2012年12月16日日曜日

きょうは投票日

          
 みなさん、投票に行く気マンマンでしょうから、ワタシ如きがとやかく言うのは止めておきます。ただ、心置きなく投票してきてくださいとだけ申し上げます。

 海外組は既に投票は済んでいるので、あとは国内の投票結果にお任せするしかありません。

 そんなこんな?で、戦前の選挙スローガンをネットで発見したのでご紹介します。


【戦前に学ぼう選挙スローガン】

●投票の一瞬は国家の百年
  (昭和二)

●善政も悪政も一票から
  (昭和二)

●軽く選ぶと重い荷を負う
  (昭和三)

●嫁と議員は調べた上で
  (昭和五)

●政治は国民の色に染まる
  (昭和五)

●売るな魂捨てるな一票
  (昭和十一)

●世界が見ているこの選挙
  (昭和十七)


 そういえば、鉛筆使用による投票後の記名改竄を防止するために、「黒ボールペン」を使用しようという呼びかけに対して、投票用紙読み取り機が鉛筆に含まれる「鉛」に反応するために、鉛筆以外で書き込まれた票は「無効」になるという意見も。

 コレ、素人が考えても「オカシナ理屈」のように思えるワケですよ。投票用紙の「成分」を分析してどうするんですかね?各党の投票用紙の「成分」が同じだったら、機械ははどうやって得票数を判断すると言うんですかね?

 基本的には、「画像処理」で投票用紙の記名を読み込むワケでしょ?チガウの?

 ま、時節柄ですが、毎年膨大な量の「年賀はがき」を仕分けしなければならない、「郵便局」の機械と同じ事をしているワケで、少なくともワタシは、「郵便局」の郵便物仕分け機が「成分」を検出する「センサー」を使っている・・・なんて話は聞いたことがありません。

 高度な画像処理技術によって正確に、「子供が書いた字」でさえ認識して、郵便物を配達先別に分別しているワケですが、郵便物の分別数と今回の政党数と、どっちの数が多いのかを考えてみても、日本の画像処理技術の高さは明らかであり、したがって、


投票用紙の成分に反応する


・・・という理屈で、ボールペン使用を禁止?し鉛筆使用を促すのは、ワタシからすれば


ヘンな理屈


でしかなく、正直、「嘘」としか思えません。

 で、そうした「嘘」を流布する目的があるとしたら、やっぱり後でこっそり


投票用紙の記名改竄


・・・を、やる気マンマンだからじゃないのか?

 などどと、穿った見方もしてしまうワケですよ。なんせ「選挙」という、非常にデリケートな問題に関係しているワケですから、くれぐれも関係者の方々には、


李下に冠を正さず。

瓜田に履を納れず。


・・・の精神で、開票作業に臨んで頂きたいものです。はい。




人間ナメんなよ!


でわっ!