくれと。
出来ればユニフォームの色もこの際変えちゃって下さい。
それであれば、あとはどうぞご自由にサッカーを楽しんで来て下さい。

ま、私が監督だったら茶パツは

「日本男児らしく黒髪にせい!」

と、その上で全員頭丸めさせて気合を入れ直させます。
そのぐらい気合を入れている姿勢を見せてくれてもイインジャナ~イ?

どうなんですかねぇ?日本代表の皆さん?

ジーコ監督!今後の試合も是非ご指導をよろしくお願いしますぅ~!

あ、そうそう・・・
前半、GKの川口に戻したボールがファンブルしてあわや自殺点という場面。
その直前にクロアチアのPKを見事にしのいで
調子に乗っていた川口にはいい薬になったことでしょう。

「試合が終わるまでは気を緩めるな!」

との幸運の女神からのサインのように見えました。私には。
して見ると、引き分けられた事自体が奇跡なのかも?

2006年6月18日日曜日

君死にたまふことなかれ

中国で目立つ邦人自殺
=04年10人、05年7人-本社圧力、抱える仕事の悩み


【北京17日時事】

 中国に滞在する日本人の自殺が2004、05の両年で増加傾向にあることが17日分かった。日本外交筋によると、04年に中国で死亡した邦人93人のうち自殺したのは10人で、海外で邦人が自殺する場所として毎年1位を続けていた米国を抜いた。05年の自殺者も7人に上った。

 日中関係筋は「中国での在留邦人急増も要因だが、仕事の悩みによる自殺が多い」と指摘。中国駐在員らに対する心のケアの必要性も浮上しそうだ。

 中国では、日系企業が多い上海やその周辺で邦人の自殺が多いのが特徴。04年の上海地域での自殺者は5人、05年も3人に達し、北京や広州より多かった。04年には上海総領事館員が女性問題で中国当局に付け込まれ、外交機密を漏らすよう強要されて自殺した。中国勤務の長い駐在員も、邦人の自殺要因として(1)仕事の悩み(2)女性問題-を挙げている。

 日系企業の動向に詳しい専門家は「中国に進出した日系企業は独資(100%外資)が多く、地元政府との税金や許認可などのトラブルを自分で解決する必要がある」と指摘。さらに、「中小の部品企業などの代表は1人で赴任するケースが多い上、もともと技術者出身でセールスが苦手。実績が上がらず、ストレスがたまる」と解説した。

 上海のコンサルタント会社幹部は「本社からの圧力で悩む駐在員が多い」と語っており、「中華人民共和国と『本社共和国』の2つの共和国に挟まれている」(日系企業)と悩む駐在員もいる。ビジネスチャンスを求めた本社の期待を背負って赴任したものの、中国独特の企業風土になじめないケースが多いのも現実だ。2000年に中国で死亡した邦人は57人だったが、自殺者はゼロで、自殺者は近年、増加傾向にある。ただ、上海では今年、これまでのところ邦人の自殺はゼロとなっている。
 
(時事通信) -6月18日7時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060617-00000098-jij-int



これなんか、まるで自分の事を言われているよう・・・↓

「中小の部品企業などの代表は1人で赴任するケースが多い上、もともと技術者出身でセールスが苦手。実績が上がらず、ストレスがたまる」
 

でも、私は死にません♪

最後に何が一番大切なのか自分で分かってるから。
何か?


「自分」

に決まってんでしょ!
みんなドンドン会社から逃げ出したらいいのに。

殺されるくらいなら・・・

きょう一日、私はベトナムで何とか生き延び、
きょう一日、日本では90人の社会的殺人(自殺)の犠牲者が発生している。
これでいいのか?


軍事的な戦争から経済的な戦争に形は変わっても、
戦争の犠牲者が出ていることに変わり無いのダ。
戦没者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

