2011年2月23日水曜日

背筋がゾッとした!

 「私の闇の奥」というカナダ在住の邦人の方のブログがありまして、その見識の深さにワタシなんぞは只ただ敬服する次第なのですが、人生経験が豊富で、尚且つ博識であられるからか、世俗を離れた超然とした風格を持ち、時事問題に関わるよりも、学問の深遠を探求する方の様にお見受けしていました。

 で、時々ブログを拝見しては自分自身の「器の小ささ」を痛感し、勝手ながら「心の師」と仰いでいたのですが、その藤永先生の最新記事で「エジプト革命」について触れていまして、多少驚いた次第です。はい。


 
So This Is America

<抜粋>

 ところがまことに皮肉で滑稽な事件が講演の現場で起りました。クリントン長官が会場に入ってくると聴衆は立ち上がって拍手で彼女を迎え、着席したのですが、一人の老人男性が背中を講壇に向けて立った姿勢のままで着席しませんでした。講演はそのまま始まったのですが、老人は無言のままで立った姿勢を変えませんでした。しかしクリントンがにんまりと気持ちの悪い微笑を浮かべて「世界中の何百万人かがエジプトの人々に味方するメッセージを送った時、政権は崩壊したのです」と言ったすぐ後に、私服と制服の二名の警官が老人を捕えて手錠をかけ、力づくで会場から引きずり出しました。
“So this is America, this is America, who are you!”
場外に引き出されながら、老人が発する叫びがはっきりとCNN ニュースのYouTube に録音されています。

</抜粋>

Hillary Clinton interrupted by protester 15.02.2011



 
 この、元CIAのご老人が警備員によって外に連れ出されようとするその瞬間、ヒラリー・クリントン長官は勝ち誇ったように薄笑いを・・・本当に・・・嫌mmmな笑みを浮かべるのです。これこそ!「サタン」の微笑み!

 そこに人間的な、血の通った感情は見出せません。まるで、「不潔な下等動物を始末してやった。」と言わんばかりの満足げな微笑みに、生理的嫌悪感を覚えずにはいられませんし、斯様な人間?が世界の指導者としてドヤ顔で大手を振り、また、日本の前原外相が彼女と懇意であることを考えると、前原外相も「同類」の人間なのだろうと思わざるを得ません。

 本当にゾッとする「嫌な薄笑い」です。

 してみると、このような人間が褒め称える「エジプト革命」の実態とはイッタイどういうものなのか、みなさんも薄々お気付きになっているのではないでしょうか?今は多くを語れませんが・・・。


でわっ!