2011年2月5日土曜日

大相撲春場所 中止反対!

 ちょっと待ったmmm!勝手に休んじゃだめでしょ?「相撲」は神に捧げる「儀式」なの。「神事」なの。「相撲協会」はそこんとこ解ってんの?

人間の勝手な都合

「神事」を放棄するなんて、今まで「相撲」を守ってきた先代に申し開きが出来るワケ?理事長?


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大相撲春場所中止へ、八百長解明間に合わず

 八百長問題に揺れる日本相撲協会は4日、大相撲春場所(3月13日初日・大阪府立体育会館)を中止する方針を固めた。

 相撲協会の幹部は「一般の方々との信頼性の問題。協会執行部も腹を決めている」と開催不可能を強調した。この問題の解明を進めている特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)も調査には時間がかかるとし、放駒理事長(元大関魁傑)は「ファンの皆様に理解してもらえない状態で(場所を開催して)いいのか、考えなければいけない」と語った。

 6日の臨時理事会で開催中止を正式に決める。6日に予定されていた入場券の前売りはこの日、延期された。

 本場所が中止となれば国技館改修の遅延で、夏場所を開催できなかった1946年以来、65年ぶり。相撲協会は、昨年の野球賭博問題では名古屋場所開催にこぎつけたが、理事長は4日、改めて「(八百長は)野球賭博より重い問題ととらえている」と語った。

 特別調査委は、5日夜までに八百長に関与した疑いが持たれている力士ら14人について、1度目の事情聴取を終えるが、全容解明に向けて、力士らから資料の提出が必要と判断。使用している携帯電話の任意提出を求めた上で、通話やメールを解析し、預金通帳の提出なども要求することになった。

 このため、6日の理事会では力士らの処分には至らない見通し。これに伴い、当初、調査委は7日から2週間の予定で幕内、十両の全関取の調査を終える予定だったが、難しい情勢となった。このため、所管の文部科学省などから求められている全容解明や関係者の処分は、春場所開催に間に合わず、相撲協会は場所中止を決断せざるをえなくなった。

 親方の一人は「昨年の不祥事とは次元が違う。我々は甘んじて罰を受けなければならない。(5月の)夏場所を中止しても問題を解明するべきだ」と語り、徹底した究明を求めた。春場所担当部長の北の湖理事(元横綱)は4日、「お客さんの信用が大事。調査の進展を見て(開催か否かは)理事会で、きちんと決議すべきだ」と語った。

(2011年2月5日06時00分 読売新聞)

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 昨今、異常気象が取り沙汰されたり、現在もね?火山が噴火してるじゃないの。「四股」はいったい何の為に踏むのか、「力士」の皆さんなら当然ご存知でしょ?


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避難計画支援 チームを派遣へ
2月4日 12時11分

噴火が続く新燃岳の周辺で、噴火や土砂災害などに備えた自治体の避難計画作りを支援するため、政府は、5つの省庁の合同チームを発足させ、週明けにも現地に派遣することになりました。

新燃岳周辺の鹿児島県と宮崎県の市や町は、火山災害に備えるハザードマップを作成していますが、大規模な噴火や土砂災害などを想定した住民の避難計画は、まだ作られていません。このため、政府は、内閣府や国土交通省など関係する5つの省庁の担当者による合同チームを発足させ、週明けにも現地に派遣することを決めました。合同チームは、各自治体の担当者と共同で土石流や火砕流などの具体的な被害想定を検討したうえで、想定ごとに避難の対象となる地域や避難場所などを選定するなど、計画の策定作業を支援することにしています。松本防災担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「現地を視察した際、周辺の自治体は火山に対する専門的な知見が少ないと話していた。今後、どのような避難態勢が必要か、関係省庁が連携して取り組んでいきたい」と述べました。

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 こんなご時世だからこそ、しっかりとやるべきことはやる。人間のすることなんて、神様から見たら「小さい小さい」。八百長がどうしたこうしたなんて、いちいち神様は気にしないと思いますがね。ワタシは。

