2011年11月2日水曜日

政治家よ嘘はつくな

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 TPPの話になると農業分野が取り沙汰されるワケですが、TPPの範囲は農業分野のみに止まりません。が、何故だか農業分野がマスコミ、推進論者の槍玉に上がるのは、ある種の情報操作だと思うんですケド。


【TPP】 中野剛志がブチギレているホントの理由 【良く知らない人向け】



 中野センセエもTPPと東北の被災地復興の関連性に言及していますが、フツーの感覚を持っていれば、


何かオカシイぞ?


・・・と気付きますよね?どう考えても放射能汚染とは別に、津波被災地での復興事業が遅すぎます。「日本赤十字」に集まった義援金も、イッタイどこへ消えてしまったのか?

 しかも許せないのは、庶民を謀ってまでTPPに参加しようとする連中が、政治家の一部に存在するという事実ですよ。ええっ!? 


<転載>

廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ

423:TPP:公的医療保険も対象と発覚

<抜粋>


重大な事実が分かった。


国民向けTPP資料には、「公的医療保険制度は(TPP議論の)対象になっていない」と明記していた。我々議員にも繰り返しそのような説明がなされていた。医療保険制度自体を交渉するTPPの「金融サービス分野」では議論の対象とはなっていないというもので、実は別の分野である、「物品市場アクセス分野」で取り上げられる可能性を厚生労働大臣が認めたのだ。ではこれをいつ認識したのか。

なんと、9月16日に「米国政府が公的医療保険の運用で自由化を求める声明」を、大臣は外務省を通じて受け取っていたのだ。


受け取っていたじゃぁないかっ!!!!!!


今迄、何十時間とPTで議論してきたことは何だったんだ??これ迄の議論は、国際協定であるが故、我々も外務省との質疑を中心に行っていた。きっと、外務省は黙っていたのだろう。一方の厚生労働省としては、懸念表明をしたかったが其の舞台がなかったと言い訳もしたいのだろうが、それは許されない。国民を欺くとはこのこと。違う器を指差しここにはありませんが、こちらに入っていますというものである。こういうやり取りがPTや委員会で繰り返されるから信用できないのである。また、薬価決定方法について交渉対象になる可能性について認めた。

明日厚生労働省の役人を呼んでこの2点について事情を聞くこととしている。厚生労働委員会でも質してみようと思う。

</抜粋>

米国・シカゴにおける反TPPデモ 2011年9月

</転載>


 アメリカ国内にもTPPに反対する勢力がありますが、日本では一切報じられません。TPP不参加でオバマ大統領ががガタガタ言うようなら、直接アメリカの庶民に理解を求めるぐらいの気概を見せろと思うのですが、考えてみれば今、ちょうどイイ具合にウォールストリートが盛り上がっているワケでしょ?


OccupyWallStreet


 このムーブメントに便乗しない手は無いでしょm!。アメリカが日本にTPPへの参加圧力を掛けるために仕組んだのかも?・・・と、妄想を逞しく働かせもしましたが、であっても、それを逆に利用するぐらいの高等戦略(トリプル・クロスカウンターのような・・・)を思いつかないようじゃ、時代の荒波の中で日本丸は沈没してしまいますワ。


 「Occupy Wall Street」のスローガンは、格差是正。1%の富裕層の横暴を許すな。失業者に仕事を。・・・ですよね?そこで、TPPが締結されたとして、それらの問題は解消されるのか?ワタシにはそうは思えません。依然として大企業、金融業のみが美味しい思いをするだけで、アメリカ国内の雇用が改善される見込みは低いのではないか?・・・と。

 であればですよ?TPPによって日本の国力が殺がれるよりも、日本企業がガンガン現地生産して雇用を増やした方がよっぽどマシというのが、ワタシの理屈なワケです。


<転載>

米国で「最も信頼ある車」トップ10を日本車が独占
2011年10月26日09時51分

<抜粋>

最も信頼ある車 トップ10

1位 トヨタ・レクサス CT200h

2位 ホンダ・CR-Z

3位 日産・インフィニティ QX56

4位 トヨタ・サイオン xD (日本名はトヨタ・ist)

5位 トヨタ・ハイランダー (日本名はトヨタ・クルーガー)

6位 トヨタ・レクサス ES

7位 日産・タイタン

8位 ホンダ・フィット

9位 トヨタ・プリウス

10位 トヨタ・RAV4

最も信頼がない車 ワースト10

1位 ジャガー・XF

2位 ジャガー・XJ

3位 アウディ・Q5 (V6)

4位 シボレー・シルバラード

5位 GMC・シエラ 2500

6位 日産・Z(日本名はフェアレディZ)

7位 フォルクスワーゲン・ルータン

8位 フォード・エッジ (AWD)

9位 ミニクーパー・クラブマン S

10位 リンカーン・MKX (FWD)

</抜粋>

</転載>


 日本国として、同じ人間として同情するのは、


オバマ大統領の面子


・・・ではなく、日本以上?に不景気で苦しんでいるアメリカの庶民なワケでしょ?

 そこで大至急アメリカの格差是正運動に合流して、例えばロン・ポール議員とかと共闘を組んで(どうですか?中野センセエ?)、大企業による利益の独占に繋がるだけの「TPP」をブッ潰す!・・・と。で、その後で、今回TPPに参加予定だった国々とは個別に交渉を進めるのが良策かと。


ロン・ポール議員の発言集『Stop Dreaming』(日本語字幕埋込版)




 いずれにせよWTOという既存の枠組みがある中で、TPPという個別の枠組みを更に設ける必然性がイマイチ理解できませんので、誰か教えていただきデス。はい。


でわっ!