2010年9月10日金曜日

連帯改

「連山改」を覗いてみたら、非常に面白い記事がありました。

prophecy(預言)と prediction(予言)


と云う記事の一部を、勝手に引用させていただきます。


<引用>

君主とは天命を知る人

 古来、中国の世界観によると、全世界は「中国」に住む天子の領土であり、そして全人類はみな、この天子に服従する臣民であると考えられてきました。しかし、全土は広大で、天子の威令も中央から遠く離れれば離れるほど、及びにくくなります。

 そういった地域は、天子が現地の首長に官位を与え、間接統治をしていました。分かりやすくいえば、辺境の遠く離れた地域では、現地の権力者が天子に贈り物を貢ぎ、官位をもらい、天子の威光を借りて統治する、これを「冊封」といいます。いわゆる自治領ないし属国ということです。

 日本では、古代邪馬台国の女王卑弥呼が、魏に使いを送り、「親魏倭王」の称号をもらい、統治したのはよく知られています。その後、聖徳太子の時代から外交方針を変更し、対等な国交を要求し、日本は唯一中国の属国となる事を免れましたが、匈奴やモンゴルは軍事力が弱まると、冊封を行うほかありませんでした。さらにベトナム、朝鮮も属国とならざるを得ませんでした。

 この東アジア冊封体制が破綻したのは、アヘン戦争以降です。しかし、中国人の心の底には、いまだかつての冊封体制の記憶が残っており、中国の歴代王朝の中で最大の領土を支配した清朝の領土範囲が基準となっています。よって、冊封国であった朝鮮、琉球(沖縄)、ベトナム、タイ、ビルマ(ミャンマー)は、中国の縄張りなのです。

 こちらからすれば、言いがかりだと思うのですが、中国人は当たり前だという考えなのですから、話し合いなどでは解決しません。上の地図にもあるように、南沙諸島も中国は領有権を主張しています。そうすると、当然台湾は中国の一部だという意識ですし、沖縄も当然危うい立場に置かれます。今は、まだアメリカの軍事力によって、牽制していますが、近い将来、アメリカがアジアから、また沖縄から撤退すれば、状況は激変するでしょう。

出典:現代の中国人の領土意識 - 新しい世界へ ブログ

</引用>


で、出典先をみてみると・・・

新しい世界へ ブログ
現代の中国人の領土意識
yuri0818 (2010年9月 9日 14:18)


上記記事に引用された記事を目にするのですが、その記事自体も、
「貝と羊の中国人」という文献を参考に書かれているようです。

 で、この記事の内容の要点は、中国人の領土意識の基準となっているのは「清朝の領土範囲」との事なのですが、だとしたら元ネタになった「貝と羊の中国人」という文献もあまりたいした文献ではないように思われます。と、云うのも、手前味噌で恐縮ですが以前の記事
「法輪功」を読む」の中に書いたように、清朝は満州人の征服王朝でした。現在の中国国民が漢民族ではなく満州人だと云うのであれば、清王朝に対する愛慕の思いも理解しますが、中国建国の父は誰でしたっけ?清王朝打倒を掲げた孫文じゃないんですか?

 然るに、中国の領土意識が清王朝の領土範囲に基づくのだとしたら、これは矛盾であり、国父を否定・・・とまではいかなけても、十分ないがしろにする行為だとワタシには思えるのですか?どうなんですかね?そのあたり。中国政府は?


 中国国民というか漢民族は、モンゴル人による「元朝」、満州人による「清朝」と、他民族に支配された歴史があります。漢民族の王朝としての「明朝」を慕うのなら理解できますが、なぜ?清朝の領土範囲に漢民族が拘るのかイマイチ理解できません。

 領土が広かったからですか?しかし庶民にはそんな事はどうでもいい事です。自分の住んでいる場所が一番の関心事なハズです。となれば、広大な領土に拘っているのは中国の庶民ではなく、中国の指導部の者達であり、しかも彼らは満州人の傀儡なのかも知れません。さすれば、清朝の領土回復に固執する理由も見えてきます。

 つまり、かの記事に見られる様に、「中国人」が領土を欲していると云うような、庶民同士の感情を逆なでするような書き方は、ワタシは関心しませんねぇwww。現在アメリカで問題になっている
コーラン焼却騒動や、WTC跡地にモスクを建設する騒動だとか、国境・文化を越えた庶民同士の交流を阻害しようとする勢力が有るんじゃないかと、勘ぐりたくもなります。はい。

 ナンせ世界中の権力者は、
庶民と云う僕、奴隷を手放してなるものかと必死になり、アチコチで紛争や戦争を起こしたくてウズウズしてますから・・・。世界中の、平穏に暮らしたいと願う庶民にとっては、本当にイイ迷惑です。もうね?日本に限らず、世界中の指導者と呼ばれる人たちを総入れ替えしないとダメですかね?ワタシたちの現代の八百万精神を実現するのには・・・。


でわっ!