2006年9月3日日曜日

実利主義

日本と関係良好、東南アで9割超…アジア7か国調査
(読売新聞)

 読売新聞社は、韓国日報社、ギャラップ・グループと共同で、「アジア7か国世論調査」を実施した。

 東南アジア諸国では、「日本との関係が良い」と見る人が9割以上に達した。「日本を信頼できる」人も7―9割を占め、対日感情の良さが裏付けられた。一方、急速な経済発展を背景に、東南アジアでの中国の好感度も増しており、関係強化の進展が示された。

 調査は、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、韓国および日本の7か国で、6月下旬から7月中旬にかけて面接方式により実施した。アジアの複数国で同時に世論調査を行ったのは1995年、96年に続き3回目。

 日本との関係が「良い」は、インドネシアとタイでは「非常に」と「どちらかといえば」を合わせてそれぞれ96%に達し、ベトナムで計92%、マレーシアでは計91%に上った。この4か国では、同じ質問をした95年調査でも「良い」が9割超だった。初めてこの質問をしたインドでも「良い」は計89%に上った。

[読売新聞社:2006年09月03日20時16分]
http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20060903it13.htm


思うにアジアの国って実利主義。
過去にこだわるよりも今、そしてこれからが大切。
明日ちゃんとメシが食えるかどうか?
それが一番の関心事。
この結果に浮かれて外交政策を誤らないことを祈ります。

実際、経済発展した中国の好感度も上がっている事実は
日本に対する好感度も同じレベルと考えたほうが無難。
今の日本人にアメリカに対しての同様なアンケートを実施すれば

かなりの好結果が得られるはず。
それもこれも、アメリカと親密であるメリットが大きいからでしょ?

おそらくアジア諸国の民衆の意識には
植民地にされた過去の歴史が刻まれており
西欧諸国がアジアの情勢に深く介入することは好まないでいないでしょう。

虎(アメリカ)の威を借りた狐の様に見える日本のままでは
真にアジア諸国と打ち解けるのは難しいように思えるんですがねぇ・・・

最終的に日本はどちら側に立つのか?
白人側なのか?アジア側なのか?
極論ですがいつの日かそう問われる日が
遠からず来るように思えます。

ま、日頃から意識しておいたほうが無難でしょう。
いざという時に心がグラつかない様に。

ところで、話はガラっと変わって、
現在ベトナムは連休の真っ最中で、今日は連休の中日。
朝からGFとあっちこっちのスーパー巡りをしましたがどこも人が多い!
お金が無ければみんな考えることは一緒。

遠くに旅行に出かけて散財するよりは
日頃出来ないチョットした贅沢にお金をまわす。
正しい庶民の在り方ですなw。

ベトナムはバイクが多くて町には活気がある。
と、旅行者(以前のワタシも)は勘違いしますが、
ひとつに、交通機関のインフラが未整備であることと、
お金が無いのでバイクでとりあえず出かけるのが
ベトナム庶民の一番手近なレジャーと言えます。

ま、かくいうワタシもそれを身に染みて感じる次第です。ハイ。