2006年8月23日水曜日

何ゆえ?

今日の午後、ウチの事務所が入居しているオフィスビルのスタッフ(♂)
とエレベーターに乗り合わせたらいきなり、

「サムライの絵は要りませんか?」

と話しかけられ面食らっていると、

「ボスに貰ったんですですけど興味ありませんか?」
「どんな絵ですか?」
「あとで事務所に持って行きます。」
「はぁ・・・・???」

事務所のドアの前で彼と別れ事務所のスタッフに

「いや~、今ここのスタッフにいきなりサムライの絵は要りませんかって・・・」
と話が終わるか終わらないウチに彼が事務所に来て

「この絵です。どうぞ。」(おぉ!早すぎ!)

で、彼が持って来たのはサムライの絵じゃなくてサムライの写真でした。
それも桂小五郎、明治天皇、勝海舟、坂本竜馬、伊藤博文など
明治維新に関わったそうそうたる面子が写った記念写真で

(ホンとかいな?)

と思わず疑いたくなるのですが、写真に添えられた写真中の人物の名簿と
写真の人物を見比べると何となくそう見えるし・・・(単純)

他人(ベトナム人)から今までもイロイロ贈り物を貰いましたが
まさかサムライの写真を貰おうとは思っても見ませんでしたワ。
しかし何でまたサムライの写真なんでしょうかネ?しかもベトナムで。
ワタシがサムライみたいに見えたから?(ナンてね・・・)

にしても写真の真贋は別として、
明治の男達の面構え現代の日本人の面構えとはズイブンと違う様な・・・
何と言うか皆さん野性味溢れてまして、脇に携えた日本刀で
混沌とした時代を命がけで切り開いた凄みの様なものがありますワナ。

893屋さんの様な強面の人(西郷隆盛?)も中にはいますが

勝海舟?や坂本竜馬?にしても、どちらかと言えば
オットリとした風貌ながらその肝っ玉のデカさがそこはかとなく感じられます。
(そう思って見るからそう見えるのか?)

翻って、今の時代にしても世界は思っているほど安定しているわけでもなく
不測の状況に遭遇することは十分在り得るわけで、
いざ、その状況に陥ったときにどう切り抜けるのか

「しっかりと自分の道筋と覚悟は決めておけよ。」

というメッセージを図らずも受け取った様に、
明治の、そして近代日本の立役者達の肖像を見ながら感じた次第です。・・・はい。
願わくばその気迫の片鱗でも分けて頂きたいもので・・・



でわっ!