と同時に、
一日も早く経済戦争における犠牲者数が減少することを切に望みます。

「国益」だとか「国家の品格」だとか大儀を掲げたところで
「国民」があってこその話。

「金儲け」よりも、経済後退を覚悟してでも「国民優先」の
政策に転換できなければ「日本」という国の未来は暗いような・・・




君死に賜ふ事なかれ


あぁ弟よ、君を泣く  君死に賜ふ事なかれ

末に生まれし君なれば  親の情けは勝りしも

親は刃(やいば)を握らせて  人を殺せとをしへ(教え)しや

人を殺して死ねよとて  二十四までを育てしや


堺の街の商人(あきびと)の  旧家を誇る主にて

親の名を継ぐ君なれば  君死に賜ふ事なかれ

旅順の城は亡ぶとも  亡びずとても何事ぞ

君は知らじな、商人(あきびと)の  家の掟に無かりけり


君死に賜ふ事なかれ、  すめらみこと(皇尊)は、戦ひに

おほみづからは出でまさね  形見に人の血を流し

獣の道に死ねよとは、  死ぬるを人の誉とは、

大御心の深ければ  もとよりいかで思(おぼ)されむ。


あぁ弟よ、戦ひに  君死に賜ふ事なかれ

過ぎにし秋を父君に  おくれ賜へる母君は、

嘆きの中に痛ましく  わが子を召され、家を守(も)り

安しときける大御代も  母のしら髪(が)は勝りぬる。


暖簾(のれん)の陰に伏して泣く  あえかに若き新妻を

君忘るるや、思へるや  十月(とつき)も添はで別れたる

少女(をとめ)心を思ひみよ  この世ひとりの君ならで

あぁまた誰を恃むべき  君死に賜ふ事なかれ。


与謝野晶子




追記↓


<リストラ反動>人手不足で辞められず 組合に相談増える


 「辞めたいが辞めさせてもらえない」といった従業員からの問い合わせが労働組合などの相談窓口に増えている。会社から「代わりを探してから辞めろ」と言われたり、「辞めたら損害賠償を請求する」などと脅された深刻なケースも多い。景気回復による人手不足やリストラで仕事が特定の人に集中している最近の労働環境が背景にあるようだ。【佐藤賢二郎、東海林智】

 NPO法人「労働相談センター」(東京都葛飾区)では、「解雇」や「賃金」に関する相談が01年をピークに減少、この数年は「辞められない」など「退職」に絡んだ相談が増えた。同種相談は昨年559件で、98年の5.5倍だ。プログラマーや看護師など専門知識を必要とする20代後半から30代の若者が多い。会社は、中小企業が大部分だという。

 システム開発会社で働く男性(29)は、3月末に退職を申し出たが「開発案件が終わる9月までは認めない。辞めるなら数百万円の損害を払え」と要求された。幹部から怒鳴られ、「転職先に仕事を放り出して辞めたと伝える」と言われ、辞められない状態が続く。

 老人ホームの運営担当だった男性(32)は、待遇への不満から昨年12月、2カ月後の退職を申し出ると「辞めるなら10人入居者を増やせ」と言われた。労働基準監督署に相談して辞めることができたという。

 また、スーパーなど流通系の労組幹部は「スーパーでは人手不足で職場が崩壊寸前の所もある。パートも仕事量が増えても賃金は上がらず、『辞めたい』と言う人が増えている」と話す。

 こうした状況について、「労働組合ネットワークユニオン東京」(同渋谷区)の古山亨書記長は「02年ごろから『働きすぎ』が深刻化し、このままでは死んでしまう』という相談が増えた。リストラ時代をこうして頑張った人たちが退職や転職を希望しても、会社側が『辞めさせない』という対応に出ている」と話している。

 
(毎日新聞) -6月14日 15時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000091-mai-soci


要らない時には首を切り、
人手が足りなくなったら奴隷のようにコキ使う。
私たち労働者は利益を生み出すための部品に過ぎないんでしょうか?

こんな状況じゃ労働に、
そして日々の生活に喜びを見出すなんて無理無理。
それがひいては少子化問題の要因の一因になっているのでは?

仕えるべき主君(会社)を見極めるのも大切かと、
Roninの身としては思うワケで・・・

2006年6月17日土曜日

NO WAY OUT

高円宮妃 W杯応援でドイツへ


 日本サッカー協会の名誉総裁を務める高円宮妃の久子さまは、日本代表のユニフォームにちなんだ鮮やかなブルーの洋服を来て成田空港に到着されました。そして、関係者の見送りを受けたあと、ドイツの国旗の色を使った人形を手に、午後1時すぎにドイツに向けて出発されました。
久子さまは、17日から9日間の日程でドイツを訪問し、イギリスに留学中の長女の承子さまと合流したあと、日本代表のキャンプ地のボンで選手たちを激励し、練習を視察されます。また、18日の日本とクロアチアの試合や22日のブラジルとの試合を観戦されます。

 久子さまは「日本代表は、この4年間、ジーコ監督のもとで、言葉では言い尽くせないほど多くのことを学んできました。選手たちには一丸となったプレーを期待しております」と述べられています。
 今回のドイツ訪問で、久子さまは、このほか、環境問題に取り組むドイツ最大のNGOとともに鳥類の保護区などを視察し、今月25日に帰国されることになっています。

6月17日 16時25分

こりゃ~、てえへんダ~!宮様が直々に「喝!」を入れに来るナンて・・・。
ダイジョウブなんでしょうか?
自称「サムライ」の皆さん?

