2010年3月29日月曜日

権力への欲望 31

ここんトコ「反原発」に力が入っているのですが、
「米軍基地」の移転関連ニュースもずっとフォローしてました。
そんな中で「普天間基地問題」を深く洞察し、
ずっと正論を吐き続けているのが

世に倦む日日

と、

[公式] 天木直人のブログ

でしょう。もちろん、その他にもキラ星の如くありますが、
お二人の言が群を抜いて光っているのではないかと。
頑張っておられるなぁwww。・・・と。


<引用>

「辺野古陸上」を射程の政府案
- 阿部知子の欺瞞と不作為の責任


<抜粋>

・・・無論、ラムズフェルド・ライスと連携した2+2の現場で、国を売る日米ロードマップ(米軍再編)に加担し関与した小池百合子の「普天間移設反対」など噴飯で笑止だが。・・・

</抜粋>

</引用>


この小池百合子元環境相、もともと辺野古にこだわってたんですよ。
辺野古の海の自然破壊なんて、屁とも思っちゃいない。
見方によっては「徳之島」の人を煽って、もとの辺野古沖に

基地をねじ込む

ことを画策してるんじゃないかと?
ただね・・・米軍が乗り気になるかどうかは微妙。
もし米軍が辺野古沖に基地建設をしようと云うのなら
こちらとしては、政府がどうとか、こうとか云う問題以前に、
一沖縄県民として、アメリカの裁判所の法廷で
基地建設反対の裁判を争う道もあります。

結局、この道が一番効果的なのかも知れません。
アメリカの裁判所法廷「在日米軍の問題」を争えば、
基地問題をを、広くアメリカの一般市民に知ってもらう機会になり
アメリカ市民が、同国の軍隊が異国の地にて、そこの住民に

多大な迷惑をかけている

ことを恥じるかどうか?その所謂

ヒューマニズム
ってやつ?に訴えるのが、これからの新しい戦略
のようにも思えるワケです。そんな状態天木氏は・・・


<引用>

普天間基地移設問題はつまるところ日本国民と米国軍の戦いだ

<抜粋>

 それを見事に示したのが3月27日の読売新聞「スキャナー」の記事である。

 果たしてこの記事を書いた読売新聞ワシントン支局の俊英な記者たちが、どこまで認識して書いていたかは知らない。しかしこの記事には極めて重要な二つの記述がある。

 その一つは、マイケル・グリーン(元米国家安全保障会議アジア部長)の次の言葉である。

 「普天間基地を継続使用し、ひとたび事故が起きれば、沖縄県民や日本国民は普天間閉鎖を米側に迫るだろう・・・」

 日本に圧力を加え続ける発言を繰り返してきたジャパンハンドラーのマイケル・グリーンが本音を漏らした瞬間である。

 実際のところ、これまでにも米国は、日本政府がいかなる案を米国に提案してこようとも、それが沖縄住民、日本国民の強い反対にあうものであれば米国は受け入れない、と何度もほのめかしてきた。

</抜粋>

</引用>


とどの詰りは、沖縄県民、徳之島島民、ひいては日本国民

どんだけ「本気(マジ)すか学園」か?

と云うことに尽きるのだと思います。はい。
米軍基地と云う「臭い物」を皆んなでタライまわしにして、
押し付け合い、最後にババを引いた人が損をする。
そんな事になれば、日本国内で市民同士が反目し合うだけ。
もっとも、そうなれば喜ぶのは権力者側でしかないワナ。

分断して統治せよ。

は、いつの世でも権力側の常套手段なんでしょ?
でもね?もう時代が違うんだと。WEBの普及でワタシたちは

騙され難くなっている

と云うことを彼ら(権力者ども)に分からせないと・・・

さらに付け加えるならば、ワタシたちも日本の未来について
政治家任せにするのでは無く、ワタシたち一人一人が
しっかりと日本の未来像を描けなければならない。
・・・か様に思うワケです。それこそが、

ダレもがゲバラ

の行き着くべき所なのだと、ワタシは思うワケです。はい。

今、政治家の口車に乗って、無駄な時間を浪費するか?
それとも5年、10年後を見据えて今から再度、「全米軍基地撤収」
に向けてのロードマップを着々と準備するか?
その「胆力」をアメリカ軍部に見せ付けるイイ機会かと・・・

ちなみに、1898年大英帝国は中国から香港を租借し、1997年、
100年振りに香港の主権を返還したのは、誰でも知っています。
米軍基地問題とは比較にならないでしょうが、それでも言わせてもらえば、
100年間中国はじっと待ち続けその間、国を近代化し力をつけた。
だからこそ英国も、無理に香港に居座り続けることは無かった。
これがもし中国が、ダラダラと100年の時を無駄に過ごしていたら、
英国になめられ、香港返還も叶わなかったかも知れません。

強い意志を持つ。

望ましい未来の為に、我慢すべきことは我慢する。
そして、みんなで我慢している人をサポートする。
それが、「権力者」に負けない「人間力」ってモンじゃないでしょうか?


でわっ!

2010年3月27日土曜日

原発反対番長

「原発推進キャンペーン」ゲイツ氏を担ぎ出しましたか。
ゴア元副大統領「CO2詐欺」がバレて、原発推進派は
そうとう窮地に立たされているですかネ?
もう、「ゴアは賞味期限切れ」だと・・・


<貼付>

ゲイツ、原発挑戦の真相
電子報道部 村山恵一、産業部 佐藤昌和
(1/2ページ) 2010/3/23 2:00

 東芝が誇る原子力発電の研究施設にその男はお忍びでやってきた。ビル・ゲイツ。言わずと知れた米マイクロソフトの創業者だ。経営を退いて2年。舞台を原発に移し、再びビジネスの世界で動き出した。その狙いは…

東芝事業所、お忍びで視察

 温かいもてなしに感謝します!最初の訪問者となり、すばらしい技術を見ることができ光栄です!

 2000人近い東芝グループの原発技術者が働く横浜事業所(横浜市磯子区)。半年前にできたばかりの真新しい「磯子エンジニアリングセンター」には、訪れた人が記念のメッセージをつづる分厚いノートがある。黒い表紙をめくると1ページ目に、ゲイツ直筆のきちょうめんな文字が並んでいる。右の写真がそれだ。

 自ら資金支援する原子炉開発のベンチャー企業、米テラパワー(ワシントン州)の幹部ら3人とともに、ゲイツがやってきたのは2009年11月6日だ。東芝会長の西田厚聡、社長の佐々木則夫と都内で朝食を済ませた後、9時から事業所内を視察した。東芝が開発する小型原子炉「4S」の仕組みについて説明を受け、最新の試験設備などを見て回った。

 訪問の直前。東芝からマイクロソフト日本法人に1本の問い合わせがあった。「ゲイツ会長の食べ物の好みを教えてほしい」。東芝首脳との会食をセットするためだった。この質問にマイクロソフト日本法人は混乱。11月初めには最高経営責任者(CEO)のスティーブ・バルマーが新型OS(基本ソフト)のピーアールなどのために来日予定だったが、ゲイツが来るとは聞かされていない。「人違いでは…」。ゲイツの視察はそれほどの極秘行動だった。

 東芝の現場はゲイツの熱心さに驚かされたという。「これは相当、勉強しているな」。案内役をつとめた技術担当者は、原発に関するゲイツの知識の深さに感心したと振り返る。昼食時も雑談は一切なし。話題はずっとエネルギーだった。

 午後は場所を京浜事業所(横浜市鶴見区)に移して工場見学。「ワオ!」。原発に使う巨大なタービンなどを前にゲイツは興奮気味だった。視察は夕方4時まで続いた。分刻みのスケジュールで世界各地を飛び回るゲイツが、ひとつの会社で丸1日を過ごすのは極めて異例だ。

 東芝とテラパワーが原発技術の情報交換で合意するのに1か月とかからなかった。守秘義務契約は12月1日付。お互いの技術者が日米を行き来しての協業が今後、本格化する。

「夢の原子炉」への執念
 テラパワーが早ければ2020年代の実用化をめざすのはTWRと呼ぶ原子炉だ。一般の原発では使えない低品位の劣化ウランを燃料とし、一度稼働すると途中の補給なしで最長100年間の長寿命運転が可能とされる。構造は比較的単純で安全性も高い。長期間の利用に耐えられる材料の確保という課題はあるが、建設、運用コストが安く済む「夢の原発」といえる。

