2011年3月17日木曜日

高萩の白い砂浜

被災地の衛星写真 - 東日本大震災

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 ベトナムに来る前、仕事で北茨城の「高萩」という場所を訪れたことがあるんですけど、思い出すのは白い砂浜と紺碧の海ですなあ。湘南や外房よりも砂浜がキレイだったので感動しました。海岸通沿いに個人住宅を改装?した小さなレストラン(確か名前はポパイ?)があり、そこで昼食を摂った後レストランの目の前にある砂浜に下り、まだ寒い時期だったのですが潮風を満喫したのを鮮明に思い出します。

 確か高萩には小さいながらも温泉があり、仕事抜きで温泉にでも入りに来たいと思ったのですが、一度東京に戻ってしまうとなかなか出直す気になれず今日に至ってしまったワケですが、あの・・・高萩も津波に流されてしまったんですね?お昼を食べたあのレストランも?・・・そう考えるとやり切れませんな・・・。正直、全く知らない土地の名前がニュースで流れてもリアリティーが沸かないのですが、一度でも訪ねたことのある土地だと、その想い出は自分の一部となっているワケですから、災害のニュース報道にしても思い入れが変わって来ます。

 もちろん高萩に限らず、地続きの沿岸の皆さんも大変な目に合われた事とお察しします。今、ここ(ベトナム)に居る自分が歯がゆく、無力であることを痛感します。せめて被害に遭われた方々に、一刻も早く救援の手が差し伸べられんことを祈るのみです。


 現在原子力発電所の事故が最優先課題になっているのは十分理解できるのですが、それによって被災した方々の救済がおざなりにされる事態は避けねばなりません。自衛隊が原発の対応で手一杯なのは、被害が首都圏にも及ぶと言う事態を憂慮してのこと。

 してみれば、都市部と地方の差別、格差が浮き彫りにされているようにも思えるのは、ワタシだけですかね?未曾有の国難だと言うのであれば尚の事、都市部の人間も地方の人間も、一丸となって災害復興に力を合わせねばと思う次第です。はい。今ここで力を合わせないで、何時それができると言うんですか?


でわっ!