2006年5月7日日曜日

旅路の果て

つづき・・・

プノンペン市内に入り、先客の中国人2人がそれぞれ別な場所で降りてから、私がプサー・トマイに到着したのは午後5:30頃。BAVETを出たのが午後2:00頃だから約3時間の道程っス。プサー・トマイ南側の行きつけの金行で手持ちの丼をドルに両替(1USD=16,000丼)。

札束を確かめて、金行前でモト・ドップを拾いGFの下宿に向かう途中、ナ、ナント~!ひき逃げ(当て逃げ)目撃~!私が乗ったモト・ドップが53Stに入ってしばらく走ると、

「グワッシャン!」

という大きな音。何事か?とモト・ドップのおじさんの肩越しに前方を見ると、倒れたバイクとその傍らに「ヤッチマッタ・・・」という顔をした若造が運転する、金色の(趣味ワルっ!)セダンが。で、次の瞬間。何をトチ狂ったか、おい若造!車を前進させ、倒れたバイクを乗り越えてその場を逃げ去ろうとするじゃあ、あ~りませんかっ!市場が近く、人でごった返す路地からは

「アァ~」、「オォ~」

という罵声が車に浴びせられ、事故現場の近くで客待ちしていたモト・ドップのおじさんのひとりが、逃げようとする金色の(趣味ワルっ!)セダンの後部に果敢にも飛び蹴り1発かましたのですが、金色の(趣味ワルっ!)セダンはそのまま走り去ってしまったのでつた。

まあ、ヘタすると向こうは銃器を所持している可能性もあるワケで、深追いは禁物。「ズドン!」とやられたらかないません。

きっと何処かの成り上がり者のバカ息子だったのでしょう。事故に遭ったバイクを運転してた若者が大した怪我でなったのがせめてもの救いです。はい。

GFの下宿に到着すると玄関でGFと大家さん?らしき夫婦が出迎えてくれ、まずは「チュム・リャップ・スォー」とご挨拶。んで、GFのパスポート取得の件で大家さん?と少しお話。

大家さん?曰く、1週間コースで300ドル、2ヶ月コースで150ドルとの事。

「1ヶ月で200ドルってのは無いんスか?」と訊くと

「調べておく。」とのお返事(頼りにしてまっす!)。

大家さん?にお礼を言って別れ、モニボン通りのホテルにチェックイン(もちろん予約無しの飛び込み)。荷物(と言ってもバッグ1個だけ)を降ろし、GFと一緒に「つうちゃん」で夕食。とりあえず「つうちゃん」でトンカツ食べないと・・・。プノンペンまでの間、ずぅ~っと「トンカツ」のことばっかし考えてました。

・・・にしても、私の中では「つうちゃん」と双璧を成していたサイゴンの「みやび亭」が無くなってしまったのはイタイですなぁ~。はい。

夕食後ホテルに戻る途中に「BIG A」でお買い物。GFはお菓子や飲み物を買い込み、ついでに私はアイスクリームも♪

アイスクリームを舐めながらブラブラとホテルまで戻るまでの至福の時間。

あぁ、これがあるからプノンペン通いは止められないのだなぁ~・・・


・・・つづく