 地球温暖化を防ぐ有力手段として原発は世界的に建設機運が高まっている。テラパワーは出力10万~100万キロワットの原子炉を研究中とみられ、特に小型炉は中国など新興国での需要急増が期待できる。

 TWRの基本設計は固まっているが、実用化にこぎつけるには、理論を形にする「もの作り」の能力が欠かせない。その担い手としてゲイツが目をつけたのが東芝だ。日本勢では最も世界シェアが高いパソコンメーカーであり、マイクロソフトにとっては基本ソフト(OS)の大口顧客。パソコン部門出身の西田はゲイツと旧知の間柄だ。

 東芝が2014年に米国で1号機の着工をめざす小型炉の4Sは、炉心部分をのぞき、「技術の8割がTWRに転用できる」(関係者)。実証用の原子炉の生産だけでなく、将来の量産委託まで視野に入れれば、「もんじゅ」など原発建設の経験が豊富な東芝はテラパワーにとって魅力的なパートナーとなる。

 東芝にとっても悪い話ではない。2006年におよそ6400億円を投じて米原発大手ウエスチングハウスを買収し、半導体と並ぶ事業の柱として原発を位置づける。ゲイツ原発にも一枚かめれば事業拡大に弾みがつく。東芝首脳は「いずれゲイツ氏と協力契約を結ぶことになるだろう」と打ち明ける。

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地球温暖化詐欺




結局、エネルギーを独り占めしたいだけなんじゃないの?
ずいぶん前にも言った事ですケド、石油と同じ様にね?
ひとつのパイに皆んなが押し寄せたら、争いごとになるだけ。
もう、いい加減そんな経済・産業システムを見直す時期。

ワタシ思うに、ゲイツ氏の来日記事とアメリカ軍の基地問題は、
どっかでリンクしているようにも見えるワケですわ。

なんで?去年の11月の事を、今この時期に流すのか?
キーワードは、「北朝鮮」と云う事で・・・

どんなに効率が良かろうが、燃料(ウラン)は必要なワケで、
その燃料が資源として豊富にあるのは、いったい何処か?
で、もし北朝鮮に「それ」が豊富にあるとしたら、アメリカとしては
「沖縄」と云う最前線を手放したくないんじゃないか?と。

「沖縄」アメリカ軍がデン!と居座っている限り、
北朝鮮としてはアメリカを交渉相手として重視せざるを得ない。
逆に見れば、北朝鮮との交渉の切り札なワケですな。

沖縄のアメリカ軍は。

しかしまぁ・・・それにしたって、ずいぶん勝手な話。
まさか、「ゆっきー」もアメリカとツルんで沖縄の基地問題を
自分らの金儲け(所謂「国益」ってやつ?)に利用とか?
だとしたら考え直して欲しいわな。
何が本当にワタシたち、「地に生きる者」の為になるかを。

ヤラレてたまるかっ!


でわっ!

2010年3月26日金曜日

原発反対野郎

<貼付>

祝島住民 一斉に反発
2010年03月25日


◆説明会再中止 反対理由問われ

 中国電力が上関町祝島で予定していた上関原子力発電所建設計画についての住民説明会は24日も、中電社員らが定期船から一歩も島に足を踏み込めないまま中止になった。定期船の発着場はこの日も反対派の住民の怒声が飛び交い騒然となり、中電側の「反対する理由を聞きたい」という呼びかけに、住民が一斉に反発する場面もあった。

 中電上関原子力発電所準備事務所の岩畔克典所長ら14人の社員はこの日も午前10時に室津港発の定期船で島に向かった。発着場には「上関原発を建てさせない祝島島民の会」(山戸貞夫代表)の住民ら100人余りが雨がっぱ姿で待機。一般客が下船した後、出入り口を旗などでふさいで「対話」を拒んだ。

 「皆さんのご意見を聞きたい」「28年前の白紙に戻せ。今さら何をしにきたんか」といった押し問答が続くなか、中電側が「どうして反対なのか聞かせてください」と呼びかけると、反対派住民からは「ああ、情けない」などの声が広がった。中電側の呼びかけは約1時間続いたが、この日も断念に追い込まれた。

 中電と反対派の争いでは、昨年9月に平生町の埠頭(ふとう)から海面埋め立て作業区域を示すブイを搬出しようとして対立した際も、中電側が「農漁業の1次産業で生活ができるのか」などと発言し、住民らの反発を招いたことがあった。

 岩畔所長は「残念の一言。28年間のおわびとお願いは25日も続ける。ほかに方法もあるかもしれないが、直接対話が大切だ。『反対の理由を聞きたい』とは私自身は言っていないが、意見を聴きたいという気持ちからだろう」と話した。

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ひどいハナシだよねぇwww。住民が嫌がっているのに、それでも建てるの?
その「真意」は何なのかネ?28年間も反対されている場所に拘り続ける
その理由を聞きたいものだが、まぁ分かりきったコトだわな。

ほかに場所が無い
それだけの事でしょ?
原発の立地条件だけであれば、いくつか候補地はあるのでしょうが、
もしもの時のことを考えると、「祝島」一番無難だと。
つまり、万が一原発事故が発生した場合、犠牲になるのは

祝島の住民だけ

保証金を払うにしても、たいした金額にならんだろうと・・・
そう思ってんじゃないの?

中部電力わ!

まったく、ひどいハナシだよねぇwww。
企業って、人の命さえもソロバンで弾くからねぇwww。
「会社」を逆さにすると「社会」。で、「社会」があるから「会社」がある。
その「社会」を壊そうとする「会社」に、存在意義なんてあるのかネ?
ワタシから見れば「原発」は、美しい日本の自然、海の幸、山の幸、
それら「社会」の生活基盤を破壊しようとする

悪鬼の所業

にしか見えませんけど?正直、ゼンゼン縁の無い「祝島」ですが、
そこに住んでいる人の気持ちは、同じ日本に暮らす者として
(現在はベトナム住まいですが・・・)

十分理解できます。
ワタシの地元の話でアレですが、「砂川闘争」と云う住民闘争が過去にあり、
アメリカ軍立川基地の滑走路の拡張に伴う土地の接収に対する
理不尽な行政に対して、地元の農民が立ち上がったワケですが・・・


<貼付>

砂川闘争の成果と教訓
平和的生存権の視点から


<抜粋>

 ですから砂川闘争勝利のためには、一つは測量阻止ですけれども、もう一つは23人の農民が抵抗した。抵抗する間、町長も縦覧拒否で時間を引き延ばして、それから収用委員会で時間を引き延ばして、というようなことです。最終的には革新自治体闘争が勝利の要因になった。

 バックグラウンドとしてはベトナム戦争があり、それからいま反核と言いますが、当時の原水禁運動、平和闘争と結び付いたということがあります。それらを複合したところで勝利を得られたという感じですね。

 その後米軍は日本に立川基地全部を返還しまして、がらんどうになった基地をどう使うかという議論がありまして、結局は3分の1ずつ使うことになった。3分の1は住民、立川市ですね。3分の1は業務地区、あとの3分の1は自衛隊基地ということで決まりました。現在ほとんどの地域は国立昭和公園、あとは自治大学校や病院などができている。圧倒的に広い地域が平和利用されているというのが現状です。

 基本的には砂川闘争というのはやはり、農民の平和への希求といいますか、それを基本にして勝利した。しかもその土地は全部返ってきて、全部基地がなくなって、現在は平和利用されている。そういうふうに総括できると思うんですね。

</抜粋>

</貼付>


まぁ、たかだか23人の農民が立ち上がったのがキッカケなのですが、
多摩の人間は「土地」に対する思い入れは強いワケです。
それは、多摩の人間が「地に生きる」ことの大切さを知っているからだと、
ワタシは思うワケです。そして、母親の子を想う気持が同じ様に、
「地に生きる者」には、「地に生きる者」の気持ちがよく分かります。

「地に生きない者」・・・

所謂、経済至上主義者とか、権力至上主義者
平気でこの大切な国土を傷つけます。
しかし、どんなに美辞麗句を並べて篭絡しようとしても、
「地に生きる者」をそう簡単に騙すことは出来ないと断言します。
もし権力者が「地に生きる者」を蹂躙しようと云うのなら、
ワタシたちは自らの身を、家族を、そして未来を守るために、
第2、第3の砂川闘争(生活権闘争)を展開しなければならないでしょう。

