2013年8月2日金曜日

RED? or BLUE?

  
 えwww、前回の推察・・・「阿比留文字」は、第2次の江南地方からの移民によって日本にもたらされた・・・に沿って話を進めると、紀元前200年頃に九州に着いた「徐福」も、同様に「阿比留文字」を理解したのか?・・・という疑問が沸いてきます。

 そもそも、「阿比留文字」が江南地方の文字であったとしたら、中国大陸にその痕跡が残っているハズなのですが、いまのところそうした発見のニュースは聞いたことがありません。

 では、まったくの絵空事に過ぎないのか?・・・というと、大陸に「阿比留文字」の痕跡が見当たらない可能性として、秦の始皇帝による「焚書」の際に、「阿比留文字」が抹殺されてしまった可能性も考えられます。


焚書坑儒


 始皇帝に始まる「焚書」は、秦王朝を滅ぼした漢王朝にも引き継がれ、「焚書」が一過性のものではなく、継続性を持った政策であることが伺え、約20年間に渡る「焚書政策」により、過去の書物は全て姿を消してしまったのかも知れません。




 これにより、「阿比留文字」が中国大陸から姿を消してしまったとも説明がつくのですが、そう考えると「徐福」が日本を目指した目的も、始皇帝の為に「不老不死の薬」を探し出すことよりも、方士=文化人であった「徐福」が、自分たちの文化を「焚書」から守るための逃避行であった・・・という見方もできます。そして「徐福」が守りたかった文化とは、即ち「阿比留文字」ではなかったのか?・・・と。

 つまり状況的には、第2次の江南地方からの移民に似た境遇であったと考えられるワケですが、前回の仮説に基づき、第2次移民が既に「阿比留文字」を日本に持ち込んでいたとするならば、「徐福」の日本での行動もラクだったことでしょう。

 全くコミニュケーション手段のない土地であったなら、伝えられる総勢約3000人の集団も、右往左往するだけでしょうが、「徐福」から遡ること約800年前に、同じ江南地方からの移民によって「阿比留文字」が日本にもたらされていたとすれば、「徐福」が持ち込んだ最新技術の数々を当時の日本に根付かせるのも、それ程困難ではなかったと想像できます。

 ま、以上はワタシの全くの想像に過ぎませんが、ただ、日本全国に残る「徐福」に因んだ伝承の数々の意味するものは、「徐福」の一行の行動範囲がそれだけの広がりを見せていたことであり、且つ、ほぼ日本全土に渡り「徐福」らを受け入れる下地・・・即ち、「阿比留文字」に対する素養があったとも考えられます。

 第二次移民が「阿比留文字」を日本(北九州)に持ち込んでから、「徐福」が佐賀に上陸するまでの800年の間に、「阿比留文字」が日本各地の小王国・・・豪族の長に知れ渡っていたからこそ、「徐福」の一行はその活動範囲を広げることが可能であった・・・と。

 もうね?ここまで想像を膨らませると、じゃwww日本史って何なのよ?学校で習った歴史は何だったの?・・・という話になるワケですが、ジッサイ、この上なく疑わしいワケでしょ?秦の始皇帝の「焚書政策」と並び、実は日本でも同じ事が行われているのですが、そのひとつが・・・


桓武天皇の焚書


・・・です。

 日本の「正史」とされている日本書紀ですら、八切止夫氏によれば720年に初版が編纂されて後、「桓武焚書」にはじまり、「清盛焚書」「時宗焚書」を経て、江戸時代になり「時宗焚書」を免れた原稿が、後水尾天皇の第八皇子・・・第111代後西天皇によって復元されたものだそうです。

 つまり、日本の歴史の本当のところは誰にも分からない・・・というか、正確な記録なんて残ってない!・・・というのが正解であり、現在文部科学省が流布している日本史は、明治維新以降の「国家神道」の教育を、いまだに継承しているだけに過ぎないのです。





 それが何を意味してるかというと、「権力者」の創り上げた「マトリックス」の中に、ワタシたちは閉じ込められたままだ・・・と、いうことです。





 歴史的に見ても、時の「権力者」による「歴史の書き換え」は頻繁に行われていることであり、そうした「歴史」を受け入れ、それに従って生きている限り、


権力者の掌の上で踊らされている


・・・という状態から脱することは出来ないワケですよ。

 もちろん、サイファーのようにそれが「幻覚」であることを知りながら、「幻覚」の中の居心地の良さに身を委ねてしまう場合もあるワケで、これは以前に触れた「戦争責任者の問題」にも関係することで、


現実に対する責任逃れ


・・・の心理に他なりません。

 かといって、「ツライ現実」に対して「勇気を出して立ち向かえ!」・・・などとは、「ツライ現実」を知っているからこそ、気安くは言えませんし、出来ることならワタシも逃げ出したいくらいです。


今の自民党政権が悪夢であって欲しい!


・・・と。

 しかし、体に嘘はつけないワケで、腹は減るし、疲れるし、眠くなるし・・・。亀井静香氏の言葉でしたか?「政治に無関心でいられても、無関係ではいられない。」というアレ・・・けだし名言ですなw。





 政治如何によって、ワタシたちの生活環境は大きく変化します。もう少し別な言葉で言うと、「生存環境」が大きく変化するワケですよ。そうした環境変化は必ず肉体にも影響を及ぼし、政治が悪い方向に進めば、例えば自殺者が増えたりだとか、例えば過労死する人が増えたりだとか、例えば餓死者が日常茶飯事になるとか、政治を身を以って知ることになるワケです。

 ですから逆に、「政治と無関係ではいられないのだから、政治に無関心ではいられない」・・・と、発想転換するのが、「マトリックス」から解き放たれる「鍵」なのではないか?・・・と。

 で、ワタシが性懲りもなく歴史をアレコレ詮索するのも、「権力者側の歴史」ではなく、「民衆側の歴史」を手に入れることが、権力者が創り上げた「マトリックス」からの解放・・・即ち、


人間回帰


・・・への重要なプロセスであると信じているからであり、それが「新しい世界」を迎えるための「ヴィジョン」でもあるからです。


2011年7月30日土曜日
ワタシたちの歴史






人間ナメんなよ!


でわっ!