2006年5月24日水曜日

Gよ永遠に


「G」と言えば・・・

「GODZILLA」?・・・おしい。

「G13」?・・・イエイエ。

「GIANTS」?・・・ブー!


ロボスーツに小泉首相も驚き




政府の総合科学技術会議で、筑波大学の山海教授が開発した介護動作支援用ロボットスーツ「HAL」が披露され、スーツを身に着けた男性が女性を軽々と持ち上げる姿に、首相も驚嘆の声を上げた。(23日、首相官邸)

(時事通信社)22時03分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-04453613-jijp-pol.view-001



実は、先日のこの記事の写真見て

「サイボーグじいちゃんG」を思い出し、

さっそくGoogleで検索しちゃいました♪
まぁ、こんなマンガ(失敬)を覚えている物好きは

ズいないだろうとある程度予想はしてましたが、
それでもコアなファンはいるものですにゃ。
Wikipediaにも「サイボーグじいちゃんG」の項目があったのには

ビックリすると同時に、Wikipediaの懐の深さに感心。





CYBORGじいちゃんG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/CYBORG%E3%81%98%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93G


『CYBORGじいちゃんG』(サイボーグじいちゃんジー)は、小畑健(連載当時は土方茂名義)の漫画。1989年に週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載された。全31話。略称はGちゃん。

<後略>



ま、普通、「サイボーグ」と言えば「009」と来るんですが、
リアルタイムで読んだ「サイボーグじいちゃんG」のあまりのバカらしさに、
「サイボーグ」と言えば「Gちゃん」。と、不覚にもシッカリ刷り込まれてしまいました・・・

「サイボーグ」って先端技術、ナンか暗いですよね。
それってヤッパリ「サイボーグ009」の功罪だと思うわけで、
本来、素晴らしい未来の技術であるハズなのにこう暗くっちゃ、


「未来なんて真っ暗だ~!」


と、悲観的にもなろうもの。
そんな未来に対する閉塞感(私だけか?)に風穴を空けてくれたのが
「サイボーグじいちゃんG」だったわけですネ。
だから余計、忘れられないマンガのひとつになったのでしょう。



-以下引用-
サイボーグじいちゃんG 
作・土方茂(小畑健) ジャンプコミックス全4巻 21世紀再販版全2巻 
http://hell-z.hp.infoseek.co.jp/baka/g-chan.htm

ストーリー

 農業と発明を愛する老人、懐造時次郎。カラスから自分の畑を守る為にガトリング内蔵カカシやミサイルランチャーを配備したりする過激な老人だが、ある日、朝早いハズのその姿が見えない・・・家族が心配して駆けつけると・・・なんとサイボークになっていた!じいちゃんは世界でトップの農作業を営む為に自らを改造、農作業用サイボーグ『サイボーグじいちゃんG』となったのだ!時に悪党を打ちのめし、宿敵・社礼頭博士の野望をくじき、時にハチャメチャに暴れまわる、痛快極まりないギャグマンガだ!

 リアルタイムでジャンプで見た幼少時、胴体が折れ曲がりバルカンを繰り出すカカシや毎度の爆発オチには抱腹絶倒し、村上のバカマンガの原点的存在の一つである。この記事用に読み返したら、つい爆笑して読みふけってしまったよ。そんな訳でサイボーグじいちゃんGを紹介していこう。

 その最大の特徴はメカでありつつ老人であると言う点だ!趣味は農業と盆栽と発明。農業の為には重火器の使用も厭わない。むしろ積極的に使う。本体にもガトリング、ミサイル、火炎放射器等々を内蔵し怒るとスグぶっ放す。盆栽もサイバーパワーでデザインを計算。バランスを崩す枝は回転丸ノコを射出して整える。だが老人の為、サイボーグになってもリュウマチに苦しめられたり電磁サロンパスや血行がよくなる入浴剤入り風呂(帯電してる為常人には有害)に使ってパワーを回復したりと、無駄な特徴&弱点も完備。その他体内で漬物を漬けていたりとやりたい放題だ。

 そしてもう一つの趣味発明も大問題。人が怪我をするとすぐさまサイボーグ化したり、他人の頭をすぐ電子頭脳に挿げ替えたりと、銃夢の違法サイバネ屋もかくやの暴虐っぷり。また時折登場する乗り物も勝手に使いやすいよう改造するのでF-16戦闘機なみの戦闘力を誇りパワードスーツ化するトラクターや、垂直離着陸するリヤカー、レーシング仕様になりイモを自動射出する焼き芋屋台など、よそでは決して見られないような(当然)アヤシイ乗り物も多数登場するので見逃せない。
そして極めつけは爆発!
どんな展開だろうと悪の最後とギャグの締めは爆発オチ!ギャグマンガに爆発は欠かせない事をみっちり叩き込ませてくれる。
 美麗な絵柄と作者。この漫画はバカな内容に反し超絶美麗な絵柄である。むしろ、バカマンガは絵が上手ければ上手いほどそのギャップが笑いになる好例とも言えよう。特にジャンプ版一巻の表紙はGちゃんがサイバーボディに麦わら帽子+手ぬぐいで、畑から大根が何故か放電して浮いていると言う珍妙なシチュエーションが、超ハイスキルで描いてあるので必見!この表紙の為だけでも再販版でなく、旧版を探す価値はあると断言できる。

 やたら滅法上手く、るろうに剣心の作者が師匠とさえ崇めるこの作者。冒頭でネタバレしているが実は「ヒカルの碁」の作者・小畑健先生なのだ!あの小畑先生がバカマンガを…と今とのギャップだけでもまた笑いが起きる。再販版の際にはキャンペーンでヒカルとGちゃんが碁を打つ柄のTシャツがプレゼントであったのだ!
欲しかった…
と言う訳で長々解説してきたが、俺がくどくど言わずとも名作なのは動かしがたい事実である。
バカマンガBEST5を選べと言われたら確実にランクインするこの作品。好事家なら見ずには死ねまい。

ー引用終りー
まつたく同感。
で、「サイボーグ」ネタでもう一丁。
もぅ、「サイボーグ」の暗~い側面を極めたようなこの1本。




内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『ガメラ』シリーズで知られる樋口真嗣が特技監督を担当したオリジナル作品。第ニ次大戦末期、帝国陸軍が秘密兵器の人造人間・ジンラ號を開発。すべて抹消されたかと思われていたが、密かに眠り続けていた一体が現代で甦り人々を襲い始める。
ー引用終りー


この「ミカドロイド」に献体した青年て、有望な水泳選手だったんだよね。(確か・・・)
あぁ~・・・何て暗いんだっ!暗い!暗すぎるぅ~!