日本を住み良くするために。


<貼付>

社民一転、同意人事に賛成 原子力安全委員
2010年3月25日13時23分


 社民党は25日午後の衆院本会議で、政府の国会同意人事案に賛成した。同日午前の常任幹事会で決めた方針をふまえた。人事案は原発推進論者の班目(まだらめ)春樹・東大大学院教授の原子力安全委員会委員への起用を含み、「脱原発」を掲げる社民党は反対する構えを見せていたが、連立与党の枠組みを重視した。

 党首の福島瑞穂少子化担当相は23日の閣議で、閣僚として人事案に署名したが、「党としては反対」と主張していた。社民党は衆参両院の採決棄権を検討するとともに、平野博文官房長官に対して人事案を国会に示す前に与党の意見を聞くためのルールづくりなどを要望していた。

 重野安正幹事長は25日、常任幹事会後の定例会見で、採決での賛成を決めた理由について「今後の課題として、与党で意思疎通をはかる仕組みを検討すると官房長官から回答を得た」と説明した。

</貼付>


まったく・・・どいつもこいつも・・・
思うに、ワタシの体には「地に生きる者」の血が脈々と流れ、

原発反対野郎

なのは生まれつきなのだなぁ・・・
と、ひさびさにココでひと言。

ヤラレてたまるかっ!


でわっ!

2010年3月25日木曜日

権力への欲望 30

普天間基地からアメリカ軍を撤収させるのに、
一番手っ取り早い方法があります。それは・・・

北朝鮮と国交を回復する。

現在、横田飛行場、キャンプ座間、横須賀海軍施設、
佐世保海軍施設、嘉手納飛行場、普天間飛行場、ホワイト・ビーチ地区
の計7ヶ所が「国連軍基地」に指定されているワケですが、
その他に、青森県の三沢、山口県の岩国基地など、
「国連軍基地」以外のアメリカ軍単独の基地も数多くあります。

で、まず問題を普天間基地に絞って整理してみると、
先日、ゆっきー(鳩山首相がこう呼んでくれというので今後そうします)が、
参院予算委員会の場でヒゲとボイン・・・もとい、ヒゲの佐藤議員(自)に、
普天間基地の扱いは、「国連軍基地」としての扱いも絡んでいると指摘され、

不勉強でした。

と、素直に認めたいきさつがあったのですが、そうすると佐藤議員は、
普天間などの国連軍の指定基地に駐留している米軍は「国連軍」だと。
そう考えているワケですかね?そうすると当然、

国連軍地位協定
(日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定)



が適用されるコトになるワケですが、ここで同協定の第三条をみると、


   第三条

1 本条の規定に従うことを条件として,日本国政府は,この協定の適用上,国際連合の軍隊の構成員,軍属及び家族に対し,日本国への入国及び日本国からの出国を許可する。国際連合軍司令部は,日本国政府に対し,入国者及び出国者の数,入国及び出国の日付,入国の目的並びに滞在予定期間を適切に通告しなければならない。

2 国際連合の軍隊の構成員は,旅券及び査証に関する日本国の法令の適用から除外される。国際連合の軍隊の構成員,軍属及び家族は,外国人の登録及び管理に関する日本国の法令の適用から除外される。但し,日本国の領域に永久的な居所又は住所を要求する権利を取得するものとはみなされない。

3 国際連合の軍隊の構成員は,日本国への入国又は日本国からの出国に当つて,次の文書を携帯しなければならない。

(a)氏名,生年月日,階級及び番号,軍の区分並びに写真を掲げる身分証明書

(b)その個人又は集団が国際連合の軍隊の構成員として有する地位及び命令された旅行の証明となる個別的又は集団的旅行の命令書

4 国際連合の軍隊の構成員は,日本国にある間の身分証明のため,前記の身分証明書を携帯していなければならない。身分証明書は,日本国の当局が要求するときは,呈示しなければならない。

5 軍属は,その旅券に自己の身分及び自己の属する機関の記載を受けていなければならない。

6 軍属及び家族は,日本国にある間の身分証明のため,日本国の当局が要求するときは,その旅券を相当な期間内に呈示しなければならない。

7 本条に基いて日本国に入国した者の身分に変更があつてその者が前記の入国の権利を有しなくなつた場合には,派遣国の当局は,日本国の当局にその旨を通告するものとし,また,できる限りすみやかにその者を日本国政府の負担によらないで日本国から退去させなければならない。但し,その者が日本国の当該法令に従つて日本国にとどまることを許可される場合は,この限りでない。

8 日本国が正当な事由により国際連合の軍隊の構成員,軍属又は家族の日本国からの退去を要請したときは,当該派遣国の当局は,その者を遅滞なく日本国から退去させる責任を有する。


と謳っているワケですが、ここで気付いたのが3項の(b)。
国連軍の構成員として所持、携帯しなければならない書類について。

(b)その個人又は集団が国際連合の軍隊の構成員として有する地位及び命令された旅行の証明となる個別的又は集団的旅行の命令書

アメリカ軍の軍人さんは当然命令書持っているんでしょうなぁ。
国連軍の構成員として!

えぇっ!どうなんでい!

国連軍としての命令書を持っていないのなら、国連軍として認めませんけど?
ヒゲの佐藤議員(自)が認めても、私には認められません。だって、

国連軍地位協定

でそう謳っているんですから。さらに7項では・・・

7 本条に基いて日本国に入国した者の身分に変更があつてその者が前記の入国の権利を有しなくなつた場合には,派遣国の当局は,日本国の当局にその旨を通告するものとし,また,できる限りすみやかにその者を日本国政府の負担によらないで日本国から退去させなければならない。但し,その者が日本国の当該法令に従つて日本国にとどまることを許可される場合は,この限りでない。

とまぁ、端的に言うと、国連軍の資格無き者は日本から退去よ。・・・と。
ただし日本側が認めればこの限りではない。日本に決定権がある。・・・と。
で、最強なのがこれ、8項。

8 日本国が正当な事由により国際連合の軍隊の構成員,軍属又は家族の日本国からの退去を要請したときは,当該派遣国の当局は,その者を遅滞なく日本国から退去させる責任を有する。

正当な理由があれば、即刻、国際連合軍に日本から出て行ってくれ。
・・・と。また、出て行かねばならないと。
で、日本にとって最強の「正当な理由」とは・・・


北朝鮮と国交を回復しました。

国連軍はもう必要ありません。


これに尽きます。なぜなら国連軍地位協定は朝鮮戦争勃発による、
1950年6月25日,27日及び7月7日の安全保障理事会決議
その拠り所となるからですが、ここでひとつ問題が・・・

北朝鮮と国交を回復することで、日本における米軍の立場は

180°変わる。

日本が堂々と、アメリカに対して土地の使用料も請求できるでしょう。
使用料収入が沖縄経済の助けになれば言うこと無し。
沖縄の人にとっては良い結果をもたらすのでしょうが、一方、
「拉致被害者」の家族の心情としては受け入れ難いはず。

もっとも、全てはアメリカ軍が「国連軍」の構成員とした上の話で、
アメリカ軍が独自で日本に居座るのなら、また対応を変えないと。
過去、確かに「国連軍」が日本に駐留していた時期があったのだから、
なし崩し的にアメリカ軍が日本に居座るのであれば、これはもう


国連で討議
するのが一番イイんじゃないかと。
日本とアメリカだけの問題に留めず、世界各国のご意見も聞きましょう。
イギリスとか?ドイツとか?フランスとか?その他の加盟国にも。
で、もしアメリカ(オバマ)があまりゴネて国際問題になると、


今年の中間選挙


にも響くんじゃないの? ま、日本としては穏便にね?
アメリカンのメンツも立てつつ事を済ませたいのだが?

あちらを立てればこちらが立たずと云う状況で、
そう云う状況を取り纏めるのが政治であり、政治家の仕事だわな。


でわっ!