ジーコがヒデがピッチで大激論
 


 日本代表は16日、ボン市内のスタジアムで紅白戦を行ったが、クロアチア戦に臨む布陣の4ー4ー2が攻守ともに機能せず、不安を残す内容となった。ハーフタイムには、緊急ミーティングを行う輪が何カ所にも出来上がった。
 
 紅白戦の前半を終えたときだった。ジーコ監督とMF中田英が激しくぶつかりあった。両手を使って、指示を出す指揮官に、中田英が反論する。約3分間、2人の口が止まることはない。結局、議論を終えた中田英は、首をひねった。
 
 サブ組に苦戦した。右サイドを何度も突かれ、クロスを上げられた。試合も、主に自陣で展開された。前半26分に、DF三都主からのセンタリングを、FW高原が頭で決めたが、見せ場はそれだけ。戦術のすり合わせは急務だった。
 
 後半になっても、改善されることはなかった。後半25分には、サブ組のFW玉田にボレーシュートを決められ、同点で紅白戦を終えた。勝たなければ、先が見えてこない第2戦。決戦の2日前、焦燥感は最高潮に達しているようだった。
 
(デイリースポーツ) -6月17日 11時1分更新
 
 
いまは只ただ、サムライ」らしい戦いっぷりを見せてくれることを
切に祈るのみっス。
 

2006年6月12日月曜日

おまけ

北方領土 露TVで四島返還論 専門家発言「対日同盟が国益」
2006年5月31日(水)03:28

【モスクワ=時事】

二十八日放映されたロシア国営「文化チャンネル」の討論番組で、日本はロシアの死活的なパートナーだ」として、北方四島の日本への返還を主張する意見が表明された。メディア統制の進むロシアで、政府方針に反する四島返還論が展開されたのは近年では異例。

 ロシアのアジア政策をめぐる学者らの討論で、ベテランの中国専門家、ワシリエフ高等経済研究所研究部長が語った。同部長は「日本は十年後にロシアにとって地政学的かつ戦略的に極めて重要な存在となる。小さな四島の領有にこだわらず、返還すべきだ。日本が同盟国となることがロシアの国益につながる」と力説した。日本との同盟によって中国の脅威を抑えることを狙った発言。

 番組では、保守派のコシキン戦略策定センター研究員が「四島周辺の漁獲量は年間十五億ドル(約千六百五十億円)。世論調査では82%が四島返還に反対している」などと反論した。ワシリエフ部長は放映後、時事通信に対し、強力な大国になりつつある中国との関係強化には毒があるが、日本との関係強化は無害だ。今は少数派でも、やがて賛成論が増えると思う」と話した。

http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060531/m20060531011.html


↑コレがあって、

コレなんだろうな・・・↓


胡錦濤主席の訪日意向、安倍官房長官が「歓迎」

 安倍官房長官は12日午前の記者会見で、中国の胡錦濤国家主席が、条件が整えば訪日したいとの意向を示したことについて、日中関係重視の発言として基本的に前向きに受け止めている。日本側は常に扉を開いており、胡主席(の来日)を歓迎したい」と述べた。

 条件に首相の靖国神社参拝中止が含まれるかどうかについては、「主席から言及はなかったと承知している」と述べるにとどめた。

(読売新聞) -6月12日13時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060612-00000104-yom-pol


私たちはどちらをより良いパートナーとすべきなんでしょうかね?

2006年6月11日日曜日

サムライねぇ・・・

サムライねぇ・・・

真剣勝負なのよねぇ・・・

チャンバラごっこで「サムライ」気取ってもねぇ・・・

あとは一刻も早く「サムライ」の看板を降ろして欲しいものですにゃ。

これ以上、「サムライ」の名に対して恥の上塗りをしない様に。

まだ、僅かに残っているであろう真の「サムライ」の方々に失礼っす!

気安く名乗れるものじゃないのよ。「サムライ」って。

ソレが嫌なら

「サムライ」らしい戦いをせい!

