2010年12月29日水曜日

今年一年を振り返り

 思うことは、大自然(地球の営み)の力の前に人間とは・・・

何と脆弱な存在なのか。

という事実でありますなあwww。


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火山噴火:ぐったり 空港寝泊まり150人
2010年4月19日 11時50分 更新:4月19日 13時13分

 「いつになったら飛べるのか」--。アイスランドの火山噴火の影響で欧州に飛ぶ日本発着便も航路が断たれて、19日で5日目を迎えた。空港で足止めされベンチなどで寝泊まりしながら運航再開を待つ外国人が徐々に増え、同日、成田国際空港で約100人、関西国際空港でも40~50人が朝を迎えた。成田だけでもこの日、出発、到着合わせて運航を取りやめたのは44便。旅行者の疲れといら立ちが目立つ。

 午前5時、成田国際空港第1ターミナルの出国ロビー。一斉に照明が点灯し、ベンチや床に横になった旅行客が眠そうに目をこすりながら起きあがる。さっそく、帰国便を確保しようとパソコンや携帯電話を使って必死に情報を求める人も。チェックインカウンターには、まだ係員が来るまで1時間以上あるというのに、運航状況を問い合わせようとする乗客の長い列ができた。

 気象条件による欠航では原則として航空会社は宿泊提供義務を負わない。乗客の中には周辺のホテルに自費で宿泊している人もいるが、格安旅行の旅行客には想定外の出費になる。

 フランスから1週間の予定で京都や広島を観光に訪れた電子部品販売会社員、ボリス・ソロミックさん(24)は搭乗予定だったエールフランスのパリ行きが飛ばず、17日からロビーに滞在。「アジア、中東経由での帰国も考えたが、運賃が高すぎる。予約できたのは30日のフライト。安く宿泊できる方法がないかフランス大使館に相談してみる」と途方に暮れた様子。「非常にストレスを感じる。ヨーロッパの空港で簡易ベッドや軽食が用意されたというニュースも目にした。対応が全然違う」と不満を訴えた。

 2週間の休暇を日本で過ごし、リヒテンシュタインへ帰国するためにルフトハンザドイツ航空のミュンヘン行きの搭乗を待つ高校教諭のピーター・ブッシェルさん(44)は、19日が新学期の初日だった。「メールで勤務先に状況を伝えた。航空会社に聞いても『再開のめどは分からない』と繰り返すだけ。日本の桜は素晴らしかったのに、最後にトラブルに巻き込まれて参った」と疲れた表情。「ニュースを見たり、航空会社のサイトを見るためにインターネットを使いたいのだが、空港のパソコンは料金が高いので困る」と話した。【山田泰正、酒井雅浩】

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 この地球の支配者様のように振る舞い、CO2の取引だの、レアアースの取引だの、勝手な事を言ってますが、自分で作ったものですか?石油にしろ、その他の資源にしろ、全部地球から無償(タダ)で貰っている物じゃないですか。ええ?

 つまり、地球に生かされているに過ぎないんでしょ?人間にしても、その他の動物や生命全般にしても。


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『絶滅』クニマス発見 70年ぶり

 かつて秋田県の田沢湖にのみ生息し、環境省のレッドリストで「絶滅」種に指定された日本固有の淡水魚「クニマス」が山梨県の西湖で約七十年ぶりに確認されたことが十五日、京都大の中坊徹次教授(魚類学)らの調査で分かった。絶滅種の魚の発見は初。同省は指定見直しを検討する。

 中坊教授は「田沢湖で絶滅する五年ほど前に、放流のためにクニマスの卵が西湖などに運ばれた記録がある。この時の卵を元に繁殖を繰り返したのでは」と話している。

 クニマスは体長約三〇センチ。一九四〇年ごろ田沢湖に強酸性の水が入り、死滅したとされていた。

 中坊教授が二月、東京海洋大客員准教授「さかなクン」にクニマスの絵を描いてほしいと依頼。さかなクンが特徴の似た西湖の「ヒメマス」を取り寄せたところ、クニマスと似た黒っぽい色のものが交じっていた。

 中坊教授が独自に取り寄せた魚と合わせ計九匹を分析。えらなどの構造がクニマスと一致し、遺伝子解析で交雑種でないことも分かった。

東京新聞WEB

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 人間以外の生物は、在るものを在るがままに受け取り、自分から自然に手を加えるようなことはしません。何故か人間だけが知能が発達し、自然や、自然現象を利用する事を思いつきました。それも、利用するだけならまだしも、自然破壊すら伴う乱暴な方法で自分勝手に利用しようとするのだから、人間以外の生物にとってはイイ迷惑です。・・・はい。


