2013年11月1日金曜日

直訴ねぇ・・・。

  
 山本太郎議員の行動が波紋を広げていますが、ワタシも驚きました。謂わば、


コロンブスの卵


・・・のような発想であり、その行動の是非はさて措き、ひとつだけ確かなことは、山本議員が「過去のしきたり」だとかいう、


無言の圧力


・・・からは解放された、「新しいタイプの政治家」だということです。

 逆に言えば、山本議員の行動を「不敬」であると非難したり、「直訴」であると持ち上げたりするのは、頭の中が


皇国史観


・・・から抜け出せない・・・つまり、「明治憲法」のままなのではないか?と。

 現行憲法では、天皇は「国民統合の象徴」であり、政治的影響力は持っていません。したがって、過去、天皇に「直訴」をした経緯とは状況が異なります。だから山本議員の行動が「直訴」という意味合いを持っていたのなら、全くムダなことをしたと言えます。

 そうではなく、「自分の気持ちを伝える」という目的で手紙をしたためたのであれば、面と向かっては上手く伝えられない気持ちを「ラブレター」に託すようなもので、何ら咎められる筋合いのものではないワケです。ワタシもそうした「口下手」の手合いの一人なので、ま、こうしてブログなんぞで発散しているワケです。はい。

 ましてや天皇皇后両陛下は、何度も震災や、原発事故で被災した避難民の方々を見舞っておられ、山本議員にしてみれば、


同じ想いを抱いている


・・・と考えていたとしても、不思議ではありません。

 そうした共感が募り、「手紙をお渡しする」という行為に繋がったのであれば、そこに、「政治的意図が云々」・・・と、横槍を入れる方が「無粋」というものです。

 つまり言いたいのは、ワタシも含めてですが、山本議員が天皇陛下に手紙をお渡しになったことよりも、その行為をワタシたちがどう受け止めるか?・・・というリトマス試験紙にかけられているように思えるワケです。

 ここで、「不敬だ!不敬だ!」・・・と、大騒ぎするする人たちの頭の中は、「大日本帝国憲法」


天皇は国家元首である。


・・・という考え方のままなのでしょうし、「直訴だ!直訴だ!」・・・と、大騒ぎする人たちも、また同様です。

 山本議員が天皇陛下に手紙をお渡しになったところで、陛下がそれに対してアクションを起こせるワケではありません。それが国民主権を謳う


日本国憲法


・・・なのです。そして、先日引用した宮内庁の記事で皇后陛下が、暗に現行の日本国憲法を尊重することを伺わせている内容を鑑みれば、「不敬だ!」と騒ぐのも、「直訴だ!」と騒ぐのも、天皇皇后両陛下にしてみれば、


全く的外れ


・・・な議論であり、大騒ぎしているのは周りだけ・・・と、いうことになります。

 自民党などは「憲法改正案」にて、「天皇を国家元首にする」・・・としているくらいですから、ま、大騒ぎするのも当然ですが、「護憲派」を自称する論客までもが、「直訴だ!」・・・と、舞い上がっているような状況が、天皇皇后両陛下の御心に適うのかどうか?・・・もう一度よく整理して考えてみる必要があるのではないでしょうか?

 そういうワケでワタシは、「一議員」が自分の想いを伝えるために、天皇陛下に手紙をお渡ししただけのこと。・・・だと、これ以上言及するつもりはありません。いたって「私的」なことに過ぎませんから。

 ただ、この行為によって山本議員の進退が問われるような事態は、それ即ち、国会は「大日本帝国」の亡霊に取り憑かれたままだ・・・というひとつの目安?証明?になることでしょう。

 もちろん国会内だけに限らず、マスメディアにしても、ニュースを受け取る日本国民全てにしても、同じことが言えるワケで、そのことを自覚することが


個人革命


・・・の、実践のひとつであると言えます。はい。


 話はガラッと変わりますが、山本議員の名前、「太郎」の始まりって、嵯峨天皇が第一皇子の幼名につけたのが歴史上の最初だそうです。また、嵯峨天皇の代には大所帯となった皇族を臣籍降下にてスリム化し、そうした賜姓皇族が源氏二十一流のひとつ、嵯峨源氏となります。


太郎 - Wikipedia


 他には一郎という名前が、「長男」の名前として昔はよく用いられましたが、「太郎」という名前には別格の意味があります。それは


武家の棟梁


・・・を意味する名前であり、源氏の始祖、八幡太郎義家が日本中の太郎の「ルーツ」と言えます。


源義家 - Wikipedia


 源義家は清和源氏の一派である河内源氏の出自であり、清和源氏とは清和天皇の皇子、親族が臣籍降下した氏族であることから、源氏とは、元々は皇族の武士団であるワケです。


清和源氏 - Wikipedia


河内源氏 - Wikipedia


 で、山本議員の出自が兵庫県であることを鑑みれば、山本家は河内源氏の末裔であり、それ故に山本議員が、「太郎」という今では流行らない「武家の棟梁」の名前を命名された経緯が、何となく推し量られます。


山本太郎 - Wikipedia


家紋World - 山本(山元)氏


 してみると、今上天皇が百済王室との血縁を述べられた、「桓武天皇(第50代)」より後の時代の、「清和天皇(第56代)」の代に臣籍降下した清和源氏、河内源氏の方が、皇室とは血の繋がりが濃いとも言え、河内源氏の血を引くであろう山本議員が今上天皇に手紙をお渡ししたことで、


「不敬だ!不敬だ!」


・・・と、大騒ぎするのも、あまりに日本の歴史を知らないということを自ら露呈しているだけのように見え、ワタシからすれば、「遠い親戚同士」が手紙のやり取りをしたくらいで大騒ぎする人たちって


どwなのよ?


・・・と、思えてしまうワケです。

 つまりワタシが言いたいのは、「歴史」を正しく?認識すれば、そんなね?・・・「不敬」だの、「直訴」だのといった大騒ぎが


バカバカしく思える


・・・と、いうことです。はい。







人間ナメんなよ!


でわっ!