と、「サムライ」になり損ねたRoninの身としては思うワケで・・・

2006年6月10日土曜日

泣きの竜 その二

木曜の朝、自宅で仕事に出かける身支度をしていたらスタッフからの電話。

「きょう仕事に遅れます。」

「何で~!?」

「昨日の夕方、○edexから連絡がありました。」

「今度はナニ?(チョイ、オォ~イ。もぉカンベンしてくれ~い!)」

「ダイジョウブです。私一人で行って来ます。」

物凄~く不安(何がどうダイジョウブなんだろう?)。でもしょうがないっス。スタッフが戻って来るのを待つしかありません。で、10時頃にスタッフが戻ってきて曰く、

「書類の記入を間違えたので書き直さなければなりません。書き直したらまた行きます。」

(頼むよ~、こっちはベトナムの税関書類なんてチンプンカンプンなんだから~・・・)

書類を修正してからスタッフが出直して、戻ってきたのが昼少し前。戻って来るなり開口一番、

「税金を払わなければなりません。」

(ナニ~っ!あの書類は一体何の為だったんだ!キミは税関の回し者か?!

と、ブチ切れそうになるのをグッと堪え、

「分かった、分かった。とにかく、午後一番でもう一度一緒に行こう。」

午後一番で集配所に到着早々、スタッフが税関職員と何か懸命に交渉しているのですが、この職員がもぅ~、とにかく口が良くまわる職員で(しかも憎めない顔をしているし)、まるでカーニャックの幕間のコメディアンのやり取りを見ている様な思いでした。

で、ひとしきり漫談?をしていたウチのスタッフが振り向き様、

「彼は困っています。税金を払わないと彼の立場が困ります。」

(唖・・・然・・・)

「(・・・ハッ!)ちょっと待ていっ!困っているのはウチなんですケド!?」

「分かってます。でも税金の違いは大きくないですから払った方がイイです。」

「だから、金額の問題じゃないんだって!どっちが間違っているかの問題でしょ?」

「はい。彼も申し訳ないと言っています。でも税金は既に立て替えられて、国家銀行に入ってますから。」

「エェ~!?(絶句)」

「一旦、国家銀行に入ったお金を税金を引き出すことはとても難しいのデス。」

「何で勝手にそんな真似するワケ?」

「だって、郵便局ですら先に連絡があって、受取人の同意があってから税金の請求するでしょ?」

「彼も済まないと言っています。でも先週は上司が忙しかったのでしょうがなかったそうです。」

「だからこの次は協力すると言ってマス。」

(ベトナムにこの次があった例は無いんだYo!・・・脱力・・・)

「もぅ、分かったよ・・・。彼に言ってよ。心配しなくてもイイですと・・・。」

(あの漫談のような百面相は、ウチのウブなスタッフを泣き落としてやがったのか~!)

スタッフが私の意を税関職員に伝えると彼は満身で感謝のを表し、握手を求めて来て何か言ってたのですが、コメディアンの様な顔をした税関職員と握手をしながら私の頭の中は・・・


(何でそうなるの?) by 萩本欽一


スタッフも煩わしい仕事から解放されたのが嬉しかったのでしょう、

「彼は、次回は私たちを助けてくれると言ってマス♪(メデタシ、メデタシ。)」

(フッ・・・。キミもオメデタイねぇ。この次なんて、ベトナムにはネェ~んだYo~!

でもまぁ、少なくとも最後までウチの正当性は貫き通せたワケで・・・。それをせめてもの糧として自分を慰めますデス。はい。

ウチのベトナム人スタッフにはつまらない意地を張っている様に見えたようですが、これが私の生きる道なのさっ!(損してばっかりですが・・・)

にしても、税関職員が泣き落としで来るとわ・・・恐るべし。

2006年6月9日金曜日

泣きの竜 その一

まいど毎度、税関職員には泣かされ(笑わされ)ますデス。はい。火曜日の朝にFe○exから荷物が配達され料金を確認すると、明らかに書類上の税コードがチガ~ウ!!

荷物を運んできた兄ちゃんには税金の計算が間違っているから受け取らないと拒否し、集配事務所にソッコー電話をかけ、

「責任者を出せ!」

・・・と。

「とにかく荷物が集配所に戻ってきたら確認しますので、後で電話をかけ直して下さい。」

との返事で、連絡を受けてFed○xの集配所に乗り込んだのがその日の午後4時半。電話を受けたF○dexのスタッフに

「一体どういうことなんだ?」

とネジ込むと、

「コレコレこうゆワケですから。」

と説明してくれたのですが、勿論、ベトナムのTAXガイドブックには一行たりともそんな事は書いてありまっせん!

