2011年12月15日木曜日

喉に刺さった魚の骨


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 中国で韓国バッシングが起きているらしいのですが、韓国の立ち位置にもビミョmmmなものがありますよね?


<転載>

中国で世論騒然…韓国の警官殺害した「船長は死刑の可能性」で

<抜粋>

  露骨な反韓感情を示す「韓国人20万人は(韓国)本土に帰れ」、「韓国人を(中国から)追い出せ」、「中国人は根性を見せよう。韓国製品のボイコットだ」、「船長を死刑にしたら、中国にいる韓国人をすべて死刑にすればよい」などの意見もある。

  死刑の判決や執行はないとの予想では「韓国も強大な中国との関係を考えれば、最終的には後のことを考えざるをえないだろう」、「中国はかつての中国ではない。強大な国の理屈が通る。小国はどうしようもない」などの書き込みがある。

  死刑になってもやむをえないとの意見には「人を殺したら自分の命であがなう。どの国でも同じだ。(中国漁船が)越境していたのなら、議論の余地もないことだ」などがある。

</抜粋>

</転載>


 過去の歴史的な経緯は脇に置いといて、現在の朝鮮半島が置かれた状況を見るに、ベトナム東西ドイツのように「統一」の可能性はあるんですかね?

 本来ひとつの国だったワケですよね?「北」と「南」は。民族も同じであり、尚且つ、北朝鮮には韓国国民の親戚も大勢暮らしているワケですよ。心情的には、ひとつの国になって欲しいというのが、庶民の偽らざる気持ちじゃないでしょうか?

 北朝鮮と韓国が統一されてひとつの国になれば、「北」の豊富な地下資源と「南」の技術力の連携で、今まで以上の国際競争力を手に入れられます。「国家」という視点から観ればね?

 で、現実問題として「統一」が成される場合、どっちがイニシアチブを取るか?が重要になるワケです。

 「北」には中国が控え、「南」にはアメリカが控えているワケですが、ワタシが受ける印象として、「北」は中国に対して自主性を保っているように見受けられますが、「南」はもう・・・失礼ですが、アメリカの傀儡国家と言っても過言ではなかろうか?・・・と。

 日本もアメリカの属国のような立ち位置ですが、それでも今回のTPP騒動?や沖縄の基地移転問題には多くの人が反対を表明し、「アメリカの僕の如き政治家の横暴を許すまじ!」という気概はまだ残っているようで、政府もそれを無視してまでアメリカに従うことの危険性は認識しています。アメリカから見れば非常に扱い難い国民であるには違いないでしょう。日本人という国民は。

 特にネットの普及以降、誰もが自由に必要な情報を手に入れることが可能になり、ごくフツーの一般庶民でも政治的に成熟してきたことは確かで、また、自分の意見を誰憚ることなくネット上に公開することで様々な意見の集約もでき、より一層、政治的成熟を促進する効果をもたらしています。一部には「愚衆政治」を懸念する意見も有りますが、ワタシは民主主義社会にとってはイイことだと信じます。

 何度でも言いますが、


政治は、生活の延長線上にある。


という事実をみんながもっと実感すれば、自分の生活意識や生活態度が政治を左右することを理解すれば、日本の政治は確実に変わります。

 あ、日本のハナシじゃなかったですね、韓国のハナシでした。

 ワタシの偏見かも知れませんが、どうも韓国は日本以上にアメリカへの依存度が高いように見えるワケです。そしてその依存の理由が、現在の韓国の指導層や財閥の、「南北統一」が実現した時に起こり得る、「失脚」に対する恐怖にあるようにも思えるワケです。

 ちなみに韓国の大統領って、失脚すると犯罪者として糾弾されるケースが多いですよね?まあ、当然本人にも責任があるのでしょうが、失脚したら「ハイ、それまmmmでmmmよmmm♪」じゃ、失脚しないように必死になるのは当然です。そ・こ・に、アメリカやCIA分室であるKCIAが漬け込む隙が生まれます。

 つまり、アメリカはKCIAを使い韓国を好きな様に操れるようになるワケで、現在の韓国は、朝鮮半島という大陸の喉に引っ掛かった魚の骨にも例えられるんじゃなイカ?・・・と。

 で、極端なハナシ先日、ソウルの日本大使館前に設置された少女像にしても、裏で煽ってんのはアメリカじゃないの?という穿った見方さえしてしまうワタシが居る次第です。像を勝手に設置することはできないワケでしょ?誰かが「GO!」を出したワケですよね?


<転載>

韓国の元慰安婦集会が1000回目、日本大使館前に少女像設置

 [ソウル 14日 ロイター] 旧日本軍の元従軍慰安婦の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」は14日、日本政府に謝罪や補償を求めて行われてきた「水曜集会」が1000回目を迎え、ソウルの日本大使館前に慰安婦問題を象徴する少女像を設置した。
「水曜集会」は1992年1月からスタート。最初の集会では234人の元慰安婦が参加したが、現在生存者は63人となっており、この日の集会にはそのうちの5人が参加した。

 集会に参加した86歳の元慰安婦は「1000回目を迎えたが、いい気分ではない」とし、1000回目までの進展は納得できるものではなく、悲しい思いでいっぱいだと話した。

</転載>


 ま、中国はとっくに韓国とアメリカがどういう関係にあるかは知っているワケで、中国としては韓国=アメリカくらいに思っているんじゃないですかね?つまりアメリカの命令で、アメリカの利益になるように極東アジアに火種をばら撒いているのが「韓国」という国だと。

 そこで中国は、今後どういう戦略を抱いているのか?先の記事に見られるように「反韓」=「反米」路線で行くのか?それともアメリカが言うところの「G2」に乗るのか?

 しかし「G2」ったって、アメリカの国力の衰退が明らかになった現在、中国に「G2」に乗る気があるのかも疑問です。

 アメリカは先の大戦中から中国国民党に肩入れし、中国を日本叩きの拠点にしたかったようですが、国民党無き後、共産党にも同じ路線を求めているのか?だとしたら「嫌韓」も、見かけだけの「マッチポンプ」かも知れないし・・・。

 とにかく、「あらゆる可能性を考慮した上で事に当たらなければならない。」というコトです。「機を見るに敏」は大いに結構ですが、「機」を見間違えたらエライ目に合いますから。

 ま、一番イイのは、腹を割って話し合うことなんですケドね。


日本人が気がつかないTPPの罠





人間ナメんなよ!


でわっ!