2012年2月17日金曜日

おおっ!ランチオキトリウム!


 昨年の「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 メタンハイドレート以外にも石油代替資源を。エネルギー代替資源を。と、ワタシは考えているワケですが、日本新党の田中康夫代表がイチオシの、「オーランチオキトリウム」の存在をすっかり忘れていましたわ。


日本が産油国になる日




 産業基礎資材=「ナフサ」の代用となれるかが重要な課題になるのですが、オーランチオキトリウムがその候補としては最右翼?になるワケですね。天然ガスを液化するのと、どちらにより利便性があるのか?どちらにしても、エネルギーと同様に、何もひとつに拘ることはないでしょう。


 日本の年間石油消費量に見合うだけの「原油?」を収穫するには、2万ヘクタールのオーランチオキトリウムの栽培面積が必要だそうですが、東京ドーム(4.7ヘクタール)を例にとれば、4255基分になります。もし、47都道府県にそれを均等に割り当てて建設したとすると、一地方自治体当たり90基建設することになります。


 で、例えばオーランチオキトリウムから生成される油を、化学用原料、鉱工業用のみに割り当てるとすると、19.5%+13.5%=33%となり、90基の3分の1、30基の東京ドームを各都道府県に建設し、その内部でオーランチオキトリウムを栽培する勘定になりますが、この程度であれば都市部は無理にしても、土地に余裕の有る地方自治体が多めに受け入れることで、可能な数にも思えます。

 何より、「ドーム」を日本全国に分散して建設することで地方公共事業が生まれ、各地方は独自の資源を手に入れることになり、それに付随して石油化学産業も日本中に分散されるでしょう。また、現在は「温暖化」ではなく、「寒冷化」に向かっているという説もありますが、ま、それはそれとして、異常気象に備え、安定的にオーランチオキトリウムから油を採るには、屋内(ドーム)での栽培がベストだろうと思う次第です。はい。

 一番石油の使用量の多いガソリン用ですが、ま、電気自動車にしてもイイし、ワタシがイチオシのHHOガスでもイイし、メタンハイドレートから抽出した天然ガスでもイイし、MAZDAが推進している水素燃料でもイイと思うんですよ。何もひとつに決めず、様々な方式を共存させ、より多くの新規産業が生まれるチャンスを用意する。・・・と。


水素自動車 水素でGO 大阪→北九州
20090729




 ま、ワタシは電気自動車は好きになれそうに無いので、MAZDAの水素自動車とか、天然ガス燃料車とか、内燃機関(エンジン)を搭載した車で、「ドライバーズハイ」を味わいたいですなあ。あ、HONDAでHHOガス対応エンジンを出すようであったら、ワタシ的にはそれが一番望ましいのですが、先ずは「カブ」のエンジンあたりから手始めにお願いします。

 後は発電分野における石油消費ですが、これも自家発電が普及すれば劇的に輸入量は減るでしょうし、0(ゼロ)にすることも可能でしょうが、ま、そうなると、石油以外に産業の無い国が干上がってしまうので、有る程度は輸入し続けるのがお付き合いというものでしょう。

 こんなところがワタシの拙いヴィジョンですが、大切なのは拙かろうがナンだろうが、


ヴィジョンを持て!

 
というコトです。はい。


人間ナメんなよ!


でわっ!