2010年3月24日水曜日

権力への欲望 29

つい先日、おふたりの高名な論客が鳩山政権に対して
辛辣なダメ出しをしたワケなのですが、先ずは・・・


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[公式] 天木直人のブログ
2010年03月21日
鳩山首相への決別宣言

 一度は国民の手で政権交代を実現しなくてはいけない。その思いで私は民主党を支持してきた。

 昨年8月30日の総選挙でそれが実現した。その限りにおいて民主党はよくやった。小沢一郎の役割は大きかった。
 しかし、民主党政権もまたこの国を変える事は出来なかった。期待していた民主党政権に裏切られた。
 その理由は、私にとっては「政治とカネ」の問題では決してない。あくまでも政策だ。
 選挙前に国民に提示していた政策がことごとく腰砕けになりつつある。特に国民が一番期待していた脱官僚、天下り根絶の不徹底は目に余る。
 それでもなんとか鳩山首相には頑張ってもらいたいと応援してきた。
 とぼけていても本当は信念と覚悟があるのではないかと無理をして考えてきた。
 しかし、もはやこれまでだ。
 3月18日の読売新聞のスクープを読んで、それが事実なら、もはや鳩山首相と決別せざるを得ないと思った。
 読売新聞のスクープは、沖縄県民や国民に知らせる前に、沖縄県内移転の複数案(キャンプシュワブ陸上部かホワイトビーチ沖のいずれかに新たな滑走路などを建設する案)で米側と交渉する事を決めた、というものだ。
 事前に沖縄県民や国民に知らせると反発を招くから、まずまず米側と交渉を始めるという。
 このスクープについてはその後、他の新聞も後追い記事を書いた。もはや事実なのであろう。
 とんでもない話だ。
 これでは自民党政権下のやり方となんら変わりはない。いや、沖縄県民に期待を抱かせただけ、たちが悪い。

 しかも、米国の合意を得られるように海兵隊機能の一部を県外に分散するという。
 自民党政権下の政策より国民の負担は増える事になる。
 そう思っていたら、鳩山首相が3月19日夕に記者たちを前にして、「県外移設は困難だ」との認識を示した。
 そう言ったその後で、「県内が望ましいという沖縄県民の気持ちは大事にしたい」、などと語っている。
 これほど沖縄県民を馬鹿にした話はない。
 沖縄県民は、「県内が望ましい」などという優しいことなど言っていない。今度こそ何があっても県外移転を実現してくれと絶叫しているのだ。
 それにしても鳩山政権の対米外交は、ここにきて急激に対米迎合政策に傾斜しつつある。
 鳩山内閣は19日の閣議で、「イラク復興支援特措法は違憲であったとは考えていない」という政府答弁書を決定したという(3月20日朝日)。
 鳩山首相は17日の国際問題研究所主催のシンポジウムで次のように挨拶したという(3月18日朝日)
 「(東アジア共同体構想について)日米同盟が軸になる。日米安保があるからアジアの国々も安心して経済的発展を遂げることができた。日米同盟をこれからも大切にしていく・・・」
 なんという豹変であろうか。なんという対米迎合ぶりであろうか。
 鳩山首相の悲しいところは、いまさら鳩山首相がどのように米国に迎合し、譲歩しようとも、米国は鳩山首相を決して評価、信用することはないということだ。
 少なくとも対米外交に関しては、私は自信を持って言える。鳩山政権は最悪だ。
 おそらく経済政策や社会政策などもそうに違いない。
 これを読んだ読者の中から声が聞こえてきそうだ。
 まだ半年しかたっていないではないか、大目に見てやれ、と。
 自民党に戻る事だけは許せない。民主党に代わる政党がないではないか、と。
 とんでもない。
 半年たって何も出来なければ何年たっても出来ないということだ。

 自民党に戻る事などありえない。自民党の復活よりも警戒すべきは保守政党、政治家たちの政界再編だ。

 一億総保守化である。 社民党は党是よりも権力のうまみを優先させてその役割を終えた。
 日本共産党は、組織の存続を最優先にして国民からますます愛想をつかされつつある。
 代わる政党がなければ、私のように既存の政治を全否定すればいいのだ。
 政治家や官僚の数を減らし、彼らが食いものにする税金を取り戻せばいいだけの話だ。
 政治家や官僚などいなくてもこの国は国民がいるかぎり存続する。

 立派に動いていく。

 国民はもっと自分に自信を持つべきだ。

 政治家や官僚に卑屈になる必要はまったくない。
 良くも悪くも主役は国民である、という意識を持つべきだ。

</貼付>


次に・・・


<貼付>

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
2010-03-24
鳩山政権の役割は終わった。次は菅直人政権だろう。


解任から続投へ。「生方幸夫続投」は、おそらく小沢幹事長の意志ではない。この異例とも言うべき「生方幸夫続投」を小沢幹事長に進言したのは鳩山首相サイドだったとか。いかにも「優柔不断」がモツトーらしい鳩山首相らしい迷走ぶりであるが、それにしても、「支持率下落」に悩む鳩山政権は、「マスコミ」と「世論調査」しか頭にないということがわかる。「解任」から「撤回」「続投」へという、この優柔不断を絵に絵に描いたような迷走劇は、鳩山政権の「支持率アップ」に繋がるどころか、鳩山政権の命運を決することになるかもしれない。鳩山首相の強気の「県外・海外移転」宣言から始まった沖縄米軍基地移設問題だったが、沖縄県民に期待を持たせた挙句、様々な不可解な迷走発言の果てに決定したらしい「自民党案」踏襲宣言を見るまでもなく、鳩山政権はすでに賞味期限切れというほかはない。ほぼ同時に起こった二つの迷走劇、つまり沖縄米軍基地問題の迷走劇と、「生方盗聴テープ事件」の「解任」と「続投」の迷走劇は、いよいよ鳩山政権の命運が尽きたことを象徴しているのではないか。

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おふたりとも、おっしゃる事ごもっとも。天木氏の言う、

「政治とカネ」の問題では決してない。あくまでも政策だ。

と云う主張に、多くの人も共感するのではなでしょうか?
ワタシも、やるべき事をキチンとやれば小事には拘りません。

「政治とカネ」が切っても切れない関係なのは確かなのでしょう。
なぜなら、カネは政治の「道具」だからです。(あくまでもワタシの持論)
これを分かりやすく説明すると、政治家は「大工」。カネは「カンナ」
置き換えられるのではないでしょうか?

「カンナ」が無ければ、「大工」は家を建てることは出来ません。
「カンナ」は家を建てる為に必要な「道具」なのです。そして、
「道具」を使いこなしてこその、一流の「大工」なワケです。はい。


もちろんこれは、全ての職業について同じことが言えます。

然るに、「大工」「カンナ」の刃の削れ具合ばかりを気にして
何時まで経ってもコンコン、コンコンと、刃の調整ばかりしていたら、

家はいつ出来上がるんじゃい!

と、建主が怒り出すのも当たり前のハナシでしょ?
「大工」の仕事は、家を建ててナンボ。でしょ?政治家も然り。
建主は、前に住んでいた家が住み辛くなったので、
建て直して欲しいと依頼しているワケなのですから。
簡単な理屈ですわな。

なのに、建主の意向を無視して勝手に家の間取りを変えたり、
約束の工期を無視して自分の都合で仕事をしたり、
打ち合わせした予算を反故にして更なる出費を要求したり、
仕舞いには、体に悪い環境ホルモンまみれの建材を使用?
そんな「大工」の建てた家に誰が好き好んで住むのか?

で、天木氏の言わんとするのは、「大工」がアテにならないのなら

自分で家を建てるしかない

と云う事ですわ。(シンドイですけど)

でもね、ワタシの身近にも、自分で家を建てた人がいます。
そりゃwwwね?お世辞にも立派な家とは言えませんが、
シロートだって「その気になれば」家ぐらい建てれるワケです。
そして、たった一人ではなくて、二人、三人・・・と数が増え、
知恵を持ち寄り、力を合わせれば、そこそこの「家」も建つでしょう。
それこそが天木氏の言うところの

政治家や官僚に卑屈になる必要はまったくない。

と云うことなのでしょう。

一番イイのは「腕の立つ大工」に仕事を任せることなのですが、
「腕の立つ大工」が見当たらない以上、

自分で「家」を建てると云うことも考えなければなりません。
ま、次の選挙までに「腕の立つ大工」が現れてくれれば、
それに越したことは無いのですが・・・

そもそも、ワタシたちには各々の仕事があり多忙な故、
大工=政治家に、家の建築=国の運営を任せ、
そのために給料=税金も払っているんワケです。
それなのに仕事をしないというのなら、クビにするしかありません。
たいせつなお金を「ドブに捨てる」くらいなら、自分でやる方がマシ。

政治家は頭がイイ?官僚はカシコイ?そうかも知れませんが、
実社会では、仕事をしない職人に価値があるの?と。
で、ワタシからも一言、鳩山内閣に言いたい。

まじめに仕事をする気が無いのならヤメロ!

