2012年5月11日金曜日

幼年期(第5太陽期)のその先へ・・・


 あw何でも、例の「2012年12月21日人類滅亡説」を覆す発見があったそうで、まずはメデタイ限りです。


<転載>

マヤの世界終末論を否定する壁画が発見

Erik Vance in Xultún, Guatemala
for National Geographic News
May 11, 2012


<前略>

◆通説とは異なる思想が壁画から判明

 盗掘されていたにも関わらず、内部はほぼ完全な状態だったという。「3つの無傷の壁に、絵が残っている。頭と胸に白い円板を着けたオレンジ色の肌の男性は、おそらく書記官本人だ」とサトゥルノ氏は話す。

 書記官は絵筆を握り、青い羽で着飾った王に向けて手を差し出している。細かく描かれているが、人骨を使って壁に取り付けられたカーテンで隠されていたという。しかし、本当に注目に値する点はもう1つの発見にある。

 調査チームは、象形文字解読の専門家デイビッド・スチュアート氏と考古学者でアーティストのヘザー・ハースト氏に協力を依頼。壁画を解析したところ、いくつかの象形文字をかろうじて確認できた。部屋の東側と北側の壁に沿って描かれ、また彫られている。

 その1つは月の周期を表し、年代の新しいマヤ文明の絵文書にも記された「リング・ナンバー(Ring Number)」もある。惑星の周期の基準日を確立する際の逆算に使用されていた記号法だ。その付近には、主要な暦や惑星の周期と一致する間隔の数字の配列が確認できた。

 計算では約7000年先の日付が示唆されており、2012年で世界が終わるとするマヤ文明の予言を否定する裏付けになる。この人類滅亡説は、マヤ文明で用いられていた“長期暦”が2012年で1つの区切りを迎えることから推測されていた。

 調査チームのリーダー、サトゥルノ氏は声明で次のように述べている。「どんな結末が待っているのかしっかりと見極めたい。マヤ人は自分たちの生活がこのまま無事に続くと信じたかったのだろう。終末論とは完全に異なる考えを持っていたと思う」。

 今回の調査結果は、「Science」誌オンライン版に5月10日付けで掲載されている。

GigaPan by Tyrone Turner, National Geographic

</転載>


チョット待てw!

 
 ナニナニ?「2012年12月21日人類滅亡」の言いだしっぺは、どこぞの白人?の学者だっぺ?「マヤの世界終末論」なんて、言いがかりだわw。この件については、第一人者?であられる浅川センセイも否定する見解をつい先日記事に記し、その中でマヤの長老のお言葉を次のように述べています。


「自分たちは、その説(2012年終末説)を一切認めていません。なぜなら長期歴を読み解くディーキーパーと呼ばれる聖職者たちは、16世にグアテマラにやって来たスペイン人によって皆殺しにあっているからです。」


 また、別な長老の言葉も述べられていますが、どちらにしても「2012年人類滅亡説」を真っ向から否定しています。危機を煽り立てるマスメディアを信じるのか?それとも、カレンダーと共に生きてきたマヤの人々を信じるのか?




 ワタシとしては「幼年期」を終えた人類が、新たな時代を切り開く方を信じますわ。(願いも込めて)


<転載>
 
ご注意! テレビ番組の誤り

アレハンドロ長老インタビューの真相

<前略>

マヤ・スピリチュアルガイド長老会議の宣言文

我々が持ついくつもの数の単位の中にはトゥン、カトゥン、バクトゥンなどがあり、13チョルトゥンに400年が1単位のバクトゥンを掛けるとソル(太陽)歴の5200年という我々の持つソル・カレンダーの単位になる。

第5の太陽が終息に向かっている現在、政治、経済、社会に大きな変革が現れている。

この新たな時代に向けて我々は先祖の歩んだ本来の道に回帰しなければならない。 これより来たる第6の太陽に向かい、改めて警鐘を鳴らしたいのは、この第5の太陽の終息が我々の滅亡に繋がることは決してないということである。

人類が自ら招いた破壊活動により天変地異が顕在化してきている昨今、マヤカレンダー、第5の太陽の終息をこれらの現象と結びつけ、営利目的でマヤの名を騙り利益をむさぼっている 人々が横行しており、ゆゆしき事態が生じております。皆様にはこれらのデマに惑わされることなく、良識を持って平常心で日々を送って頂きたい。

第6の太陽に向かい、皆で手を携え粛々と歩んで行こうではありませんか。恐れることなく良心を持ち、それぞれの民族のルーツに回帰し、先人が歩んだ道をたゆまなく、慈しみあいながら生きていきましょう。

   シリロ・ペレス・オシュラ
          マヤ先住民族会議大長老 ガテマラ国マヤ先住民族全権大使



フジテレビからのお詫びと訂正文

3月22日 放送内容について

3月22日放送の「2012人類滅亡ミステリー」で取り上げたマヤ族末裔のアレハンドロ・シリロ・ペレス・オシュラ氏のインタビューについて、日本語訳を

今年12月21日、マヤのカレンダーは終わりを迎えます。世界の終わり、時代の終わりです。(中略)…現在は「五番目の太陽」の時代にあたり、今年の12月21日で終わります。しかし、何も悲劇は起こりません。また新たな時代が始まるのです。」

としましたが、

「マヤのカレンダーは五番目の太陽の時代から六番目の太陽の時代に移行する時期にきています。その日は何事も起こらないと私は確信しています。」

が正確な内容で「世界の終り、時代の終わり」という文言は誇張した日本語訳でした。お詫びして訂正致します。

</転載>


 で、フジテレビのお詫びと訂正とやらをネット上で探したのですが、おそらく削除された後らしく見当たりませんでした。代わりといってはアレですが、「奇跡体験アンビリバボー」のホームページで該当番組を確認したらこんな一文が・・・


<抜粋>

 アレハンドロ氏は、確かに太陽の異変が起きているかもしれないが、現在地球上で起こっている様々な異変の多くは、人間が自らの手によって環境を破壊した結果ではないかという。マヤカレンダーは、2012年21日に終わりを迎えるが、それは人類滅亡を意味してはいないという。マヤの古くからの考え方では、「最初の太陽の時代」から数えて、現在は「五番目の太陽」の時代にあたり、今年の12月21日で終わりを迎える。しかし、悲劇が起こる訳ではなく、新しい時代が始まるという。大切なのは、それぞれの文化を尊重し、モラルを重んじること、自分たちらしい心を取り戻すことによって、次ぎの時代がより豊かで素晴らしいものになるのだという。

</抜粋>


 まw番組ディレクターも、ウケを狙って話の内容を脚色したのでしょうが、テレビ番組なんてニュースであろうと同じレベルかも知れませんなあ。「視聴率」を稼ごうと、みんな汲々としてるんじゃないですかね?そういうのに踊らされるのもどうか?・・・とも思ったりするワケですが。

 とにかく?アレハンドロ長老の言うように、それぞれの文化を尊重し、モラルを重んじ、自分たちらしい心を取り戻せれば、「人類補完計画」によって個性を奪われることもなく、より豊かで素晴らしい次の時代が迎えられるだとしたら、それに越したことはないワケでしょ?



 で、現在、国家破綻したアイスランドにて「新しい国造り」が進行しているようなので、それがこれからの世界の、「モデル国家」となり得るのかどうか?が、ヒッジョwに興味がありますです。はい。



人間ナメんなよ!


でわっ!