2007年11月22日木曜日

誇りを持て!

いきなりでアレですが、部落問題とか同和問題について
ワタシなりに考えてみますた。で、ワタシがまず疑問に思ったのは、

1.部落差別はいつから始まったのか?

2.そして、そのキッカケはイッタイ何だったのか?

ごく一般的な疑問ですよね?ま、キッカケは「サンカ」


<引用1>

戸籍を持たない「日本国民」~日本のジプシー「サンカ」
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/sanka.html

<抜粋1>

日本のジプシー ── 「サンカ」。彼らは木地師(きぢし=ロクロ師)・蹈鞴師(タタラ)・狩人(マタギ)・樵(キコリ=木挽き)・漆屋・炭焼き・竹細工師・竿師・鋳掛屋(ふいご)・研屋(けんど)・山守(やもり)・田畑守(のもり)・川守(かもり)等を生業(なりわい)とし、お互いの「テリトリー」(生活圏と職業)を侵す事無く、里人と平和的に共存してきました。又、「彼ら」は山野を生活圏としていましたから、山に生まれ、山に死んでいった訳で、一ヶ所に定住する里人の様に「国勢調査」で、把握する事は事実上「不可能」でした。だから、「彼ら」には「戸籍」が無いのです。

</抜粋1>


<抜粋2>

しかし、なぜ、「彼ら」は体制に服属しない「日本人」(戦前は徴兵・納税・義務教育の三大義務を拒否し、戦後は住民登録をも拒否) ── 「まつろわぬ民」・「化外(けがい)の民」として生きてきたのでしょうか? それは「彼ら」が、朝廷(体制)が「日本の支配者」になる以前の「日本の主役」(先住民)だったからなのです。だからこそ、「彼ら」は朝廷が「日本の支配者」になると、山野へと姿を隠し、自らのアイデンティティ(存在証明)を「保存」したのです。

</抜粋2>

</引用1>


現在の「天皇家」が大陸から移動してきた一民族の末裔であることは
現代の歴史学者によって既に公然の事実となってますし、
このことに異論を挟む人もマズいないと思いまス。
そして日本に上陸後、日本原住民を武力支配「朝廷」を打ち立てた事も。

「サンカ」の民とは、外来民族の支配を逃れ山野に下った(上がった?)
本来の日本人「縄文人?」の末裔なワケですネ。

「サンカ」の民は運良く?山野に逃れることが出来ましたが、
「朝廷」の支配下に置かれてた「日本原住民」の運命や如何に?

スグに「朝廷」に対して白旗を掲げた部族もいたでしょうし、
あくまでも抵抗の姿勢を崩さなかった部族もいただろうことは
中学生レベルでもカンタンに想像がつくんじゃないかと・・・

あくまでも抵抗を試みる気骨ある部族(同じ原住民仲間)に対して
「朝廷」の武力に恐れをなし、進んで配下となった部族の屈折した心情。
「勝ち馬」に乗りながらも、「仲間」を裏切ったという後ろめたさ。


<引用2>

「解同」(部落解放同盟)の綱領と部落解放像
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/tkyjnken/k02.htm 

<抜粋>

 部落に対する触穢思想による差別感は、封建時代の斃牛馬処理との関連から生み出されたものですが、これは現在急速に薄れてきています。 かつては部落の人と同じ食器で飲み食いしない部落の人を自分の家に入れない座敷に上げない部落の人と入浴をともにしない部落の人と煙草の火のやりとりをしない部落の人と結婚しない、など部落の人を忌避・排除する行動がありました。 現在、このような部落の人を忌避・排除する差別はほとんど影を薄め、消滅しつつあるのが実態です。

</抜粋>

</引用2>


つまり、「朝廷」に逆らう連中とは絶対交流しませんということで
「朝廷」に対して恭順の意を示し、自らの保身を図る。
嗚呼・・・古代日本人の屈折した心情の発露として

「部落差別」「穢れ」が生まれた。・・・と。

その後の日本神話の類などは、「支配者」側のご都合主義。
それと、「腰巾着」自己弁護で塗り固められたお話なのでしょうな・・・
日本の歴史とは「支配者」と「被支配者」の歴史であり、
そのハザマに「部落民族」「サンカ」が存在する。・・・と。

で、あるからこそ、「朝廷」が開かれた「関西」において
「部落民差別」根が深く、
「朝廷」の目の届かなかった「関東」では
「部落民差別」があまり表立たない。
・・・のか?

「部落民」と呼ばれる人たちが、大陸から来た「支配者」と戦った
由緒ある「日本原住民」の末裔であるならば、

逆に自らの血筋に誇りを持つべきである。

ムズカシイことは専門家の人がいずれ解き明かしてくれるでしょうが、
いまはまずは、


「誇りをもて!(Proud Yourself!)」

・・・と。


PS.おすすめブログ

   ジゲ戦記
   http://rokusya.cocolog-nifty.com/blog/
 


でわっ!