もうこれはね?政治家以前に、一人の人間として「誠実」かどうか?
が問われているんじゃないかと。「誠実」でない人間が

友愛

なんてお題目唱えたって、誰が真に受けるかっチューのっ!
だっちゅーのっ!(by パイレーツ)


でわっ!

2010年3月16日火曜日

旅は道づれ、世は情け? 2

今日バンコクから無事戻って来ましたwww。
行く前は、また「空港閉鎖」とかあったら・・・
と、多少不安ではあったのですが、状況はまだ序の口
と云う状態で、スクンビット界隈も普段通りの状況でした。
で、前回の続きをチャチャッと片付けちゃいますと・・・

4.バンコクのサイ・ババ信者。

バンコクってインド人が結構多いんですよ。
インド人専用?のホテルもあったりして、
インド人が市民権を得ているんじゃないか?と。

で、ほとんどのインド人は生地・服飾関係に従事してるのですが、
ワタシがよく行く「パンティープ・プラザ」の中には、
電気店のブースを構えているインド人もチラホラ居たりします。

その中で、エスカレーターのスグ横にあるオーディオ店ですが、
店内に「サイ・ババ」の全身ポスターが貼ってあるワケです。
もう一枚、なにやら軍服らしき服装をしたインドの王族らしきお方の写真も。

「サイ・ババ」って今でも人気?あるんですかね?
あと、「食事をしない瞑想少年」って今どうしてるんですかね?

あの人はいま・・・

人の心は移ろいやすいと云う事ですかね・・・


5.飛行機乗り遅れちゃう?

空港着いてビックリしました。イミグレに未だかつて無い人の波。
欧米の旅行者の姿が多かったので、ツアー客が重なったんだろうと、
一旦イミグレの外に出て、ファミマで肉まんと飲み物を買って、
食事をしながら出国待ちの列が空くのを待つ事にしたのですが、
一向に人ごみが減る気配が無いので、列に戻りました。

で、列に並んで分かったのは、職員の仕事が・・・

異様に遅い

しかも込み合っているにも係わらず、ひとつのカウンターに職員一人だけ。
嫌がらせでもしてんのか?と疑いたくなる様な仕事っぷり。
列は遅々として前に進まず、私の前の白人のおじさんはワタシにチケットを見せ

マニラ行、搭乗時間15分前なんだけど・・・

と、憤懣やるかたない様子。
ワタシにしても、このままだと搭乗時間に間に合わないかも・・・

ワタシの前には中国人グループがいて、別な列の同じグループのメンバーと
ドッチの列が先に進むか様子を見合っていたのですが、
どうも向こうが先に進みそうだと見て、向こうの列に移ったのです。

そしたらエラソウな態度の職員が出てきて、列を移った中国人に

列の一番後ろに並べ。

と・・・

彼の中国人は、元居た自分の列(ワタシの前)に戻って、
俺はもともと此処に並んで居たんだと抗議?の姿勢。
それでも職員は執拗に彼を後ろに追いやろうとしたのですが、
彼がごねた事と、列に並んだ他の人間から苦情も出ず、
(そもそもこの状態が誰のせいなのか、暗黙の了解があった?)
ワタシもギリギリ搭乗時間に間に合ったのですが、
搭乗ゲートに着いてみると・・・

機材の整備で離陸が一時間遅れます。

ま、こうやって遅れた人を待っているのだなぁ。
マニラ行きのおじさんも無事に搭乗できたんじゃないかと。


6.眼福。眼福。

帰りの機内、三列の通路側だったのですが、機内食を配る際に
窓側の人の分て、たいてい手渡しで配られるのですが、
その際、ワタシが手渡しを手伝おうかと手を出したのに、
ワザワザ身を乗り出して直接窓側の人に配膳したもんだから・・・

目の前にCAの胸が。(しかも巨乳!)

一瞬、目の前が暗くなりましたワ。ホント。
・・・てことは?眼福にはならないのか?ブラックアウトじゃ?

そんなワケで、前回の続きはオシマイ。
で、今回の出張報告?ですが、バンコク都内の状況ですが
交通量が少なくなっていることは確かで、歩いて道を横断するのにも
いつもの渋滞の間を抜けて横断するのと違い、車が来ないのを確認しないと
事故に巻き込まれそうなので、地元の人間も勝手が違うんじゃないかと。

フジスーパー界隈はいつも通りでしたが、ただ上空をヘリコプターが

欽ちゃん走り

で、うるさく飛んでいたのが気になったくらいです。
帰りに空港に向かう高速で、赤シャツを乗せたピックアップ2台とすれ違いましたが
どうなんでしょうねぇ?今回の抗議集会は。

タクシンの復権を目指すのが目的なんでしょうが、タクシンの基盤?であった
警察関係が長らくトップ不在であったのが、最近新長官が決まったと。
そうなるとチョット苦しいんじゃ無いかと思うわけですわ。

ワタシには、タクシンが今動き出す理由って、資産差し押さえに対する

個人的な理由

くらいしか見えないんですわな。これが。
ま、農村部でタクシンが支持を集めてると言っても、カネの力でしょ?
であるならば、現政権が農村部にカネをばら撒いても、農村部としては

どっちでもイイ

て事になるんじゃないの?タクシンの存在理由を明確にしない限り
現状のままでは、タクシン(赤シャツ)に勝ち目は無いような気が・・・
ま、それで「赤シャツ」がヤケを起こさないことを祈ります。
テロまがいの事件を引き起こして、反政府のレッテルを貼られないことを。
多分それは、誰のためにもならない事でしょうから。


でわっ!

2010年3月13日土曜日

権力への欲望 28

もうじき、また選挙のシーズンがやってくるワケですが、
またスタンプが貯まる・・・
選挙に際して、ワタシたちはどう臨むべきなのか、
参考になると思われる資料を見つけたのでご紹介します。

憲法:第43条1項
「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」



上記によると、代理人が不始末をしでかしても・・・

任期中は解任することが出来ない。

とゆうバカげた現状があるワケです。
考えても見てください。あなたの会社の経理担当者が
会社のお金を着服、もしくはあなたの意に沿わずに
流用したとします。気づかないならいざ知らず、
その事実に気づいた後でも、あなたはその代理人を
契約期間中だからと継続雇用しますか?

考えられません!

会社に損害を与えた社員は即刻!懲戒免職。
それが一般的な常識です。
にもかかわらず、国民の代理人である両院議員には
その常識が通用しない。
代理人が主権者以上の権力を有するとゆうのか?

これは正すべきです!
そうでないと公共の公平性が保てません。
いつまでも親方日の丸のままです。

さて・・・自民党から民主党への政権の移譲を、
ワタシたちは
先の選挙で成し遂げたワケですが、

民主党がワタシたちの代理人としての職務
誠実に実行しないのなら、次の手を考えなければなりません。
そのための選挙であり、この夏の選挙はチャンスなのです。

日々の生活に追われるワタシたちの代理人として
この日本とゆう「家」を管理する、公僕の自覚を持った

まっとうな人間

に安心して任せられる時が来るまで・・・

そのためにはワタシたちが、この日本の主権者は
ワタシたち自身であることを深く自覚し、また、

主権者としての責任
も引き受けなければならないことを、
肝に命じなければならないのでしょう。
代理人はあくまでも主権者の「影」なのですから。

で、「主権者」としての責任とは何か?を考えるに、
家族単位に置き換えれば、「主権者」=「両親」で、
子供の「健全な成長」を願い、生きるための「教育」を施し、
常に「家族」の「生活と安全」を気にかける。

これはそのまま「国」とゆう単位にも当てはまるでしょ?
「子供」が出来なければ「家系」は途絶えてしまい、
ひいては「国」そのものも、いずれは消滅してしまうワケです。
(ま、「養子=移民」をとるとゆう選択ありますが・・・)
つまり、主権者自身に「家族=日本」を守る意識が必要で、
であるならば、「国」=「家庭」の最優先事項になるのは、

「家族・子供」の生命の安全を守る。

これに尽きます。
これこそがワタシが「原子力発電」に反対する

唯一無二

の、絶対に譲れない道理なのです。
したがって、家族を守る「主権者」の責務として、
今後もワタシは「原発反対」を貫く所存です。はい。
ほかにもイロイロ問題はありますが、先ずはこれ。

子供のころ
「放射能の雨」に怯えた、そんな想いを
次の世代の子供たちにはさせたくありません。
「雨」とは本来、「天からの恵み」のはずなのですから。


でわっ!

