2008年2月6日水曜日

考えることを止めるな

「信じ合う」という行為はウツクシイですね。
でも「危険」も同時に孕んでいるワケで・・・。

相手を「信じる」とゆう事は、相手に「全てを委ねる」とゆうコト。
「全てを委ねる」とゆうコトは、相手を「疑わない」とゆうコト。
「疑わない」とゆうコトすなわち、「疑念」を抱かないとゆうコト。
結論として、自ら「思考を放棄」するとゆうコト。

違いますか?

さて、連日報道されている「農薬入り餃子」の件ですが、
中国側から「不満分子の犯行」の可能性という見解も出だして
「中国国内での農薬混入」の線が濃くなりつつあるのですが、
それはそとれとして、ワタシが個人的に腑に落ちないのがコレ



<記事>

2008/02/04-13:15 発見当日、39袋販売=薬物付着「アンモニア臭」-大阪のスーパー・中毒ギョーザ
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2008020400293

 中国製ギョーザの中毒事件で、有機リン系薬物「メタミドホス」がパッケージに付着した冷凍ギョーザが見つかった大阪府枚方市のスーパー「ハッピース枚方」は4日、昨年12月の発見当日、同じギョーザが39袋売れていたことを明らかにした。これまでに購入した客から苦情はないという。

 店長によると、同店は昨年12月27日、日本たばこ産業(JT)の子会社ジェイティフーズが輸入元の冷凍ギョーザ「中華deごちそう ひとくち餃子」を約50袋用意。午後1時ごろ、2袋買おうとした客がいたが、レジの女性店員が袋がべたべたしていることに気付いた。袋は「アンモニアのようなにおい」や「魚が腐ったようなにおい」がしたという。


</記事>

TVのニュースでスーパーの店長の証言も見ましたが、
レジの人が袋がベタベタしていることに気付き、
しかも「アンモニアのようなにおい」

「魚が腐ったようなにおい」がしたというのがポイント。

どういうことか?というと、「店頭に陳列」する段階で
すでに「袋がベタベタしていた」のか?
「アンモニアのようなにおい」や「魚が腐ったようなにおい」がしたのか?

もしそうであったら、店に納入されるまでの流通段階での混入であり、
そのような「異臭」がしたのに商品を店頭に陳列した店側の行動に「?」
そうではなくて、店頭に陳列後に商品に異常が発生となると・・・

1.温度変化等で陳列中に状態が変化する農薬。

2.店頭の商品に「何者か」が農薬を塗布した。

このふたつしか考えられないワケですな。

いまのところ千葉、兵庫、大阪、福島など発見地点?がバラバラなので
捜査も手間取っていることと思いますが、そもそも「単独犯」なのか?
という疑問も・・・

全ての懸案を無理矢理ひとつの原因に結び付けようとすると
「初動捜査」で躓いてしまうんじゃないかと危惧する次第です。はい。
もっとも、プロが捜査しているんですから単なる杞憂ですかネ。

「事件」を解決させたいのはヤマヤマでしょうが
くれぐれも「はじめに結果ありき」の、功を急ぐような捜査だけは
お止めいただきたい。と。

「国民の食の安全」にかかわる、重要な問題なのですから。


<追記>

伊丹万作氏の言葉

「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。

</追記>


でわっ!