2008年9月21日日曜日

どこまでが真実なのか?

<記事1>

BenjaminFulford

09/12/2008
新しい世界秩序を巡って

(前略)

例えばタイの新首相を巡っての混乱の裏にも多額の賄賂が動いている。「アメリカから賄賂を受け取ったサマック前首相を失職させた勢力」VS「タイの王様、及び従来のタイの権力構造」の争いである。前者は当然アメリカ追従型の政権にしようとしている。

(後略)

</記事1>




<記事2>

タイ発ニュース速報

タイ新首相、反政府派指導者と電話会談
2008/9/19 (12:11)| 主要ニュース 政治

<抜粋>

〈民主主義のための市民同盟(PAD)〉
 タクシン元首相に私怨を持つとされる実業家のソンティ氏が2005年に設立。タクシン氏の王室への不敬、汚職疑惑などを追及し、2006年春には数万人規模の街頭デモをバンコクで連続開催、政治機能を麻ひさせ、2006年9月のクーデターを呼び込んだ。2007年末の総選挙でタクシン派のサマック政権が発足したため、反政府運動を再開した。

 PADの背後には、タクシン政権時代に利権を失った旧権力層がいるとみられる。「民主主義のため」と名乗るものの、今後の政体として、下院議員の 7割を任命制、3割を公選制にするよう提案するなど、その主張は、プレム政権時代(1980―1988年)の「半分の民主主義」システムに近い。プレム氏 (元陸軍司令官)は首相退任後、タイ国王側近の枢密院議長となり、タクシン派に2006年クーデターの黒幕と目されている。PAD指導者の1人のジャムロン元バンコク都知事はプレム政権時代に首相秘書を務めた。PADが今回、バンコクの首相府や国営テレビ局を襲撃・占拠したのは、プレム氏の88歳の誕生日に当たる8月26日だった。

/抜粋

</記事2>


・・・で、一方はPADのバックにはアメリカがついていると言い、
もう一方は、暗にタイ国王側近の関与を示唆。
プミポン国王がアメリカ生まれであることを考えれば、

「PAD」VS「国王派」

と言う図式には
ちょっと疑問というか、違和感を覚えるんですよねぇ・・・
ニュース速報の言うように「PAD」=「国王派」の方が
ワタシ的にはシックリくるんですケド・・・
さらに想像を広げるならば、

「PAD」=「国王派」=「アメリカ」

と・・・

バンコクのハッポンとかの歓楽街は、もともとはベトナム戦争当時に
アメリカ兵が息抜きをするための赤線だったワケで、
ついでに、南ベトナムから逃げてきたベトナム人もバンコクには多く、
その当時からバンコクにいる日本人によると、
おいしいフランスパンの店があると聞きつけて行ってみると
たいていはベトナム人の店であったそうな。

なワケで、バンコクのオネエチャン白人大好きというのも
まぁ、昔からのことであり、タイとアメリカの利害

「反共産主義」

という点で一致してたんじゃなかろうか?と。
タイ国民が共産主義に目覚めたりしたら立場無くなっちゃうもの。

「国王」

翻ってタクシンは英国寄りですよね?
英国のサッカーチーム(マンチェスター・シティー)を買収するくらいだし、
現在も英国に亡命中

そんなワケでこの状況を見ると、フルフォードさんの言う

「アメリカ」VS「国王派」

という図式よりも、

「アメリカ」VS「イギリス」

という図式の方がハマルんですよネ。
ワタシ的には・・・

そもそもイギリスは東南アジアにおける覇権を手放したくないんでしょ?
かつての植民地時代のように、武力ではなく経済力で
東南アジア諸国を再植民地化したくてウズウズしてんじゃないの?

マレーシア、ブルネイ、インド、バングラディシュなどの
イギリス連邦国を従え、

かつての栄華よもう一度!

てな具合ですかネ?
そうなると、アメリカがジャマなんダロウナwww。
多分・・・。(勝手な思い込みですから。あくまでも・・・)


でわっ!