2010年3月12日金曜日

バルバラ

昔読んだ本で「現代フランス詩集」とゆう本があったのですが、
(本の題名はウル覚えなのですが・・・)
その中の「ジャック・プレヴェール」の、「バルバラ」とゆう詩が
妙に記憶に残っているワケです。
多感な年頃(もちろんいまでも多感ですが)だったので、
「バルバラ」の中の、男と女の愛の姿にあこがれました。

好きな人の名を呼ぶ。

ただそれだけのコトで、幸せな気持ちになる。
そんな女性と巡り合いたいものだと・・・

ただ、「バルバラ」のなかで男と女は戦争によって
引き裂かれしまうワケですが、その悲しみを表すのが




雨って、なんで悲しいんですかね?
ここで突然ですが、「第五福竜丸」の話を少し。


第五福竜丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




第五福竜丸が被爆したのは1954年で、生まれる前の事ですが、
アメリカフランスはその後も南太平洋で核実験を繰り返し、

(世界は「冷戦」の真っ只中)
その恐怖から日本で「ゴジラ」の映画が製作されたのは知られた話。
(「ゴジラ」の対極にあるのが「鉄腕アトム」


美しくも恐ろしいフランスの核兵器・核爆発実験(カノープス)の高画質画像


ジッサイ、ワタシが子供の頃、

「雨に濡れるとハゲになる。」

と、親に脅かされたものでした。雨に放射能が含まれているからと。
そういった事情で、子供心に雨に濡れたらヤヴァいと信じ込み
雨は忌まわしきものだったのですが、おかげで大きくなってからも
雨にはどこか「死」のイメージがつきまとう次第です。はい。

そういった背景もあって、「バルバラ」の中に降る雨に、
共感を覚えたのかも知れません。





バルバラ   
イヴ・モンタン - ジャック・プレヴェール - ジョセフ・コスマ

思い出してごらん バルバラ

ブレストの町をきみは

雨の中を

笑みを浮かべ歩いて

いたね


思い出してごらん バルバラ

雨の港町

ぼくたちはすれ違い

ふたりで

微笑み交わしたね


思い出してごらん バルバラ

きみはまだぼくを知らず

ぼくはまだきみを知らず

思い出してごらん

思い出してごらんあの日のことを



そうだ

あの人がきみを見て

きみの名を呼んだ

バルバラ

きみは駆け寄る 雨の

中を うれしそうに

愛する人の方に


思い出して バルバラ

ぼくは呼ぶきみの名を

愛しい人たちを

一度出会っただけの

愛し合う人たち

あの日の恋人よ



思い出してごらん バルバラ

あの日

雨が降った

幸せそうな

きみの顔に

町に海に

船にも

やさしい雨が



おおバルバラ

バカな戦争が

ふたりを分けた

鉄の雨

火の雨が降った

きみをいとしく抱いた

あの人は

生きているのか死んでしまったのか



おおバルバラ

ブレストには

今日は不吉な雨が降る

つらく荒んだ雨が降る

嵐ではなく

悲しい雨

ただ雲だけが

野良犬のように

消えてゆく

流れてゆく

腐り果てて

遠く遠く遠く

すべて消えた。





「ただ雲だけが野良犬のように

消えてゆく流れてゆく

腐り果てて遠く遠く遠く

すべて消えた。」


この、最後の下りがね?何と言うか、人類が滅亡した後のね?
荒涼と続く世界を連想させるワケですわ。

ここで先の「雨」にまつわる自分の気持ちをこの詩に投影して
不遜は承知でちょっとばかり書き換えさせていただくなら・・・



おおバルバラ

バカな原発

ふたりを分けた

ウランの雨

プルトニウムの雨が降った

きみをいとしく抱いた

あの人は

生きているのか死んでしまったのか



おおバルバラ

女川(原発のある町ならどこでも)には

今日は不吉な雨が降る

つらく荒んだ雨が降る

嵐ではなく

悲しい雨

ただ雲だけが

野良犬のように

消えてゆく

流れてゆく

腐り果てて

遠く遠く遠く

すべて消えた。


旧ソ連もねぇ・・・
「ツァーリ・ボンバ」なんてトンデモ核実験するから
その因果として、
「チェルノブイリ」の大事故が発生したんじゃないの?
そういえばアメリカも
「スリー・マイル」の事故があったけど、
アメリカもさんざん南太平洋で核実験やったからなぁ・・・
周辺の島民のウラミをかってもおかしくないわな。
そうすると・・・残るはフランスか?核実験の報いを受けるとしたら。

最近、ワタシが
以前危惧したことが現実となりそうなので、
ちょっと憂鬱な今日この頃ですわ・・・


でわっ!

2010年3月9日火曜日

協定破り?

ナントカの泉と云うテレビ番組がありましたが、
おもわず・・・

「へぇwww!」

と感心してしまったのが、この記事ですわ。



普天間は国連軍指定基地 初耳だった首相ら

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 鳩山由紀夫首相と平野博文官房長官は5日の参院予算委員会で、移設問題で揺れる米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)が、休戦状態にある朝鮮戦争に備えるため今も日本に存在する国連軍の指定基地であることを知らないという失態を演じた。

 普天間飛行場移設には、米軍とともに国連軍の扱いも必要だ。国連重視を掲げる民主党政権だが、首相と平野氏の念頭にはなかったことになる。

 質問したのは、陸上自衛隊のイラク先遣隊長だった「ひげの佐藤」こと佐藤正久参院議員(自民)で「そこも分からずに移設をうんぬんするのはおかしい」とあきれ顔だった。

 佐藤氏から在日国連軍について聞かれた平野氏は「(神奈川県の米軍キャンプ)座間に国連軍の旗を掲揚している」と答弁。佐藤氏は「そこだけではない」と指摘し、「日本には7カ所ある。その一つが普天間だと知っていたか」と、首相にも矛先を向けた。首相は「今、教えていただいたことに感謝する」と、初耳だと認めるしかなかった。

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ワタシも初耳だったので、
ま、とりあえずどんなモンなのか・・・
全文は長いんで、前文と第一条から。


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国連軍地位協定

 千九百五十一年九月八日に日本国内閣総理大臣吉田茂とアメリカ合衆国国務長官ディーン・アチソンとの間に交換された公文において,同日サン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約の効力発生と同時に,日本国は,国際連合が国際連合憲章に従つてとるいかなる行動についてもあらゆる援助を国際連合に与えることを要求する同憲章第二条に掲げる義務を引き受けることになると述べられているので,

 前記の公文において,日本国政府は,平和条約の効力発生の後に一又は二以上の国際連合加盟国の軍隊が極東における国際連合の行動に従事する場合には,当該一又は二以上の加盟国がこのような国際連合の行動に従事する軍隊を日本国内及びその附近において支持することを日本国が許し且つ容赦することを確認したので,

 国際連合の軍隊は,すべての国及び当局に対して国際連合の行動にあらゆる援助を与えるよう要請した,千九百五十年六月二十五日,六月二十七日及び七月七日の安全保障理事会決議並びに千九百五十一年二月一日の総会決議に従う行動に今なお引き続き従事しているので,また,

 日本国は,朝鮮における国際連合の行動に参加している軍隊に対し施設及び役務の形で重要な援助を従来与えてきており,且つ,現に与えているので,

 よつて,これらの軍隊が日本国の領域から撤退するまでの間日本国におけるこれらの軍隊の地位及び日本国においてこれらの軍隊に与えられるべき待遇を定めるため,この協定の当事者は,次のとおり協定した。

   第一条

 この協定に別段の定がある場合を除く外,この協定の適用上次の定義を採択する。

(a)「国際連合の諸決議」とは,千九百五十年六月二十五日,六月二十七日及び七月七日の国際連合安全保障理事会決議並びに千九百五十一年二月一日の国際連合総会決議をいう。

(b)「この協定の当時者」とは,日本国政府,統一指令部として行動するアメリカ合衆国政府及び,「国際連合の諸決議に従つて朝鮮に軍隊を派遣している国の政府」として,この協定に受諾を条件としないで署名し,「受諾を条件として」署名の上これを受諾し,又はこれに加入するすべての政府をいう。

