2013年7月1日月曜日

今日の笑い噺

  
アフリカの指導者は「国民に仕えよ」、オバマ米大統領が訴え
AFP 2013年07月01日 13:11

・・・オバマ米大統領が「国民が政府に仕えるのではなく、国民に仕える政府の存在があってこそ、進歩は可能である。歴史はそう示している」と述べると、集まった1000人以上の人々は長く盛大な歓声を上げた。・・・


 これってアメリカ政府のこと言ってるんでしょ?違うの?


The Load of Fly


 最近、アメリカ政府に対する風当たりが強いので必死に善人ぶっているようですが、かの国民監視およびスパイ活動にしても、NSAばかりが槍玉に挙げられていますが、英国のGCHQにしてもソートーなモノで、早い話がNSAとGCHQでお互いの国を盗聴しあって、


情報のバーター


・・・をやっているワケですよ。


【WIRED】「英情報機関、NSAと協力して光ケーブル網の通信傍受」
2013.6.24 MON

 NSAの個人情報収集活動を暴露したスノーデン氏が、今度は英情報機関のGCHQが光ケーブル網の通信を傍受していたことを暴露した。情報はNSAと共有し、NSAによるツール提供もあったという。

NSA
国家安全保障局(National Security Agency)



 エドワード・スノーデンが『ガーディアン』紙に新たに提供した資料によると、英国の情報収集機関である政府通信本部(GCHQ)は、「光ファイバーケーブル網から大量のデータを引き出して、最大30日分のデータを保存し、精査や分析ができるようにする能力」があるという。

GCHQ政府通信本部
(Government Communications Headquarters)



 ガーディアン紙はさらに、GCHQがこの情報を米国の国家安全保障局(NSA)と共有しているとも報じている。「テンポラ(Tempora)」として知られるこの作戦は、1年半前から実行されているという。

 ガーディアン紙は次のように書いている。「この文書は、2つの機関が互いに頼り合うようになったことを示唆しているようだ。英国は、国内および海外からのインターネットトラフィックを伝送する光ケーブルネットワークにアクセスでき、GCHQはテンポラの『バッファリング能力』を利用することで、大量の情報を収集・保存することが可能だった。(略)一方、NSAがGCHQに、データを精査して価値を見出すのに必要なツールを提供してきた」

 「これは米国だけの問題にとどまらない。英国もこの問題に大きく関わっている。(GCHQは)米国よりひどい」。スノーデン氏はガーディアン紙にこう語っている。・・・

・・・※ガーディアン紙の別記事によると、GCHQはロンドンで開かれた2009年4月のG20首脳会合と同年9月の財務大臣・中央銀行総裁会議において、出席者の電話先や電子メールを傍受していた。さらに代表団の電子メール情報を収集するため、秘密情報部(MI6)と共に特殊なプログラムを備えた偽のインターネットカフェを設置していたという。なお、米国には世界中の国際電話とインターネットのトラフィックの大半が集まっており、NSAはそれを利用して米国内外の通信を傍受してきた(日本語版記事)。


 でもって、こうした状況はEU全域に拡がっており、ドイツのメルケル首相はアメリカに抗議する?と息巻いているようですが、ワタシ的には・・・


なにをいまさら・・・。


・・・という、シラケ感で一杯です。


【WIRED】NSAのPRISMがスキャンダル? ヨーロッパはもっとひどい
2013.6.28 FRI

 アメリカのPRISMのスキャンダルは、それほどショッキングなものではないと主張する人もいる。アメリカとヨーロッパの状況を比較すればそのことはすぐにわかる。

・・・「EU指令に基づいてイタリアではプライヴァシー法が制定されましたが、これによるとあらゆる通信サーヴィス事業者は、犯罪の検証と抑制のために、データ通信では12カ月、通話では24カ月の通信データの保存を義務づけられています。これは、あらゆるコミュニケーションに関してで、アメリカの場合のように諜報活動によって調査対象となったものだけではありません。そしてこれだけではありません」と、メーレは続ける。