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もんじゅ:非常用発電機1台故障

 日本原子力研究開発機構は28日、原子炉停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、非常用ディーゼル発電機1台が故障したと発表した。環境への影響はないとしている。

 この発電機は事故で停電した際に原発へ電力を供給する安全上重要な設備で、3台ある。原子力機構によると、この日午前10時半ごろ、試運転を始めたところ、約20分後に異音がした。12本あるシリンダーの筒1本に多数のひびが入り、排ガスが漏れた。【酒造唯】

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 何故そうまでして、自然から多くのものを奪おうとするのか(タダで)?石油を例に挙げるならば、現在の文明的な社会生活?を維持するために、石油を汲み上げ尽くしてしまった後、次の世代はどうなるのですか?

 このことは全ての資源において同じことが言えます。お金だって、紙、プラスチック(ポリマー)、金属、インクが「原料」となっています。お金、通貨の発行量が増えるという事は、それだけ資源を消費しているのです。資源が無くなれば、お金・通貨すら作れなくなります。極論ですが、基本はそういう事です。


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停電:やっと復旧 大雪、3日間で計1万3904戸 /福島

 大雪で会津を中心に続いていた停電は28日午後3時20分、最後の柳津町で復旧。25日の最初の停電から3日で県内全域に電気が戻った。

 東北電力福島支店によると、県内では雪の重みで電柱約20本が傾くなどして電線約100本が切れたり絡まったりし、4市8町3村の計1万3904戸で停電した。柳津、三島、金山、昭和の4町村239戸は停電のまま28日朝を迎えた。同支店は「雪で作業員が現場になかなか入れず、復旧に時間がかかった」と話した。

 昭和村野尻の主婦(67)は「石油ストーブで暖をとったが、電気がついてありがたい」と話した。柳津町四ツ谷の農業女性(76)は「炊飯器が使えず、ご飯が炊けなかった。電気の暖房器具もつかず、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりにした」と話した。

 ◇農業用施設倒壊で被害9062万円

 一方、県は、会津を中心に13市町村でパイプハウスなどの農業用施設383棟が倒壊し、約9062万円の被害があったと発表した。最大の会津若松市では130棟が壊れた。【金寿英】

毎日新聞

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 さらには、
地球は大きな循環システムで成り立っており、中国の黄砂が日本まで飛来するように、遠く離れた国の環境問題が、多くの国に影響を及ぼします。春先のアイスランドの火山噴火の影響のように、それは長期にわたって世界中の気候に影響を及ぼす事でしょう。勿論、人為的な環境破壊の影響も例外ではありません。メキシコ湾での原油流出による環境破壊。および海流の変化による気象変動。


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NYで大雪による混乱続く 乗客、機内で缶詰も

 【ニューヨーク共同】米東部を先週末襲った大雪の影響で、ニューヨークのケネディ国際空港では再開後の28日も、複数の旅客機が乗客を乗せたまま滑走路上で長時間、留め置かれるなど、混乱が続いた。航空便の欠航も多発した。

 AP通信などによると、27日深夜から28日未明にかけて同空港に着陸したキャセイ航空の2便とブリティッシュ・エアウェイズの1便が、滑走路上で7~11時間、乗客を降ろせないままの状態が続いた。

 空港管理会社の報道官は、航空会社が乗客を降ろすゲートが利用できるかを確認せずに、旅客機を空港に向かわせたのが原因だと指摘した。夜中で税関職員などの数が不足していた可能性を指摘する声もある。

47NEWS

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 つまり、何処かの誰かが「お金儲け」の為に自然を破壊した結果、その被害を被るのは膨大な数の一般庶民に他ならないという事です。では、その「何処かの誰か」は、なぜそれを知りながら「お金儲け」が止められないのか?そこに現在の金融システム・・・資本主義の、
経済は成長しなければならない!

という自縄自縛の構図が見て取れます。そして世界がこの自縛の中にある限り、

赤信号、みんなで渡れば怖くない。

にはならず、

赤信号、みんなで渡って死んじゃった。

になるでしょう。人間が運転する車は止まってくれるでしょうが、自然が運転するこの地球は、人間なんて関係なく続いて行くのですから・・・



それではみなさん、良いお年を。


でわっ!