(c)「派遣国」とは,(a)国際連合の諸決議に従つて朝鮮に軍隊を派遣しており又は将来派遣する国で,その政府が「(a)国際連合の諸決議に従つて朝鮮に軍隊を派遣している国の政府」としてこの協定の当事者であるものをいう。

(d)「国際連合の軍隊」とは,派遣国の陸軍,海軍又は空軍で(a)国際連合の諸決議に従う行動に従事するために派遣されているものをいう。

(e)「国際連合の軍隊の構成員」とは,国際連合の軍隊に属し現に服役中の人員で日本国内にある間におけるものをいう。

(f)「軍属」とは,派遣国の国籍を有し,且つ,国際連合の軍隊に雇用され,これに勤務し,又はこれに随伴する文民で,日本国内にある間におけるもの(日本国に通常居住する者を除く。)をいう。

(g)「家族」とは,次の者で日本国内にある間におけるものをいう。

 (i)国際連合の軍隊の構成員又は軍属の配偶者及び二十一才未満の子

 (ii)国際連合の軍隊の構成員又は軍属の父,母及び二十一才以上の子で,その生計費の半額以上をこれらの者に依存するもの

</貼付>


国連軍 - Wikipedia
日本と国連軍


<抜粋>

横田飛行場・キャンプ座間・横須賀海軍施設・佐世保海軍施設・嘉手納飛行場・普天間飛行場・ホワイト・ビーチ地区
計7ヶ所が国連軍基地に指定されている。

</抜粋>


朝鮮戦争


だいぶ基地問題の根幹が見えてきたんじゃないでしょうか?
ま、一言で言うならば・・・

すべて戦争のせい。

平和が一番ですわな。


でわっ!

2010年3月6日土曜日

旅は道づれ、世は情け?

毎度毎度のバンコク出張。その度にイロイロありまして、
今回の出来事をダイジェスト風にすると・・・

1.日本語レッスン IN エアポート

2.左手がCAのスカートの中に!

3.パスポート偽造団暗躍中?

4.バンコクのサイ・ババ信者。

5.飛行機乗り遅れちゃう?

6.眼福。眼福。


1.は、ベトナム出国時、機内持ち込み荷物の検査場で
ボディーチェックのゲートを抜けてそのまま行こうとしたら、
男性係員が何か話しかけて来たのでとよく聞くと・・・

「あけましてオメデトウゴ・・・マス。」

と新年(旧正月)の挨拶をしてくれたので、こちらも・・・

「あけましておめでとうございます。」

とお返ししたのですが、その係員、自分の日本語の間違いを
指摘されたと思ったのか再度・・・

「あけましてオメデトウゴジャマス」

・・・と。
ベトナム語で「あけましておめでとうございます」は

「チュック・ムン・ナム・モイ」

四音で済んでしまうワケですが、それに比べ日本語は
ベトナム人からすれば・・・

「ア・ケ・マ・シ・テ・オ・メ・デ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・マ・ス」

の、十五音もあるワケで、多くのベトナム人が日本語の学習に
挫折してしまうのも無理のないハナシ?

あと、「ざ・じ・ず・ぜ・ぞ」の発音がベトナム人には苦手で、
何度か彼の発音の矯正をお手伝いしたのですが、まあね?
荷物検査場での即席の「日本語教室」なんて、傍から見れば

(ナニヤッテンジャ?コイツラ)

と思われ、ワタシが不審人物のように見られてもアレなんで、
そうそうに、

「OK!OK!」

親指を立ててサッサとその場を立ち去ったのでした。
(イイカゲンな日本人でスミマセン)


2.は、機内に入り自分のシートに着き、さて寝ようかと
目を閉じてウトウトしていると、肘掛にかけた左腕に触れる物が・・・
通路側に座っていたので、通り過ぎる人の衣服が触れているんだろうと
そのまま目を閉じて睡眠体制に入ろうとしたのですが、
ナンカ「?」、生暖かい気配を感じ目を開けてみると、そ・こ・に・は!

エールフランスのCAのオネエチャン(お嬢さん?)がお客の荷物を
ワタシの頭上の棚に押し込もうと奮闘中だったのですが、
彼女はワタシのすぐ横にいたので、成り行き上彼女のスカートが
ワタシの左腕の上に覆いかぶさってしまい、当然、
ワタシの左手は彼女のスカートの中に・・・・

「エッ!?」

急いで腕を引っ込めたのは言うまでもありません。
(ホ、ホントウですっ!信じて下さいっ!)

「こ、これがハニーとラップと云うやつか・・・」

などとバカな事を考えつつ、「フランス娘ってダ・イ・タ・ンね♪」・・・と。
ラテンの血が入った、色黒でエキゾチック(死語?)な、
見目麗しい、ちょい太めのオネエチャン(CA)でありました。


3.は、バンコクのいつもの華僑系両替屋でのこと、
パスポートのコピーを2枚撮って、1枚は自分の店の控えに、
そしてもう一枚をワタシに手渡し、

「パスポートはホテルに置いて、コピーを持ち歩きなさい。」

とまぁ、親切に注意してくれたのですが・・・今まで初めてです。

(ひょっとしたらパスポートの窃盗事件でも増えてるんか?)

などと思っていたら、最近こんなニュースが・・・


バンコクで中国人4人逮捕、日本の偽造旅券など押収

<貼付>

【タイ】タイ警察は1日、バンコク都内で中国人の男3人(47、43、37)と女1人(53)を逮捕し、日本の偽造旅券(パスポート)、パスポートの偽造設備などを押収したと発表した。日本人の男性旅行者が2月27日、バンコク高架電車BTSのプロームポン駅でカバンを奪われたとタイ警察に通報。警察が防犯カメラの映像から容疑者を割り出し、逮捕した。タイ字紙カオソッドなどが報じた。

</貼付>


中国人?のパスポート偽造団が暗躍しているのを
同じ華僑として両替屋のオバチャンは知っていて、

(お得意様?のワタシを守ろうとしてくれたのかなぁ?)

であれば、オバチャンに感謝しなくてわ。
で、自分も注意しないと・・・

以上。続きはまた次回と云うことで。


でわっ!

2010年3月5日金曜日

権力への欲望 27

「政治」の歴史は古いワケですよね?それこそ古の、

卑弥呼の時代

から「政治」が行われてきたワケで、じゃぁ過去の「政治」と、
現代の「政治」のどこが違うのか?と考えて見るに、

「政治」の主役が変わった。

と云うことではないのでしょうか?
一部の権力者の「世襲的システム」から、選挙によって

誰でも政治に参加できる。

一般市民が「政治」に参加できるようになったのが
近代の民主主義だとワタシは理解しています。

で、「政治」に参加するプレーヤーが変わった事が、
「政治」にどう影響を及ぼすのか?をさらに考えてみれば、
「政治」が、国を纏める為の事務手続きであるならば・・・

封建社会においては、権力者の都合に合わせて「政治」が行われていたが、
民主社会においては、生活者の実情に合わせて「政治」が行える様になった。


その事を踏まえてまたまた考えるに(考えてばっかりですな)・・・
「生活者」が「政治」に不審感を抱いくのはヘンでしょ?
そもそも自分たちが選出した代表(施政者)のハズなのに

ナンデ?

思うに、「生活者」「施政者」の間にミゾがあるからなんでしょうな。

ところで、「生活者」と云う言葉を使うのには理由があって、
「常民」「非常民」と云う事が部落問題の中で言われるのですが、
所謂「エタ・ヒニン」「非常民」とされ、
「ジゲ戦記」によれば
「エタ・ヒニン」は明治維新まで警察機構を担っていたと。
つまり、警察機構と云うのは「日常」から離れた「非日常」の仕事。

当然ですワナ。「犯罪」が日常的になったら困ります。
「犯罪」は基本的には日常の外側、「非日常」の出来事であり、
その「非日常」を担当する警察機構と云うのが「非常民」の仕事。

ワタシたち「常民」は、毎日サカナを売ったり、ヤサイを売ったり
会社、学校に通いながら毎日を過ごしているワケです。
出来れば犯罪に巻き込まれずに、平穏な日々を送りたいのです。

そういった事情で、危険な仕事は「エタ・ヒニン」に担って貰い、
ワタシたち「常民」も「非常民」の仕事を認めていたワケです。
職業区別はあっても、「常民」+「非常民」で社会は成り立ってました。
で、ワタシたち「常民」も「非常民」も、同じ社会の「生活者」である。と、
ワタシは思うワケです。はい。

ま、「国民」と云う言葉が一般的なのかも知れませんが、
「日本国」「民」と云うイメージからは、「国」が「主」
「民」が「従」と云う感覚(錯覚?)を個人的に覚えてしまうので、
これからは「生活者」と云う表現を使うことにします。はい。

ところで、ワタシたち「生活者」と立場が異なるのが「施政者」ですわ。
「施政者」は、ワタシたち「生活者」の生活基盤を、「政治」によって

左右することが出来る

からですが、でも・・・
民主主義社会では、「施政者」はワタシたちが選挙で代表権を与え、
社会を取り纏めるように依頼した「元・生活者」のはずなので、
「生活者」が住み易くなる社会にならなければオカシイのです。
そうは思いませんか?