 大切なのは「畏敬の念」を持つことだと思うのですよ。「八百長しました。ごめんなさい。だから春場所はやりません。」・・・は、あくまでも人間の理屈。その人間の理屈を神様に押し付けること。之すなわち「不敬」。

 責任を取るというのなら、きっちり「春場所」を開催し、その後で、「髷を切る」なり、「腹を切る」なり、人間界のケジメをつければいいでしょ?「土俵」は女人禁制の「神聖な場所」でしたよね?では問いますが、なぜ「神聖」なのですか?そこに神様が降臨するからではないのですか?「神聖」な場所とは、そういった場所を指します。

 「土俵」がそこに在るという事は、「相撲」を観戦することで、観客も「神様」と触れ合うことが出来るということではないでしょうか?然るに「春場所」を中止するなどということは、観客である庶民から「神様」を遠ざけてしまうのと同じ事なのに、どうして「相撲協会」ともあろう組織が気づかないんですかね?本当に「相撲」を理解してます?日本人であれば、「基本」として押さえておいて欲しいものです。

 だから言います、「春場所」を中止するということは、五穀豊穣、民族融和を司る日本の神々に対しての重大な冒涜であり、「大相撲」を純粋に楽しみにしている全国のファンのためにも、必ず開催すべきだと。

 何も相撲が好きなのは、両国界隈の人間だけじゃありません。両国界隈の人間がどう非難しようが、全国津々浦々に相撲を愛する人たちが居ることを忘れてもらっては困ります。それに「相撲」は本来、ファンのためにするものではありませんし。


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「全て明かして」「変わらなきゃ」=相次ぐ不祥事、厳しい声-国技館周辺

 大相撲の八百長疑惑が発覚した2日、東京都墨田区の国技館周辺では、相次ぐ不祥事に相撲ファンから「全て明かして」「変わらなきゃ」と厳しい声が上がる一方、地元商店主は身近な力士を思ってか「複雑な思い」と困惑の表情を浮かべた。

 国技館には同日午後、理事会に呼ばれた着物姿の力士が相次いで出入り。多くが口を閉ざし厳しい表情で、取り囲んだ報道陣をかき分けるように進んだ。

 「民間ならつぶれている」。同館前で相撲ファンの仲間と新聞を読んでいた江戸川区の無職男性(63)は憤慨した様子。野球賭博に続く疑惑に「(日本相撲協会は)何もかも変わらなきゃ駄目」「親方も相撲教習所に入り直せば」と厳しく指摘した。

 不安で国技館まで来た江東区の日高良洋さん(67)は「一生懸命やっている力士も同じように見られる」と同情的。「『心技体』の心や道徳を周りがきちんと教えるべきだ」と話した。 

 館内の相撲博物館を訪れた千葉市の主婦(70)は、疑惑について「やっぱり」と一言。以前からうわさがあったとして、「本当のことを明かし、きれいになって」と語った。

 一方、周辺の商店主らは、知り合いの力士らを思ってか、「頑張ってほしい」「本当に複雑の一言」と言葉少なだった。(2011/02/02-19:07)

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 くどいようですが、相撲は神事です。故に「神事」を執り行う当事者以外が「神事」に介入するということは、「神事」の冒涜、それは日本の八百万の神々に対する冒涜です。「神事」と「八百長」は、別次元の話であり、人間の勝手な理屈で自らの神々を冒涜して、何の良い事、得が在るでしょうか?

 何度でも言います。

春場所は必ず開催しなければならない。

それが、「力士」という道を選んだ者の「宿命」なのです。それだけ実は、日本人のアイデンティティーを担う大切な役目を授かっているのです。「力士」のみなさんは。「四股」で火山噴火を沈めるくらいの気概を持って欲しいものです。

 現在ベトナム、中国、韓国、他、アジア諸国には旧正月の国が多いのですが、彼らは頑なに彼らのアイデンティティー「大陰暦」を守り続けていますし、この先も日本のように、「太陽暦」に正月を切り変えることは無いでしょう。その点で、日本はアイデンティティーで負けてしまったワケです。欧米に。

 しかしながら、日本はまだ自らのアイデンティティーを、完全には失ってはいません。そのひとつが「相撲」でもあるワケです。はい。 


でわっ!