そりゃ~、あんたのコジツケだろぉ~。・・・と、TAXガイドブックを根拠に問い詰めると

「今日はもう終業時間だから、明日の朝、税関職員と直談判してくれェ~。」

・・・と。M・むぅ・・・。今日は時間切れで逃げられたが、明日は首を洗って待ってろよ。で翌日、水曜の朝9時。今度は税関職員相手に仕切りなおし。


第一ラウンド。(カーン!)


「これオカシイんじゃないんですか?」

「輸入品には輸入税がかかるのは当然です。」

「しかしサンプル品には輸入税がかからないとココ(TAXガイドブック)に書いてあります。」

「品物がベトナム国内で売買されずに、再輸出されると証明できますか?」

「当然!ここに使用目的の証明書があります。」

「・・・確かに。でも、一度作成した書類を変更するのは難しいのです。」

「そうは言っても、このままではこちらもベトナムの法律に触れてしまいます。」

「じゃあ、書類を修正するための書類を作成してください。」

「そういうことなら喜んで協力します。」


(カーン!) 第一ラウンド終了。


税関職員に詰め寄った後でFede○の職員から必要な書類を受け取り、事務所に戻って必要事項をウチのスタッフが書き込んで、午後3時頃、再度出直しました。第二ラウンドは税関職員ではなく、○edexの職員との交渉。


第二ラウンド。(カーン!)


「書類を用意してきました。」

「ちょっと待って下さい・・・。分かりましたが、取り合えず税金を払って下さい。」

「ナニィ~。それじゃ、納税超過分を後で還付する証明書でも出して貰えるんですか?」

「それはありません。まぁ、この書類がそれを証明してくれます。」

「(M・むぅ・・・。イマイチ信じ難いが・・・。)分かりました。じゃ、荷物を引き取らせて下さい。」

「荷物を渡すのは明日になりますが、先ずは税金を払って下さい。」

チョイ、オ~イ。品物が受け取れないのに金は払えまっせん!」

「じゃあ、明日の朝、引き取りに来て下さい。」

(トホホ・・・)


(カーン!) 第二ラウンド終了。


まぁ、しかしながらこちら側の言い分は受け入れられたものと理解し、今回のトラブルは99%解決済みとタカをくくっていたのですが、この後、あぁ~、とんでもない大ドンデン返しが待っていようとは・・・

2006年6月7日水曜日

来~る~♪きっと来る~♪

いやぁ~、プノンペンに着いたのが午後1時半頃。
もぅ、もぅ、モォ~、キビシィ~っ!

(どうすんだよ?国境までトンボ帰りか?)

と、自問しつつ、一応帰りのフライトのチェックのために
バスターミナルの向かいにある旅行社に飛び込み、

「今日の夜サイゴンに帰りたいんだけど・・・」
「19:00発のVN818の席があります。」
「いくらですか?(ラッキー♪)」
「96ドルです。」
「た・高いっ!」
「チョッと前まで86ドルだったんですけどネェ~。原油値上がりの影響で・・・。」
「止めときます。代わりに乗り合いTAXをI紹介して貰えます?(ショボーン・・・)」
「えぇ~?TAXIですか?チョッと待って下さい。」

と言って個人TAXIのドライバーの名刺ホルダーをパラパラとめくり出すスタッフ。
まぁ、適当なTAXIドライバーが見つかるまで時間がかかりそうだから

その間に「北京菜館」で昼メシを食べることにして、
久しぶりの排骨麺を食べながら、

(どうせ旅行社にTAXIの手配料取られるんだから、思い切ってフライトまでの時間をのんびり過ごすか?)

と考え直しました。ハイ。で、旅行社に戻って

「ヤッパ、VN818便のブッキングお願いします。」

チケット代支払う段になって、「92ドルでイイです。」と若干のディスカウント♪
100ドル出して4ドルのおつりじゃ泊まる所を見つけるのは難しいのですが、
8ドルあればGHの個室に一泊できますからネ。この差はデカイっす。
チケットをGETしたからには、モトドップを拾いいざ、GFの下宿へ。

ほぼ毎日、GFとは携帯のSMSで連絡を取り合っているのですが
最近プノンペンのGFの携帯からサイゴンの私のにSMSが送れないらしく
その状況についても確認したのですが、にしても、どうして?ド~シテ?ドボジテ?
携帯に「これでもかっ?」て具合に保護シール貼るんでしょうか?
これじゃあバッテリーだって交換できないでっしょ~?