フシギダナァwww!?

・・・とワタシは思うんですわ。
(ワタシがオカシイんですかね?)


でわっ!

2010年3月3日水曜日

野に咲く花のように

ワタシはごくフツーの凡人なのですが、そんな凡人から見ても

コイツ天才じゃね?

と思える人に偶然巡り合いましたわ。


プラトン(伯拉多)、「古事記」をカタル


はじめは日本の古代史の参考にと訪問してみたのですが、
管理人、日下 希利也(くさか・きりや)氏の論ずる国家論
さわりだけ読んだだけでも、その思考の深さが窺い知れます。
かといって思考の迷路・ゲームに囚われいるワケではなく、
自身の思考が、人間存在の上にシッカリと立脚している点で、
学業を生業とする軽薄なアカデミズムとは一線を画し、
こんなスゴイ人が市井に埋もれているなんて、

日本も奥が深いのぉwww

と、ひとしきり感心したしだいです。はい。
いやwww・・・、まだまだ埋もれた逸材が大勢いるのでしょうが、
彼のような人物を日本政府は重用するべきだと思いますわ。ホント。

で、氏の「国家論」の第1章 「国家破綻と崩壊」の中の以下の下りが
チョット気になったので引用させていただきました。


<引用>

国家をどのように考えるか?(1)

<前略>

決定的なソ連邦(民族諸国家連邦)の崩壊の要は「チェルノヴィリ原発事故」であった。
科学技術管理の官僚支配のデタラメである。
「原発事故=放射能汚染」が起っては、「官僚」も「階級」も、その「社会主義」もあったモンジャない。
その広大に放射能汚染された生活空間で人々は事件当時から今現在を生きてきている。
命が途切れるのは一時間後かも・・・一時間後の死よりも、今現在の命を生かす放射能汚染の食料である。
明日命を奪うかも知れない汚染食物を今現在、食べざるを得ないのだ、今現在生きるためには。
だが、その現実を知って、その汚染地域の行政を担う「ソ連官僚」などはもはや存在しなかったし、しないのだ。
「下級官僚」は逃げ出した。「秘密」、「機密」、「粛清」でその官僚組織を牛耳ってきた「高級官僚」はもはやその「国家幻想」での指導力を失ったのだ。

モチロン、この問題は「日本国家」の「頻発し続けている原発事故の問題」でもあるのだ。

<後略>

</引用>


最近妙に原発関連のニュースが続いていますが・・・


伊方原発、プルサーマル臨界到達/四国電力



首相、ベトナム原発受注へ親書 原子力協定交渉を打診も



川内原発3号機増設賛否 来月20日公聴会



県、対策徹底求める 浜岡原発3号機廃液漏れ



福井知事、敦賀原発1号機の40年超運転を了承



もぅwwwくどい!と言われようが、ワタシは・・・

原発は最悪の環境破壊

だと思っていますので、日本はもちろん、諸外国にまで

害毒を撒き散らす

原発事業は即刻廃業すべきだと断じます。はい。
原発がどうゆうものか過去の記事を再度ご覧下さい。


(再)或るガン患者の告白


原子力発電て、所謂「地球温暖化」とリンクしているワケでしょ?
CO2を排出しない、クリーンなエネルギーだと。
しかし、「地球温暖化」の原因と言われてきたCO2そのものが

どうもカンケイなさそう・・・

ゴアとか、学者が提出した科学的データがどうもインチキだぞ・・・と。
もうほとんどの人、おおかた世界中にバレているにも関わらず、
いまさらCO2がドwwwタラ、コwwwタラと原子力発電を推進する人たちって、

大嘘つき

としか思えませんワナ。ワタシ的には。醜い!と。
そこまで原発利権にしがみ付きたいのか?と。

原子力発電がCO2を排出しない。とゆうのは認めるとして、
放射性廃棄物を排出するとゆうのも認めて貰えますかね?
その、放射性廃棄物をどう処分するの?
フランスあたりは南太平洋に海洋投棄してたワケだし・・・(いまでも?)
中国あたりは何処ですかね?ゴビ砂漠に投棄ですか?にしたって
砂漠にだって遊牧民は多少住んでいるんだろうし、その人たちは見殺し?

いつだって弱者にしわ寄せ

が来るのは、この世の習いなんですかねぇ?チガウでしょ?
過去はどうあれ、これからの時代が委ねられいるのはワタシたちであり
過去のやり方が間違っていたのなら、それを正していくのが勤め。
と、信じる次第です。はい。

NO NUKES FESTA 2009


ことしも開催されるんでしょうかね?行けるものなら行ってみたいっス。
清志郎さんも言っております。

あきらめちゃイカ~ん!


でわっ!

2010年3月2日火曜日

想いを現実にするために

久々に「ヒロシさん」がブログを更新したんで読んでみると・・・


2010年 02月 21日
民主党にそろそろ苦言を呈する

<抜粋>

その他、日本のサブカルチャーを中国やインド、ベトナムなどの新興国に大量輸出する計画、日本の鉄道技術や農業技術の指導を沖縄特区で行う計画なども考えられる。日本が新興国戦略を打ち出す場合、現地の技術者を日本に迎えて教育して送り返すという仕組みがソフトパワー的には重要になる。中国が世界中に人材を送り込む中、日本も人材交流を考えないとならない。どうも日本の文化交流は、山本正の日本国際交流センター(JCIE)系統の牛耳るエリートの知的交流に傾きがちだったのではないか。新興国と日本の間の人材の行き来は、むしろ技術交流で行われるべきだろう。

高速鉄道や原子力発電の売り込みは、売った後の保守点検までセットにして海外に売ることが出来る。ベトナムやインドにどんどん売り込んでいくべきだ。

この会合では、「どうせITと金融じゃアングロアメリカンに勝てない。勝てる部分で戦略を立てるべき」という点でも意見が一致した。「金融立国」という美辞麗句にだまされて10年ほど経つ。産業政策という言葉をもう一度復活させるべきだと思う。

</抜粋>



ベンチャー・ビジネスの若手?経営者との会合の件なのですが、

日本の鉄道技術や農業技術の指導を沖縄特区で行う計画なども考えられる。

て、結構いいアイデアの様に思うワケです。はい。

アメリカ軍が撤収した後の広大な空き地をどう活用するか?
再度、更地に戻して新たにハコ物を作るのもアリかも知れませんが、
一時的にでも、流用できる施設はできる限り流用して、
沖縄に日本の総合先端技術センターを官民合同で作り、
弱小のベンチャー企業にも施設の一部を安く貸し与えるか開放し、
専門分野を超えた先端技術の知識、ノウハウの交流の場にする。
で、沖縄の地元の人間も、海外からの人の往来が増えるので
何がしかの経済的な波及効果は必ずあるハズでしょ?

なんか「夢」がありますよねwww。
世界中から、日本の技術を学ぶ為に技術者が「沖縄」にやってくる。
そうなると、「沖縄」とゆう存在が世界にとって重要なものになり
防衛の上でもメリットが考えられますワナ。
もしですよ?どこかの国が沖縄に攻め込もうものなら
「沖縄」に技術研修に来ているすべての国に反感を買いますからwww
これって、武装に依らない平和的防衛ラインが築けるのと違いますか?

ま、ワタシの思い描く「夢」にすぎないんですが・・・
ただね?実行に移さない限り、世の中何も変わらないワケで、
いま「民主党」や「国民」に求められているのは、確かな行動力なのでわ?
馬鹿みたいに「夢」を追い求めたっていいじゃないですか。
世界はそんな人たちがいたからこそ、イロイロ便利になったワケでしょ?

他人のことを批判するのは自由です。
が、足を引っ張るのはやめましょうや。


でわっ!