2013年4月25日木曜日

閣僚の靖国神社参拝の件www!

  
 安倍(歪)総理が靖国神社を参拝し物議をかもしているワケですが、この問題を中国・韓国に対しての外交問題とは別に、日本国憲法の見地から捉えてみたいと思います。


菅長官「閣僚は私人として靖国参拝」
産経ニュース 2013.4.22 13:29

 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、靖国神社の春季例大祭に合わせた3閣僚の参拝について「私人として参拝したと理解している」との認識を示した。その上で「閣僚個人の私的な行動に関する事柄だ。心の問題でもあり、内閣が(参拝に)制約をかけるべきではない」と述べ、安倍晋三内閣として一律に自粛する考えはないとの見解を示した。

 菅氏は、首相が「真榊」と呼ばれる供物を奉納したことについても「私人としての行動だ。公費で支出したとは承知していない」と強調した。

 また、首相が「内閣総理大臣」名で奉納し、古屋圭司国家公安委員長が「国務大臣・古屋圭司として参拝した」と説明していることに関して「私人として参拝しても、一般的に肩書を付けるのは、その地位にある個人を示すもので慣例として使われている」と説明した。

 連立を組む公明党の山口那津男代表が外交への影響に懸念を示したことには「説明すれば当然、理解してもらえる」と述べた。


 で、日本国憲法にはこう書かれているワケですよ。


日本国憲法

第三章 国民の権利及び義務

第二十条

第1項 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

第2項 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

第3項 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。


 何人も信教の自由を保障されているワケですから、安倍(歪)総理の靖国神社参拝を止める権利は誰にもありません。しかし第3項に、「国およびその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならない。」・・・とあるワケですから、「国」=「公人」として靖国神社を参拝することは明らかな憲法違反であり、「内閣総理大臣」の名義で「真榊」を奉納したのであれば、


完全にアウト!


・・・です。「日本国憲法」を蔑ろにする首相には、即刻辞職していただきたいものです。てか、辞めさせるしかありません。

 何故?日本国憲法が「国の宗教活動」を禁止するのか、少し考えれば中学生でも理解できます。いいですか?「税金」の徴収にあたってですよ?「宗教差別」がありますか?ないですよね?

 つまり、「税金」の徴収は「公平」でありながら、「国」が特定の宗教行事に肩入れするということは、「宗教差別」を生み出していることに他ならないワケです。「靖国神社」を「国」が特別扱いするのなら、「靖国神社」の氏子だけ「税金」払えば?・・・という「不満」の元にもなるワケです。

 キリスト教の墓地に埋葬された戦死者=「英霊」はどうでもイイんですかね?生まれ故郷にひっそりと埋葬された戦死者=「英霊」はどうでもイイんですかね?

 そうした思いやりが欠けているから、「公人」として「靖国神社」に平然と参拝できるワケで、この「思いやりの欠如」が数々の社会的不条理・・・「TPP交渉参加」であったり、「原発の再稼動」であったり、「増税」の元凶であるワケで、国民を思いやる心のない冷血漢が首相でイイのか?冷血漢が国会議員でいいのか?・・・って話になるワケですよ。

 どうしても「公人」として「靖国神社」に参拝したいのであれば、日本国憲法を次のように改正しなけければなりませんなw。


改正;第二十条

第3項 国及びその機関は、宗教教育その他あらゆる宗教的活動に参加しなければならない。


 あらゆる宗教活動、宗教行事に「公平」に参加することが前提であれば、靖国神社への公式参拝にも何の問題も生じません。しかし、あらゆる宗教活動に参加することなんて不可能です。「税金」の話に戻りますが、「オーム」の信徒にだって「税金」を納めていた人はいたでしょうし、今後も誕生するであろう「新興宗教」に対してまで、「国」が「公平」に参加するなんて、100%不可能である事は誰にでも理解できます。

 であれば、「税金」の徴収における「公平性」を維持するために「国」が採る道は、「いかなる宗教活動にも参加しない」・・・という選択しか残らないワケでしょ?

 こんな簡単な事が何故?「国政を預かる身の人たち」に理解できないのか?・・・全くもって不思議でなりません。


ヴァカなの?アフォなの?


・・・と。

 そんな「ヴァカ」や「アフォ」の群れが、「日本を好き勝手にしようとしている」のかと思うと、日本から遠く離れた地に在る我が身がもどかしくてなりません。

 「諸外国の来賓は靖国神社を参拝している」・・・という意見も多くありますが、日本の首相がアメリカを訪問した際に「アーリントン墓地」を訪れるのと同じで、ただの「外交辞令」だということが分からないんですかね?「アーリントン墓地」がランドマークであるように、「靖国神社」もランドマークでしかないワケですよ、諸外国にとっては。

 そこで来賓が靖国神社を持ち上げたとしても、そんなものは「リップサービス」だと思った方が無難なワケで、それを真に受ける「純情右翼」・・・なるものがあるとしたらですが、「純情右翼」は、


もっと世間の荒波に揉まれて来い!


・・・と、言われるのがオチなワケですよ。

 さて、話はゼンゼン変わりますが、ワタシが密かに?応援している藤島氏のブログに、重大な事実が語られている動画がUPされたので、微力ながら拡散に協力させていただきます。


生田暉雄弁護士取材 - 1


生田暉雄弁護士取材 - 2



 以下、関連情報です。


白バラ通信 パンドラの箱


朝木明代東村山市議転落死事件







人間ナメんなよ!


でわっ!