結局、SIMカード私の携帯に差し替えて試してもSMSが送れず、
コリャ、SIMカードに問題があるんじゃないのか?と。
ついでにパスポートの進行状況を聞くと、明日には出来上がるとの事。

(おぉっ!いつの間にそんなに進展してたんだ?)

と、ウレシイ誤算♪パスポートが出来上がった時点で
ベトナムのVISAを取るために連絡を入れてくれるようにお願いしておいたけど、
ちゃんと理解してくれたのかな?私のつたないカンボジア(クメール)語を・・・

そんなこんなで、あっという間に空港に行く時間になってしまい、
GFの下宿の前でモトドップを拾い空港へ。
モトドップを拾う際、GFが値段交渉してくれたのですが運ちゃん曰く、

「2ドルでいいよ。」

私には適正価格に思えたのでスグにOKしたのですが、
他の人はもっと値切るんでしょうか?

すでに雲行きが怪しかったのですが、空港近くでパラパラと雨が振り出し、
モトドップ運チャンには雨避けになってもらったお礼も込めて
3ドル渡しちゃったんですけどネ・・・・

で、帰りのVN818便ですが、プロペラ機ですよ。プ・ロ・ペ・ラ・機。
「原油値上がりの影響で・・・」と言われてもプロペラ機じゃあねぇ・・・・
ま、気を取り直して、

(イヤイヤ、プロペラ機を馬鹿にしてはいけない。プロペラ機はエンジンが止まっても落ちない安全この上ない飛行機ナノダ!)

ジッサイ、プロペラ機というのも味があっていいです。
ちょうど私の席の横にプロペラが見えて、

(おぉ~、プロペラが一生懸命回っているワイ。揚力、応力、推進力という物理的な力が上手く釣り合ってはじめて飛行機というものは飛ぶことができるのだなぁ。)

などと納得しつつ、尚且つ低空で飛行するプロプラ機ゆえ
下界の灯りがいつまでも見えるとゆう状況の中で、サイゴンの夜景の素晴らしさと、
プノンペンに比べての発展具合に改めて感心した次第でありました。ハイ。

他にも、GFの下宿の友達のこととか、お喋りをした空港の本屋の店員のこととか、
旅行社での私の先客だった挙動不振な中華系(朝鮮系?)の女性のこととか、
心に残った出来事はイロイロあったのですが、キリが無いのでまた別な機会に。

・・・で、私がサイゴンに戻った翌日(月曜日)、GFから

「パスポートが取れたので週末にはサイゴンに遊びに行きたいと。」

ウレシイ第一報が届いて、もぅ、タ~イヘン。
だって正直、今月一杯は仕事が立て込んでいるもんで、

(今こられてもなぁ~・・・)

これって所謂、「マーフィーの法則」なんですか?

 

2006年6月4日日曜日

行き当たりバッタリな・・・ワ・タ・シ

人生、出たとこ勝負です。考えてばかりいては何も始まりません。イキナリあれですが、行き当たりバッタリは私の病気の様なもので、あぁ、今日もまたやってしまいました・・・

「日帰りプノンペン」・・・を。

財力が充分にある人ならいざ知らず、私ごときにはバス移動が相応。したがって時間的に2日は無いとプノンペン往復はキツイのですが、早めにサイゴンを出れば昼過ぎにプノンペンに着けるから、帰りはバベットまで乗り合いタクシーでも利用して国境が閉まる前にベトナムに戻れるか?等と、甘~い計画を立ててしまいました・・・

本当は土曜の午後サイゴンを出ようと思っていたのですが、当日は天気がパッとせず、気持ちが挫けてしまいました。で、明日(今日)の朝天気が良かったらとりあえずカンボジア行きのバスチケットを買いに行こう。それで、もし朝イチのバスのチケットが取れたら

もう、行くしかない!・・・・と。

取れちゃったんデす。バスのチケット。カンボジアのVISAは用意済みだったんで、

乗りかかった船だ。後は何とかなるだろう。・・・と。

計画性の無い人間なんです(自己反省)。しかし、アレです。世の中甘くないです。BAVET通過に予想外に時間がかかりあっけなく計画は頓挫の気配。・・・でも、

(運転手がその分トバしてくれるかも?)

・・・と期待したのですが、NEAKLOEANGのフェリーの連絡が悪くWパーンチ!この時点で脳味噌フル回転で計画修正を試みたのですが、結論はひとつ。

(プノンペンに着いてからの状況次第だな。)・・・と。

今日は疲れたのでまた後日。

・・・つづく