2009年7月10日金曜日

進歩か、後退か 19

「ウルムチ暴動=民族の衝突」なワケなのですが、
同じようなことが過去、この日本においても
何度も繰り返されていたらしいんですよね。
八切止夫によるならば・・・

ま、日本の場合はその都度、新しい支配層が
歴史を改竄して(新しいところでは明治維新ですか?)、
自分の都合の悪いことには蓋をして無かった事にしてきたから
多くの人はいつの間にか忘れてしまったんだろうけど、
インターネットのある今じゃ、その手はもう使えませんwww

「ウイグル自治区」「自治」とは、「自ら治める」というコトでしょ?
傍から見るに、ウイグル人の「自治」を
「経済発展」の名の下に「侵害」しているのが
今回の暴動の原因なんじゃないの?
なんかね?「自治」「民族融和」とは相容れない様な気が・・・
だいたい、「経済発展」よりも「国内安定」の方を優先すべきでしょ

いっぱしの「政治家」であれば。

一部の「経済発展」を優先に考えているのであれば
もはや「政治家」じゃなくて「企業家」だわな。
「金儲け」しか頭にない輩に「国」が纏められるワケないっす。
それとアレだ、「民族融和」の「融」って、
「民族浄化」のニオイもしない?
コソボとセリビアの戦争の時みたいに。

そこでだ、「民族融和」じゃなくて、「民族友和」はどうでか?
「民族友和」であれば「自治」と矛盾しない様に思うのですが・・・

日本がWBCで優勝したときに、
ワタシは「チーム・ジャパン」の選手の顔を見て

「日本は混成チーム」である。

と実感したワケですが、
同じようなことは世界中の国においても言えるでしょ?
もちろんここベトナムにも少数民族が数多くいますし、
アメリカだって人種(民族)の坩堝。
ヨーロッパにしても、はるか昔から民族の往来があったワケで、
そんな歴史があったが故に、

世界中に「差別」が蔓延している。

で、「差別」を「差別」たらしめているのは、時の「権力者」なワケだ。
そして「権力者」を「権力者」たらしめているのは「武力」であったり、
「財力」であったり、「民衆」に対する「欺き」もしくは「教育」であったりと、
まあ、あの手この手で自らの「権力」を保持しようと躍起になるワケだ。

情報入手のルートの限られた昔ならいざ知らず、
インターネットという「ツール」を得たいまのワタシたちは
確実に騙されにくくなっている思うのですが・・・

ひとつにだ、相変わらず「世界経済」ってやつが不透明で
なにやら「カリフォルニアが破産」しそうだとか?
「金融業界」は当分枕は高くできそうもないも様でwww
で、「ヤツラ」は考えた(トチ狂った?)ワケだ。
(アルプスの谷底にマダオを引きずり込もうとするハイジの如く)

みんなで「破産」すれば怖くない。

・・・と。
(おいおい、心中は御免被る。

でわっ!