2012年9月23日日曜日

ショック・ドクトリン 2


 ワタシが初めて「ショック・ドクトリン」について触れたのはもう4年も前の話になるワケですが、当時は「リーマンショック」直後で、みんなが「世界恐慌」という「不安」に怯え、ニュースも連日リーマン関連の話題で持ち切りでしたなw。

 ま、幸いにして?世界は「リーマンショック」に冷静に対応したので、世界的な金融崩壊には至らず今日まで何とかもっているワケですが、あの時に「パニック状態」に陥っていたとしたら、今の世界があったかどうか疑問です。

 「パニック」を引き起こして「一儲け」しようと企んだ連中には残念でしたが、当時みんなが、昔のように銀行に押し駆けたりせずに冷静に状況の推移を静観できたことは、


偉大なる前進


・・・と言えるのではないでしょうか?


ショック・ドクトリン 1/7




ショック・ドクトリン 2/7




ショック・ドクトリン 3/7




ショック・ドクトリン 4/7




ショック・ドクトリン 5/7




ショック・ドクトリン 6/7




ショック・ドクトリン 7/7




 で、「パニック経済」とか「パニック政治」とかを企む連中は、懲りずに何度でも「ショック・ドクトリン」を仕掛けてくるワケですよ。

 得てしてそうした連中は、「権力」を持っていたり「資産」を持っていたりして、世界をある程度自分たちの都合のイイように動かせるもんだからタチが悪いワケです。

 今や忘れ去られている観もありますが、そうした1%の連中に対して抗議の声を上げたのが、「オキュパイ・ウォールストリート」だったワケです。

 「オキュパイ・ウォールストリート」は鎮静化してしてしまったのか?最近目立ったニュースが聞かれませんが、だからといって「1% vs 99%」の状況が改善されたワケではありません。相変わらず世界は「1%」の都合によって運営されていると言えます。

 その証拠が、何度も何度も繰り返される「ショック・ドクトリン」の存在です。「シリア侵略」、「アラブの春」、「領土問題」・・・etc。

 今回の尖閣諸島の件にしても、「日本 vs 中国」という「国家視点」で論じる人が殆どです。・・・てゆうか、全ての「自称知識人」がそうだと言えますし、名のあるネット上の「論客」にしても全く同じです。

 ワタシから言わせれば、彼らは全て「旧世界の住人」に過ぎません。既存の権力構造、経済構造から抜け出せないワケですよ。


旧世界は死んだ


 2011年3月11日が「旧世界」の命日になったことを、ワタシたちはすでに理解しているハズです。それ故「首相官邸前」に集まり、更には「全国に拡散」して、「旧世界」の政治に異議を唱えているワケではありませんかっ!

 「旧世界」の残滓、ゾンビのような「政・官・学・報」の体制に嫌気がさしているワケですよ。1%のゾンビーズが、99%の生きた人間の魂を吸い取ろうとしているのは、何も日本に限った話ではありません。おそらく、中国でも、韓国でも、アメリカでも、ヨーロッパでも、中東でも、もう、世界中で同時進行しているワケです。

 ワタシたちはその事実に気付く必要があるワケですよ。少なくとも日本の状況においてはその事実を、体感、実感しているハズです。

 であれば同じように他の国に対しても、そこに1%のゾンビーズと、99%の血の通った人間がいることはスグに理解できるハズです。

 「日本 vs 中国」などという、「国家」の対立構図を描いている連中が見ているのは、「日本ゾンビーズ vs 中国ゾンビーズ」という、「ゾンビ同士の争い」に過ぎません。

 ワタシたちが「新世界」を築き上げる上でお付き合いしなければならないのは、ゾンビですかね?否!「血の通った人間」です。「旧世界」の残滓、ゾンビの集大成とも言える「国家」という枠の向こう側にいる、「血の通った人間」と向き合わなければ、ワタシたちが望むような「血の通った社会」、「血の通った世界」は達成し得ないワケですよ。

 で、話は「ショック・ドクトリン」に戻るワケですが、ワタシたちはそうした「旧世界」のゾンビーズが仕掛けてくる手口を充分に理解し、「パニック」などに心を奪われ、足元をすくわれてはならないのです。「不撓不屈」の精神で、日本国憲法に保障された「自由と人権」を守り通す。・・・それだけが、「新世界」へと続く揺ぎ無い道筋だと思うワケです。


ゾンビーズ 「二人のシーズン」






人間ナメんなよ!


でわっ!