イタリアの刑事手続法では、この種の監視を予防的に行うことが可能です。それもデータ通信と会話の内容の両方ともで、警察署長か軍警察の県司令が共和国検事に対して要請を行うだけで可能となります。さらにこうしたことすべては、犯罪に関する厳密な情報を必要とせずに行われ、本来の司法盗聴のための法律が想定している法的規定からほど遠いものです。」・・・


 つまり、EU内では「ONE WORLD」化が着々と進んでおり、アメリカとEUとの共同作業による監視体制が築かれつつあるワケで、メルケル首相もオバマ大統領と同じく、


善人の仮面を付けているだけか?


・・・と。


「米国式秘密警察だ」欧州も波紋 国外も情報収集対象?実態分からず
2013.6.13 00:44

・・・18、19日にオバマ米大統領が訪問するドイツでは、メルケル首相が会談で情報収集の問題を取り上げる意向。政府報道官は、自国民のプライバシー侵害の懸念について明らかにすることは「政府の使命だ」と強調している。・・・


 アメリカ政府ばかりが叩かれていますが、EU各国政府も同じ穴の狢であり、いま何故?アメリカ政府がそうした非難を一身に引き受けているかといえば、EUのシリア内戦への介入に、支障が出ないようにするためです。

 EU各国の国民が、どれだけ政府による監視、盗聴を理解、容認しているのかは定かではありませんが、「テロ」との戦いを大義名分とした自国政府による情報監視体制が、


実は一般国民に向けられていた!


・・・と、明らかになれば、当然政府は糾弾されるでしょうし、政府が掲げる大義名分もその真意が問われるようになり、その流れとして、「シリアへの介入」に正当性はあるのか?・・・と国民が否定的意見を持つようになることも予想されます。そ・こ・で、ここはひとまず


アメリカさん、泥をかぶってね♪


・・・と、いうことになるワケで、シリアに介入したいアメリカとしても、


しょうがねえなあ・・・。


・・・と。

 つまり、どこまで行っても「シリア内戦」・・・というか、「シリア侵略」のためと言った方が、もうね?


ズバリ!的を射ている。


・・・と、言えるのではないでしょうか?

 そして、こうした諸々の事象の背後に在るのがEUの金融危機であり、この危機を乗り越えるために「シリア侵略」を成し遂げなければならない・・・というのがワタシの妄想なワケです。

 最後にひとつ、先日「ニコ動(官制ネットプロパガンダ)」で配信された各党の党首討論会ですが、昨年末の衆議院選挙時行われた際の配信に比べて、140万人から9万人と、大幅に動画の視聴者が減ったことが明らかになりました。


参院選:ニコ動党首討論会…ネット住民盛り上がらず
毎日新聞 2013年06月29日 00時10分(最終更新 06月29日 11時02分)

 安倍晋三首相(自民党総裁)と民主党の海江田万里代表ら与野党8党の党首が28日夜、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」主催の党首討論会に出席した。同サイト主催の討論会は衆院選直前の昨年11月29日以来2回目。今回の総視聴者数は約9万人にとどまり、政権交代が争点となった前回の約140万人を大幅に下回った。【笈田直樹、村尾哲】


激減ですなw。


 ま、ワタシも視聴しませんでしたが、民主、自民とたて続けに「選挙公約」を破られ、裏切られている身にすれば、


政治家は嘘しかつかない。


・・・と、思い込んでも当然であり、であれば、政治家の言葉に耳を傾けること自体が時間の無駄、バカバカしい・・・と、ワザワザ動画配信を視聴する気にもならず、上記の数字になったのも理解できます。


(byマッド・アマノ)

 つまり、ネット選挙云々が持て囃されようと、本質的な問題は


誠実な人間(政党)であるかどうか?


・・・という点にあり、その点で言えば、やはり地道に有権者との信頼関係を築くしかないのかも知れません。

 以上。本日はこれにて。





人間ナメんなよ!


でわっ!